3月6日 (金) 元総代さんの逝去 平成20年度から2年間本部委員長に就任し、現在の庫裡新築への道筋をつけられた、O野氏がが逝去された。 ちょうど出先の山口県でその訃報を聞き、お通夜に間に合うように取って返してきた。 葬儀会館ホールの入り口には、裃姿で御遠忌の稚児行列で仏旗を掲げ歩かれる姿や、住職が若年で法事参拝した写真などが、メモリアルボードに写し出されていた。 テーブルの上には勲章の賞状と、真宗講座108回満願成就の認定証が飾られている。 真宗講座へは第3回目から欠かすことなく聴聞に励まれ、108回終了は第3番目となって正尊寺門徒のお手本となる総代さんであった。 80代後半に車の免許を返納され、糸貫から5qの道のりを電動アシスト自転車に乗って、嬉しそうに山門をくぐってこられる姿は忘れられない。 総代会では「ご院さんが真宗講座で頑張ってもらっているのだから、立派な庫裡に住んでもらいたい」と庫裡新築の口火を切られ、そのお陰で現在の庫裡建設がなった。 そんなご恩を思いながらの葬儀だが、親鸞さまが明法房の往生を慶ばれた心境を思い起こしながらのお勤めで、清々しくも感じたことだった。 ------------------------------------------------------------- コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉 ------------------------------------------------------------- |