9月22日 (土)  冷や汗の永代経初日

朝夕は涼しくなったが昼間はまだまだ残暑厳しいなか、彼岸永代経の第1日目となった。

午後1時太鼓堂から法座の合図を送るが、参詣者の姿が見えない、30分が経ち定刻になっても本堂はまばらである。
10分開始を遅らせてのお勤めとなった。

お勤めが終わると坊守が飛んできて、
「先生がまだ来てみえん・・・・」
院代くんが
「モレラ渋滞にでもはまっているのでしょうかねぇ?」
と皆で心配試合ながらも、ともかく参詣の人を庫裡へ誘導しゆっくりお茶を飲んでもらうように指示。

それから、ご講師のお寺に電話した。
ところが何度掛けても、呼び出し音が空しく鳴り続けるだけ・・・・
メールを打っても following addressesで跳ね返ってくる。
携帯の番号は知らない、どうした物か・・・・
ご講師の先生の携帯知っていそうなところを探し、あちこち電話をして携帯の番号をGetした。

そこへ掛けると、懐かしい先生の声
「今どちらですか?」と尋ねると
「車で鯖江に向かってます!」

事故でも無く、お彼岸の日にちを間違えておいでることが判明、ヤレヤレであった。
秋彼岸のお中日(秋分の日)が変動するのは133年ぶりらしい。
正尊寺の彼岸永代経はお中日から3日間と明治29年から決まっているが、秋の永代経は9月23日から移動したのは初めてのことになるかも知れない。
春は閏年事に変わるので、ご講師には毎回「お中日からです」と念を押すが、秋は毎回同じ先生なので油断をしていた。

状況が解ればしかたない、40分ばかりゆっくりティーTimeをしてもらったていたので、1時間ばかり住職がお詫びをしつつお話をして、急場を凌いだ。

ちょうど小学校の運動会と重なり参詣者が少なかったのは何よりだったが、明日(23日)からは間違いなくご講師先生来て頂けるます。

お斎も両日準備します、ぜひぜひお参りして下さい。

さて、夕刻から山間部で門徒のおお通夜を済ませ、途中で猪さんと鉢合わせしながらも、岩利の正蓮寺さん前住様のお通夜に参列した。
明日の葬儀はどう考えても参列できないので、ご住職のお詫びをしつつ、お世話になった大先輩への今生のお別れをさせてもらった。

ともあれ、冷や汗だらけのお彼岸のお中日となった。

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