9月20日 (土)  明日ありと、の句碑完成

今月16日から工事にかかっていた、境内経堂脇の句碑が完成した。

『明日有りと思う心の仇桜
 夜半に嵐の吹かぬものかわ』

親鸞聖人が9歳で京都青蓮院の慈円和尚から得度(お坊さんになる儀式)を受ける時、夜だったので日延べしようと言われ、すぐにして欲しいと思い歌われた和歌である。

真宗講座150回聴聞され、自ら米寿の誕生日に合わせ、この和歌をこの参道を通る門徒皆で、お聴聞の大切さ素晴らしさを肝に銘じたいと建立された。

この依頼を受け、真宗講座を運営する住職の思いとK山氏の思いを、短文に現し石碑の裏書きとして、参道からよく見える所に建立した。

もう少し歳をとったら、暇が出来たら、都合が合えば・・・
お聴聞の機会を先送りする言い訳はどれだけでも出てくる、命のともしびは自分の都合通りにはならない、明日は無いかもしれない、いま安心をいただかねば。

正尊寺へおいでの時は、そんな意味でこの句碑を読んでもらえれば・・・

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