8月31日 (金)  聴聞と接待

猛暑だった8月も終わる、今日は各務ヶ原専宮代琳寺さんの真宗講座、清岡先生一日聴聞するように空けてあった。

少し前、八木西光寺さんから、9月1日の仏婦法要に、静岡教覚寺の南荘先生を講師でお願いした。ついては前泊のため一緒に夕食付き合ってもらえないかとのご依頼であった。

法務はないが専琳寺さんの件を伝えると、夕方からだと言うことで快諾したが、南荘先生とのやりとりで、先生も午後には到着し美濃四十八座一緒に聴聞したいとの要望で、一日のスケジュールが決まり、午後1時頃にお迎えに来られる段取りであった。

ところが、今日午前11時過ぎ西光寺さん来られ、慌てて着替えて準備をして玄関に出ると、顔色が優れずいかにも辛そうに立っておいでる。
開口一番、坊守か若院で先生の接待できないか?と言われる。
わけを訪ねると、昨夜から熱が出て、小さなバンソーコを貼った腕を見せながら、点滴打っても体調改善されんとカスカスの声で説明される。

若院は夜座の聴聞号ドライバーで無理、坊守も夜座のみ聴聞で、昼からは出られん・・・
とりあえず、先生のエスコート接待は責任持つので、夕食1人キャンセルして、ゆっくり休みなさいと、ホテルなどの予約表と財布を預かり引き取ってもらった。

さっそくW師に連絡し予定を決め、岐阜駅・専琳寺・長良川畔までの運転手になってもらった。
午後1時半岐阜駅で南荘先生ピックUpし、雲行き怪しくなった専琳寺へ到着。
すると坊守さん飛んで出ておいで、住職緊急事態で居らず、大学生の新発意がお勤めは替わりをしているが、仏事作法のプレゼンまではできない・・・休憩に出すカキ氷混乱しないよう準備できるまで、なんとかして欲しいと言う話だった。
ここでも、住職の代打を任された。

天気怪しく蒸し暑い8月晦日にも拘わらず本堂は満堂、清岡先生の巧みな話術による法話、南荘先生と最前列で楽しんだ。

お座が終わると、長良川畔の宿まで送ってもらい、夕食まで暫く「鵜飼ミュージアム」へ案内した。
https://www.ukaimuseum.jp/
初めて訪れたが、なかなか気合いの入った施設で、長良川鵜飼についてしっかり学習できた。

知識も得、川面を流れる鵜舟や観覧船を見ながらの夕食、仲居さんに尋ねると8月内は金華山夜営業しているとのこと。
食事を終え、昨日に続きまたロープウェイで岐阜城に登ることとなった。

これも初めてだが、金華山から俯瞰する夜景、肉眼で始めてみたが、家の灯りや街頭、走る車のライト、蛇行する川と点在する山の漆黒バランスがいかにも良かった。
https://www.facebook.com/unrai.sugiyama/videos/1343480475784181/

足は疲れたが、この二日で昼夜の濃尾平野をお城から眺めるとは何とも贅沢に感じた一日だった。

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