4月5日 (月)  凡人は筆をえらぶ

弘法は筆を選ばずという格言があるが、アレは間違いだと思う。
やっぱり良い筆で書くと、悪筆も多少はカバーできると思う。

そろそろ、4月10日に迫った上棟式で奉納される棟札を書かなければならない。
一昨年、美山町北山で切り出されたスライスした長さ230センチの立派な板、書き損じは許されない。

正尊寺役員と建設関係者と協力企業70名ばかり、棟札として後世に残すために奉納するだけに、格好良く書きたいと思うのは住職の性・・・・
西郷の法事の帰り道、書道用具屋さんへ立ち寄った。http://www.ac.auone-net.jp/~ohtendou/index.html

実際に墨を付け書いてみないと良し悪しが分からないので、とりあえず高い物から順に4本購入、結構な出費となったが、孫の代に笑われてもいけないので、ここは気張った。

家に帰り、それぞれテストしてみると、1本を除きやはり書き味は値段と比例した。
弘法は筆を選ばずとはいかないことが明白となる。

赤色の「朱丹」と名のある¥3150が一番書きよい、あとの3本は余分の出費だがこれとて書き味は悪くない、普段になら充分使える。

ともあれ、庫裡の建て方も順調、お大工さんに負けないように明日はこの朱丹を使い棟札に取りかかろうと決めた。
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