7月11日 (水)  第53回真宗講座

満11年になった正尊寺真宗講座、思い起こせば直球勝負で寺が倒れるならそれもしかたないだろう、と持てる智慧を振り絞り、将来像も想い描きながら始めたが、途中経過は考えた以上の成果をあげている。

雨模様のウイークDayだが、200人分の椅子は殆ど埋まる、しかも正尊寺門徒以外のビジター聴聞衆と多くのお坊さんが門徒の姿で聴衆の中に埋もれている。
そこは、ご講師を介して阿弥陀様の救いが直球ストレートで、すべての聴衆の心の中に吸い込まれていく。

今回のご講師は鹿児島県川内市から、1000qの移動をして来てもらったK藤先生、隣寺の若いご院さん2名を伴っての訪岐であった。
しかも、聞けばその若い二人のお坊さんは、住職が世話になった山口市のK野住職の甥御さん、美濃四十八座に大変興味があったそうで、見学がてら本巣までお聴聞においでたのだ。

真宗講座をお寺の再生の旗印として進める岐阜の真宗寺院、聴聞の場をいかに充実させ活気あるものにプロデュースするか、真剣に考え悩む坊さん仲間の姿を見て、鹿児島でも新たな発信が始まりそうで、うれしかった。

10回出席の入門課程修了表彰者が330名に達したが、全門徒の人数から考えるとゴールは遠い。
仲間が増え、アイデアも色々教えられる、とりあえずの本堂満堂という短期目標はクリア、庫裡サテライト会場も一杯にして、全門徒が聴聞の場にいつも座るようなるまで息は抜けない・・・・・ちょっと辛いかな。

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