3月1日 (木)  物を大切に

いよいよ3月、日差しも春めいて寒さも和らいだ。
そろそろ、大遠忌に向け舞台裏の準備作業も進めなければならない。
庫裏解体から物置状態になっていた本堂の南落間(おちま:内陣南横の部屋)を片付けにかかった。
裏廊下に置いてある供華の箱何とかして欲しいとの院代からの頼み、見れば底が抜けぼろぼろ、今様の収納棚にでもと思ったが、天保14年から使っているようだ・・・・
1843年、江戸時代末期から170年も使っている勘定、ホームセンターで金具を買い木工ボンドと併用で直してみた。
木製は素人でも何とか治る物である、あと30年くらいは仏具の収納箱として用を足してくれるだろう。

落間も15年ほど前に敷いたゴザとカーペットをめくると、無傷の畳が出てきた。
ここでお習字やお絵かき、子ども達が畳を汚さないようにと養生のために敷いたが、今はそうした部屋として使うことが無くなったので、畳の部屋に戻しことに。
今度の法要では前夜の子ども大遠忌の時、アトラクションの大紙芝居の楽屋にして貰う段取りだ。
http://yukikurage.at.webry.info/201203/article_1.html

こうして準備に追われる陽が知かずいてくる。

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