7月15日 (金)  正尊寺妙好人の葬儀

15周年真宗講座が終わった翌朝6時ころ入電、これはと思い受話器を取ると予感的中、かねてより知りおきし緊急事態の連絡だった。
今日は12時過ぎには京都本山到着、明日の昼間では缶詰・・・・弱ったなと話を聞いていくと。
まだ、施設で息引き取ったばかり、庫裡での葬儀ができるかの確認も兼ねての連絡であった。
14日通夜15日葬儀、枕経は院代さんで結構、と話が決まり、安心して本山へ向かうことができた。

前住職と同級生で生涯聴聞に励み、信心獲得されたと解る数少ない門徒さんであった。
その往生は記念の真宗講座が終わった翌朝、念願通り葬儀はまだ講座の息吹の残っている庫裡広間で、しかも住職の公務には差し障りのない時、さすが一二三さん、と研修を受けながらLINEで段取り指示しながら思った。

思い返せば真宗講座の立ち上げ、誰よりも喜んでもらえたのか一二三さんとその奥さんで、10回表彰も第1号だった。

その事を掲載してた寺報↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/sp/jiho20


その後も聴聞を続けられたが、毎回志納箱には法外な財施もし続けて貰え、住職としては真宗講座を継続できる原動力ともな人だった。

平成21年10月には80回表彰も受け、
http://www.shosonji.or.jp/new/09-10koza/s-13.jpg
一緒に写っている浅川さんと一緒に参っておいでたが、ここ4年程前からDayサービスに行かれるようなり、お参りが困難になっていかれた。

平成20年11月号の『御堂さん』にも、一二三さんから聞いた話を法話にして投稿もした。
http://shosonji.sakura.ne.jp/sp/08-11midou

本山へ行っても現場住職として、大きな顔をして発言できるようお育てをしてもらった事を振り返り、『98年の生涯ありがとうございました』と思いを込め導師を勤めあせてもらった。

葬儀を終えてからは、ライフワークで一二三さんが残したメモ書きの整理しなけらばとも考えることだった。

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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