3月3日 (金)  露天のお勤めで冷えた

風が有って寒い日、辛いお勤めが続いた。
一週間前、新聞にも大きく取り上げられた工場事故、かつての社長さんが正尊寺門徒で有ったご縁で、事故現場で追悼法要をしたいとの依頼。
ご本尊と三具足を貸出、お参りに出かけた。
到着するとこの工場の従業員70名以上が全員焼香したいとのこと、香炉の数も無くゆっくり30分程かけけて阿弥陀経をお勤めした、何の防寒対策もせず臨んだ露天のお勤め身体の芯まで冷え切った。

もう一軒の露天法要は大野墓地でのお勤め。
通路も無く不規則に並んだ広い墓地、そこを縫いながら移動中に気になる墓誌を何個か発見。
先祖代々浄土真宗の法名が刻まれているのに、近年亡くなられただろう方の法名だけ宗旨替だろうか?
親鸞聖人以来、我々浄土真宗門徒は阿弥陀様の願力で、お釈迦さまの弟子の位に就かせてもらった証しとして、法名には必ず『釋』の字を付けてもらえる。
所がこれらの墓誌の法名から「釋」の字が抜け落ちている・・・・
同行の石材屋さんによると、これらの石碑は念仏宗無量寿会の信者だと教えてもらった。

悲しむべきことである、やっと縁が整って真実の念仏に出遭う家に住み輪廻を超えることができたのに、宗旨替えで釋の字を取り去りまだ六道を経巡らなければならないとは。

揖斐方面では、無量寿会の勧誘が多いとの風聞、本願疑う宗教を信じると往生はできない、引き込まれないよう気をつけよう。

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