7月25日 (月)  発見

10日前正尊寺庫裡で葬儀をして見送った(7月15日の住職雑記に報告)、一二三さんの二七日に参ると、仏間横の部屋に大学ノートが何冊も広げられていた。
遺品の整理をしていたら出てきたとのこと。

葬儀の折、喪主さんは「オヤジ、新聞折り込みの裏になにやら書いていたが、みんな捨てたと思う」と言われ、心配していたが、チャンとメモ書きを清書して残してあった。

ノートを手に取りめくってみると、日付が入り毎日その日のお味わいを書き綴ってある。
法悦を書き記してあるだろうな予想していたが、日付付きとは想定以上である。

いずれ、テキストファイルにして日付と正尊寺真宗講座のお聴聞の日を合わせながら、整理していくと・・・・・ワクワクする。

さすが、一二三さん住職にしっかりと仕事を残して逝かれた。
正尊寺妙好人として世に出すも出さないも住職次第と云ったところだろう。 
まだまだご恩報謝をしなさいというご催促だろう。

そんなことを考えながら、午後一で別院の公聴会に出席した。

本山と教区末寺との距離を縮めるための施策だろう、運動や財政の意見収集・・・・午前の発見からすると、何か違うぞと思わずにはおれなかった。

親鸞聖人の門徒を預かる末寺は、弥陀の働きである念仏慶べる環境整えることではないだろうかと。
それをせず、平和運動や経営基盤なんて話しは、親鸞聖人の門徒から離れられていくような気がして成らなかった。

本山お偉い様、これからも時々公聴会続けて行くと言われるが、当て職で最前列に座らされている身としては、忙しいのに堪忍してもらいたいとも思ったことだった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
-------------------------------------------------------------

20160725-1.jpg 20160725-2.jpg 20160725-3.jpg