3月4日 (水)  羽を伸ばすが

せっかく山口県まで車で坊守と行くのである、今週は土曜日まで法事を請け合わず、藤原法務員が庫裡で留守番しながら生活するように段取りしてきてある。
信光寺さんへのお礼参りが済んだら、あてどなく中国山陽地方時間の許す限り回りながらの旅行をすることになった。

まずは、嘗て本巣に転勤で住み、子供が同級生の縁で時々正尊寺へも手伝がてら里帰りのようにおいでるWさんと連絡を取り合い、山口のナビゲータをしてもらった。

美濃四十八座でも人気の布教使さん福田康正先生が、よくお話しされる、ただで渡れる日本一長い風光明媚な角島橋梁を渡ってみたいと、本州最西端を目指した。
橋を渡る前に、福田先生の専福寺さんへダメもとで参拝、超多忙な布教使さんなのに、たまたま午前中は暇していたとご在宅、突然の訪問で驚かれたが、お茶までご馳走になりお寺の由緒や伽藍を隅々まで見せた貰えた。
伝統のあるご法義地、本堂や座敷の調度にその土徳を感じることができ、先生の法話の味わいの原点感じさせてもらった。

角島から青い海にかかった大橋梁、その向こうに2軒並んだ伽藍がみえる、話だけでなくやっぱり現場を見てみることの味わいを感じたことだった。

ところがこの本州最西端に付くやいなや、携帯が鳴り留守番から緊急事態の連絡・・・・
車で走りながら、傍らの坊守にラインを使い、法務員と連絡、法要帳や門徒帳を写真で撮って送らせ、通夜葬儀の段取りである。
こうして走りながらでも、車の中が寺務所になる、便利な時代である。

休暇はあと半日となった、翌日の段取りを考え少しでも東に戻ろうと、広島県へと向かい坊守達どうしても行きたい竹原市で宿を探した。

若院がこうして遠くに居る間は、なかなか予定の休暇が貰えない、やっぱり弾丸旅行になってしまった。

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