9月28日 (金)  神戸から岩国へ

早朝6時45分、快晴の朝日を浴びながら本巣縦貫道で、総代さん3名と真っ赤な岐阜バスに乗り込んだ。
例年の中川北組研修旅行、今年は兵庫県神戸市のモダン寺で知られる、神戸別院へ参拝し阪神淡路大震災のメモリアル防災センター見学の予定だが、縦貫道を南下していくとバスは満員、明日から始まる岐阜国体のために観光バスは全て県が抑えているようで、今回の研修で増車することが出来ず、49名満員での計画となったそうだ。

ともあれ、人数が多いとバスの乗降にも時間はかかる、予定より15分ばかり遅れてのモダン寺到着となった。
昭和の恐慌のさなか建てられた初代モダン寺、阪神大震災のさなか建替え中だった今のモダン寺、時のうつろいと本願寺の栄枯考えさせられた。
本当は終日この研修会ではスタッフ的に働かねばいけないのだが、モダン寺でバスを見送り研修旅行から離脱した。

昨夜、坊守の妹が嫁いだお寺の前住職が亡くなり、明日明後日の通夜葬儀の連絡が入っていた。
今週末も法事や何やらで住職まったく身動きが取れない、葬儀は坊守と京都に居る若院が参列する手はずにしたが、この義妹お舅さんはただの親戚なく、かつて本山の少年連盟理事長として長年ご指導していただいた、大先輩でもある。
一目お別れがしたく、組長さんに詫びをいれ、研修旅行を途中退場して、新幹線で山口県岩国へと弔問に伺うこととなった。
岩国の養専寺では、四国の今里前理事長や連盟史編纂委員長だった長嶋先生も坊守さま同伴で駆けつけられて、往年の元浄体制の少年連盟について思い出話しに花が咲いた。

懐かしい話ではあるが、何ともさみしさを胸に、電車を乗り継ぎ深夜岐阜に帰ってきたが、いかにも長い一日だった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
-------------------------------------------------------------

20120928-1.jpg 20120928-2.jpg 20120928-3.jpg