2月25日 (木)  のどかな野辺送り

2月末は少し休みたいと、3日ばかり空けてあったが、見事に和歌の浦和になってしまった。

きょうは、本巣北部の鍋原で葬儀、故人のたっての遺言でこの地区久々の野辺送りになった。
新人法務員くんは土葬を知らない、時間はあるのだからカメラを持たせ、のんびり野辺送り中抜けすることなく、ゆっくりお勤めした。

裸足に白鼻緒のワラジ履きの孫達が、輿を担ぐ姿はいかにも微笑ましいが、慣れない作業結構しんどそうだった。

山間の墓地、立派な龕薦堂(がんせんどう)の入口には六道を越える6本の蝋燭、お取り持ちが慌てて点燭、いかにもアットホームな準備で行列が進む。

龕薦堂では、見たくない旗(住職の悪筆)が棺をデコレーションして、最後のお勤めとお焼香、そして埋葬。

近所回りのお取り持ちで手作りの葬送、お婆さんの遺言だが、還相の菩薩となって働いて居るなぁと感じられる、久々にホッコリさせられる葬儀であった。


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