9月2日 (水)  中川北組の研修旅行

未明から雷が鳴って土砂降り、憂鬱な朝だった。
6時20分お寺の西の縦貫道で、総代さん4名とバスに乗る頃には多少小止みになったが、傘を持っての旅行は気が重かった。
今年の組研修旅行は京都本山、午前中は小堀仏具の工房を訪ね、仏壇の製造過程と金箔押しの体験をする行程だった。
9時半京都山科のバスのドライバーが難渋するような細道をたどり、雨の上がった工場に到着した。
社長さんを先頭に大勢の社員さんが我々の研修に動員され、木地・漆塗り・金箔押しと仏壇のできる職人の行程丁寧な説明を聞きながら30分程見学した。
今学の後は1時間かけて金箔押し体験教室と、小堀社長によるプレゼンテーション。
別院本堂の修復中仏具なども確認でき、職人の手間仕事皆さん良く解ってもらえたようで、有意義な工房見学であった。

お昼前には本山に到着し、聞法会館地下食堂での早めの昼食。
今日は全国からたくさんの念仏奉仕団が入っており、いつもは勤式生用の場外特別席だったのが可笑しかった。

午後からは総代さん方の帰敬式、9名が受式され後は組の様子を見学するというプログラム、皆さん良い経験をされたようだった。

雨が上がり蒸し暑くなった京都、書院や飛雲閣の参観、案内職員はおらず声張り上げての説明役にはまってしまい、大汗掻いての本山参拝研修となった。

ともあれ、毎年の組費帰り研修、だんだんと訪問地が無くなる中の計画、組長さんお疲れのことであるが、今年も皆さん意義有る研修旅行だと喜んでもらえ、有りがたかった。

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