8月25日 (水)  再び唐長へ

昨日の庫裡建設打合会で、設計士や電気屋さんからの要望と質問を携えて、再び京都北山修学院にある「唐長」へ行った。
急遽の面談予約で午後5時からの約束、午後から出かけたが時間に余裕が有りすぎなので、竜王ICで降り、開店間もない『三井アウトレットパーク滋賀竜王』へ寄ってみたが、さすがに開店一月で夏休みでもあるのでえらい人だった。
http://www.31op.com/shiga/
2時間ばかり見て回り、特売の品一つ二つGETし、京都市内を避け琵琶湖畔から大原を抜け唐長に定刻到着。
http://www.karacho.co.jp/contents/syugakuin02/info.html
先客がまだあり、応接間が塞がっているとのことで、工房2階の現当主プライベートルームでの相談となった。

庫裡玄関吹抜に吊す天平大雲(てんぴょうおおくも)のシャンデリアについて取り付け方など再確認し、正式に制作して貰うようにお願いした。http://blog.goo.ne.jp/kiratoto/e/af54b1b17720b36c8ddc5b9352f14876
次当主のトトさんも180pの照明は初めての制作らしいが、北山萬殊院の唐紙のように、300年たっても凛とした文様が残るものを作りたいとの意気込み、嬉しくなった。

それと悩んでいた、2階座敷の床の間横の押入襖、御当主の書斎にある様々な色合いのサンプルを見せて貰い、南蛮七宝模様の白地と黒地の二種類ツートンで貼ることにした。
http://blog-imgs-15.fc2.com/t/o/k/tokidokikyoto/karac7.jpg
トトさんにはこちらの思いと、使われる部屋の環境を説明し、それに合うキラの配合など微妙な色合いはお任せで制作して貰うことに決めた。

やっぱり、京都まで走ってきた甲斐が有った、100年以上経っても納得のいくアイテムになりそうだ。

帰り道も琵琶湖畔の夜景を見ながら、雷雨が落ちつく頃合いを見計らってボツボツと帰ってきた。

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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