9月28日 (月)  前住職を病院に

今日は早朝より坊守は別院の仏教婦人会大会の係で留守。
先日来、おしっこが出にくくなった前住職、夏休みで帰省している長女と協力し病院へ運んだ。
近くでお世話になっている国枝医院の先生から、紹介状を貰い泌尿器科のある平野病院へ行って看てもらった。

CTを撮り検査の結果、前立腺が巨大化しほとんど流れ出ることが不能の状態らしい・・・・
結果、袋をぶら下げ24時間自然に排出されるようにしてもらった。
これで下腹が腫れ上がり苦しくなることはない、普通の食生活で良いとのこと、チョッと憐れだが致し方ない、本人も納得してくれたのだから。

さて、父親と診察室の前で待っていると、オバサンがにっこり微笑みながら、にじり寄ってきた。
頭の中のベーターベースが検索モードに入っているが、門徒でも知りあいでもない顔だ。
と、唐突にバッグの中から一枚の紙を出し
「どうぞ、読んで下さいね」
とやさしい感じのリーフレットを渡された。
裏表紙の下段には「T理教:URL」が小さな字で印刷されている。

噂には聞いていたが、病院での新興宗教の勧誘に出逢ったのは初めての経験だった。
待ち時間も長く退屈だったので、「おたく達は150歳まで陽気暮らしなんですよね・・・」と話しかけた。
真顔で頷かれたときには、こういう場所で自信を持って勧誘する信念、うかうかしては居られないとまたまた考えさせられた。

そういえば、この病院に来る前に行った国枝医院の待合室で顔を合わせた門徒のSさん、真宗講座に来るよう勧誘したが、もう一押し二押しして必ず本堂に座らせるよう策を練らねばと一段とやる気を起こしもしたことだった。


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