4月27日 (金)  下見旅行2日目

高岡の健康ランドで朝風呂入って8時前の出発である。
http://www.arapia.jp/
朝日ICで北陸道を降り8号線を親不知に向かって走る、800年前親鸞聖人が歩まれた道である。
国道8号線の旧道には敦賀以遠至る所に親鸞聖人ゆかりの御旧跡がある。
ここ朝日町にも『親鸞聖人腰掛け石』が今も旧道沿いに残っている、代々村人がお守りしてこられたようで、玉垣で囲われ奇麗に掃除が行き届いていた。

北陸のどんよりとした晴れ間の街道を走り、親不知を一望できるスポットも観光バス駐車可を確認、大雲寺を目指した。
バスは門前の旧道に停車するしかない、と侵入経路も計りながらお寺のインターホンを押すが反応無し。
お留守のようである、庫裏は閉まっていたが会館の玄関が開いていたので、御仏前・手土産・名刺の裏に訪問の子細を書いて置いてきた。
ここは親鸞聖人が親不知難所を越える時のご旧跡で立ちすくみ如来″と言う伝承が残っており、ぜひ仏壮でお参りしたい所でもある。
http://takadabetuin.himenokuni.com/tayori/200903_18/200903_18_04.htm

ここは後日電話でお願いするとして、仏壮会計さんが連絡を取れず困っていた昼食予定のレストパークに入った。
ちょうど10時になったが、お店はやっていない・・・
ホームページもありやっていそうなものなのに、どうしたものか・・・・
https://oyashirazu.exblog.jp/i4/

裏口に回ると、その店の大将らしき人が発泡スチロールの魚箱を搬入中、名刺を出して声を掛け、今日尋ねた訳を話した。
2階へと姿を消し暫くするとすると、7月11日はもう予約が入っているので引き受けられないと、悲しい返事だった。
何処か他の店を当たってくれと、2件ばかり団体対応可能な店を教えてもらい、昼食会場を当たりながら居多ヶ浜を目指した。
親不知パークを出て10分ほど、携帯に見知らぬ番号が表示され入電。
でると、方言混じりで訳の分からない話だったが、順番に尋ねて行くとさっきあったお店の大将、既に予約ありで断ったが、よく見たら名刺と同じ岐阜の人からの予約で、その予約はうちの仏壮のものだったと、お断りのキャンセルの連絡だった。
やれやれ、大将は漁師で営業時間は11時から15時、それ以外は電話にも出られないとの事・・・・
自分で漁をして作って出す、当日のランチが楽しみになってきた。

木浦の西性寺はナビゲーションしながらうたた寝、気づいたら通り過ぎていたが、ここは嘗て来た事もあり、スルーして居多ヶ浜へのバス道路の確認をし、お昼は直江津のいつもの富寿しでランチを楽しんだ。
https://www.tomizushi.com/shop/tomizushi/naoetsu/

昼食を済ませお楽しみにしていた赤倉温泉、その前に関山神社の関山宝蔵院跡を散策、ここも親鸞さまが居られたという説も聞いた事あるので行ってみたが、彼方此方歩き回ったが証拠は確認できなかった。

赤倉ホテルでは7月に世話になる事も伝えてゆっくり日帰り入浴楽しんだ。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2017&m=2&d=22
http://www.akakura-hotel.com/

そして、1年前雪に埋もれた小林一茶の師匠寺、明専寺さんへ参った。
運良く御住職も若院さんもおいでで、広間に上げてもらい野沢菜のお茶受けで接待までしてもらった。
仏壮旅行の件は快諾で、赤倉ホテルの創業家はここの門徒であると言う事も判明、下見した甲斐あった。

日も傾き始めたがもう1ヵ所詰めておきたい予定先、飯山の榎御坊へ向かった。
かつて立ち寄ったのは8年前、ここに辿りつくまでたんぼ道を探し回った記憶がある。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=read&y=2010&m=9
https://pochi21.exblog.jp/14131701/

今回、下見に来たら国道からの入り口に、分かり易い看板があった。
その反面、お堂は鍵がかけられ侵入禁止になっていた。
ここから慌て10qばかり離れたIC近くの永井真宝寺さんへ行き尋ねると、カギ役は旭の正行寺さんであると判明、また10q以上藤木へ戻った。
ともかくここで、ご住職と話が繋がり、7月12日にはカギを開けてもらえる事が決まった。
やれやれ・・・日も沈み、帰路につこうとすると、院代くんが「善光寺には行かないのですか?」と淋しそうに言う、一度も参った事無く楽しみにしていたようだ。

到着は午後7時お参りできるか分からないが、屋根姿だけでも見えたらと長野市に向かった。
大駐車場1台も駐車していなかったが駐められた。
善光寺は立派な山門あるが扉もないし、お寺のまわりに土塀も無い、境内は彼方此方街灯がつき、高校生が通学のショートカットに使っている感じ、オジサン3人夜の善光寺参りとなった。

その後、長野市内で夕食をとり当然日付が変わった深夜に無事帰還となった。

とても充実した下見旅行が連休前にでき、リフレッシュできた事だった。

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コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs 〉
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