2月11日 (土)  在家法座の辛苦

今日は雪も降り法要も飛び回りながら時間に追われた、最終6時からの法要が気になりながらであった。

この地には『和敬会』とい有志の在家法座が60年以上前から有った。
会員の家を持ち回って、京都からご講師を招き2日間の法座を立てておいでたが、数年前一応解散し法名軸を正尊寺に預けに来られた。
しあし、14家のなかでお浄土に出発された方が出ると、法名軸に書き足しお勤めしたいとの申し入れで、本日法要となった。

お勤めのあと、法名軸の裏書きなどを皆で確認し、往時を懐かしみながらの法要となった。
かつては、それぞれのお宅家族総出での準備と法要、そんななかで次世代に教えが伝承されたのだが、こうした会ができなくなると言う事は、自然とご法義の伝承もできなくなる。

未来を思うと心細くなるが、正尊寺がある限り門徒さんへは法義相続の方法考え続けねばと新たな思いにもなった、法要であった。

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