9月13日 (月)  京都の塗師屋さんへ

先週末、京都の鷲見法衣仏具屋さんから、制作を依頼した庫裡のご本尊が塗師屋さんの作業が終わりそうだと連絡を貰った。
今週、京都へ行くには今日しかないと段取りをして、塗師屋さんへも連絡を入れて置いてもらった。

ところが、緊急事態だったが少し早めの開式で、ダッシュで往復すれば塗師屋さんだけならいけると、お昼から車を走らせた。

山科の迷路のような細道をかき分け、邑田漆芸をなんとか見つけ、若奥さんからいろいろ話を聞くことができた。
正尊寺の阿弥陀さんはすでに4回の塗りが施され、ムロという押入のようなところで乾燥されていた。
袖の内側はすでに金泊が貼れれて有ったが、お身体は真っ黒、下地のこうした姿は今週までだそうで、もうすぐ北村箔屋さんに渡り金色にお化粧される手はずだそう。

塗りと研ぎを繰り返した漆黒の漆姿もまた有り難かった。
4階建ての工房もすべて案内され、漆工程の説明を受け、10年前本堂のお内陣の修復が思い出された。

約1時間の滞在であったが、とって返し名神を岐阜に向かった。
午後6時からは別院でキッズサンガの役員会、自分の宛がわれた仕事についても多いに議論がなされ、あわてて帰って来て良かった。
http://gifukids.exblog.jp/
http://gifukids.namaste.jp/index.htm

意義ある会議であった。


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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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