11月1日 (火)  美濃四十八座 善徳寺

昨日、現地学習時間を取ったツケは今日に持ち越し、法事2軒とお取越5軒、まずまず忙しいが一筆書きの道順で岐阜の市街を纏めてあった。
そこへ、大野と揖斐の境にある松山斎場での葬儀が飛び入り、初七日も頼まれ岐阜の街と揖斐怒濤の2往復、チョロQはアクセル全開、落ち葉マークを抜かしまくって何とか夕方6時半すべてのお参りを終え帰還した。

ヤレヤレ法衣を解こうとすると、坊守がこれまた怒濤の如く大騒動の顛末を話しかけてくる、今日は善徳寺さんの真宗講座2人でお聴聞のつもりがそれどころではない状況が判明した。

お隣のご主人が夕方意識不明になり、救急車で大学病院に搬送された、昨年の前住職の大騒動と同じ、心配でかなわぬと・・・・・
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お隣は奥さんも救急車で一緒に病院へ、どうしたものか待機をしているとのこと。

と、要領を得ない状況説明を聞いているとき、電話が・・・お隣の奥さんからだった。
「ご心配をかけましたが、いま主人と帰ってきました」とのこと、電話を切るや否やお隣に走った。
台所にはいつもと変わらぬご主人の姿「脳梗塞じゃ無かった・・・」低血糖での意識不明であったそうな、糖尿病でもあるまいし狐に摘まれた話だが、元気に帰還の姿を確認しヤレヤレ、ひと安心することができた。

うちに戻り坊守に、仕切り直しでお聴聞に行こうとダッシュで準備し、穂積の善徳寺さんへ向かった。
ここは変則の午後7時始まりだが、総代さんが受付を守っておいでる、坊守はちゃっかりハンコももらい本堂に入った。
美濃四十八座はどこも満堂、既にご法話は始まっていて、埼玉から来られたご熊原博文師の本願他力のお話し、何が起こるか解らない人生に、間違いの無い働きのお話し、お隣の大騒動も頭に置きつつ聞き入った。

他力義のお話しはどんな時もありがたく聞けるのがうれしく思った、四十八座のご縁であった。

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