9月5日 (火)  2回目の公務お礼参り

先月21日に回り残した11ヶ寺、今回完クリするようにと朝7時半別院出発で郡上市奥明方から回り始めた。
今日も快晴で観光ドライブなら気持ちが良いが、前回回ったときよりも会議で問題噴出、気の重いお礼参りとなった。
最初に伺ったお寺は、住職家族がここでは生活しておられず、ポストも無く名刺を置く場さえ見つからなかった。
庫裡の回りをウロウロしていると、黒塗りの車を訝しんで近所の門徒さんが覗きに来られ、色々現状の話を聞かされた。

明方のお寺は全ヶ寺兼業でお留守ばかりだが、他にも門徒さんとお話しができたところも有り、充実した思いで小川峠を目指した。
ところが、峠の入口が通せんぼ、一瞬盆明けの油坂峠の悪夢を思い出したが、10時の休憩時間には通してもらえると、30分ばかりの待ち時間、明宝道の駅まで戻り休憩時間となった。

少し時間が押したが、気を取り直し900mの峠道越え小川村に入った。
この村の2ヶ寺はお留守だろうと思っていたが、元別院副輪番さんは在宅であった。
内情が分かっている方だけに、辛辣な意見披瀝され、忍の一字で長時間玄関先で耐えた。

馬瀬川のダム湖を回り金山町、ここはこの春まで正尊寺の法務員として頑張ってくれた藤原くんの実家、前住職や坊守さんとフレンドリーに挨拶でき、気持ちよく郡上を後にすることができた。

午後からは池田町や神戸町、岐阜教区最西端の上石津時まで行き、揖斐経由で別院帰還。
午後7時前もう夕闇迫っていた。
長い一日だったが、とりあえずこれで岐阜教区全ヶ寺回ったこととなるそうだ。

この疲労感が少しでも報われることがあれば、嬉しいことだが、別院へ帰ってもまだ対策を話し合わなければならない宿題が課せられ、ままならない娑婆の現実勉強させられた。

今日は勉強会も出られなかったが、先生を囲んで懇親会中との情報を入手し、遅ればせながら潤滑油を入れ、ご法義談を聞かされ、疲れが吹き飛んだ。

浄土真宗は、ご恩報謝の生活、ネジが戻って帰ることができた。

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