1月21日 (土)  お世話になったおばあさん

今日は庫裏で隣のおばあさんの葬儀があった。
百歳まであと6ヶ月、子どもの頃から可愛がってもらっていたおばあさんで、百歳のお祝いはしてもらえる方だと思っていたが、寂しいことである。

お通夜は自宅でされたが、葬儀はお寺でと生前予約のように頼まれていた。
朝8時には町内のお取り持ちが集合、班長の進行で、ご当家からお願いの挨拶があり、昔ながらのお斎作りから始まった。

町内には輪島塗のお膳セットが伝承され、報恩講と同じように、大広間の半分を使いお斎がだされていた。

お隣はかれこれ60年お葬式を出したことが無く、しばらく法事も勤まらず、孫や曾孫勢揃いを見たのは初めて、大勢の子供たちに見送られるおばあちゃんを見ていて、ほんわかしたものを感じた事だった。

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