1月14日 (木)  報恩講第一日

けさは暗い内から雪が心配で寝床で悶々としていると、消防車のサイレンが遠ざかっていく・・・・どこだろうかなぁと、また眠りに入りかけた時。
役場の広報拡声器からサイレン、しかも気合いが入った鳴りよう。
サイレンが鳴り終えたので、耳を澄ませていると、チャイムの音とともに
「只今、本巣市中島、庁舎南にて建物火災発生・・・・」
なに?中島、庁舎南といったら正尊寺もその範疇に入るではないか。
あわてて、窓から体を乗り出して見ると、火の手は見えないが、すぐ下手のご門徒さん密集地に赤色灯が集結している。
早朝5時すぎ、作業着を着て長靴を履き、夜明け前のジョキングに飛び出した。

現場まで走ると、建物には違いないが、ビニールハウスの前を消防士が行き来している。
尋ねれば、ボイラーの煙が異常に出ていたらしく、誤報とのこと。
最近は携帯電話から気軽に119番があるらしい、良いような悪いような。
ともあれ火事でなくて良かった、おかげで早起き寒さで頭は超覚醒、報恩講準備の最終確認が早めに出来た。

報恩講初日は心配したほどの大雪にはならなかったが、ちらちらと風に乗って舞う雪はくせ者である。
向拝の縁にまで雪が積もる、雪国なら雪囲いだろうがそんな仕掛けはない。
階段に雑巾を並べ、各自セルフサービスで自らの進入路を拭き上げ上がってきて貰うことにした。

寒波でお参りは少なめなのが、ご講師に申しわけないが、いつものように高田先生身近な例話でご法義を伝えてくださる。

明日明後日は皆さん必ずお参りして、最低一座のお聴聞を致しましょう。


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