1月18日 (金)  再び敦賀へ

10日前全焼した福井県美浜町西誓寺、その時ご本尊を本堂に取りに入られ亡くなった熊谷住職の通夜が営まれた。
寒気団も南下し荒れ模様の北陸、T院代さんを運転手に頼み、岐阜教区キッズサンガアドバイザーを代表しM上先生もご同伴で、午後3時半余裕を持って敦賀を目指した。
やっぱり県境の八草峠付近は道路にもしっかり積雪、「帰り道はここを通らんようにしよう」と話しながらボツボツ走ったが、思ったより時間のロス無く敦賀に着いた。
雪は降っていなかったが、葬儀会場となっている隣寺の妙寿寺さんの廻りの道路は踏み固められた雪でまっ白。
ドライバー付で来たことは正解だったが、雪駄に日常の法衣、北陸を意識せず来てしまった事へ後悔もしつつ、開式1時間前の本堂に入った。

この辺りでは、お通夜の開式前にお焼香し、親族にご挨拶するらしく、早めに到着は直接お悔やみも伝えられてよかった。

本堂余間の一番奥に座ってしまい、堂内の様子はよく見えなかったけれど、お焼香の列が開式1時間前から途切れること無く、ほんとうに大勢の方々が参列されていたようだった。
お導師のご住職の話では、門徒20戸での再建はたいへん厳しので、参列者への協力を仰いでおられたが、その話の中からも熊谷さんが如何にご法義繁盛のため頑張ってこられたかしみじみと感じさせてもらった。

最後の若さまの挨拶は、涙ながらに聞かせてもらいながらも、お父さんの志を継いで西誓寺を再建し、念仏の興隆のため進んで行ってもらえることを確信でき、この場にお参りさせてもらって良かったと、感じ入った。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
-------------------------------------------------------------

20130118-1.jpg 20130118-2.jpg 20130118-3.jpg