10月30日 (火)  北山のお取越とお聴聞

10月のお取越の締めくくりは北山方面、例年より一週間早くの参上である。
行きがけの道路気温案内では11℃、チョッと秋らしくなった山々であったが、円原の村の山がやけに赤かった。
7月に火事あがったそうで、一軒まるっと焼け山に燃え広がり、あわや9戸しか無い集落全体に燃え移るところだったと。

円原は北山最奥地の集落、消防署からは10q以上タイトな山道、消防車が到着するまで30分以上かかる。
消火栓を自在に扱える若者も無く、ほんとうに恐かったそうだ。

そんな話や、鹿とぶつかり車を廃車させられたとか、巨木の切株は要らんかな、などなど聞きながら秋晴れの北山門徒のお宅9戸廻り。
武芸川から三輪を抜ける真っ暗な県道、猪鹿の飛び出しに注意しながら、午後7時各務原の専琳寺さんに到着した。

美濃四十八座、夜のお座だが満堂、正座して講談のようにされる仏事作法のプレゼンテーションは楽しいく、広島からワゴン車でお越しのタフな岡本法治先生の法話、聴き応えがあった。

岡本先生は説教の終わりに鳴り物を出し、リズムを取って称名念仏の大合唱、これも有りだなと考えさせられた。

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