9月6日 (木)  宗派公聴会の前後

近年、本山から重役が宗務について説明と意見収集のために、毎年別院へ出張ってみえる。
今日も午後1時半から公聴会として、岐阜教区内の組長副組長、教区会議員に召集がかかり広間に参集した。
まだ台風の後始末が完璧で無く、午前中は壊れた扉のカギの付け替えなどしてから出向いた。

2時間弱の説明、内容は多岐にわたり、財政や実践運動など、とても頭がついていかない。

質問時間になると、何を聞いたら良いのかも分からない状態であまり意見が出ない・・・意見が無いことで、全て了承したと本山へ帰られてはと、意見が出だすとアッと言う間に時間切れ。

世の中が急変している時代に、対応できる教団で居られるのだろうか、3時間ばかりで帰られる重役を見ながら虚しさが残った公聴会であった。

会議からの帰り道、谷汲のご院さんから聞いた竜巻被害が出た、地区にも足を伸ばした。
今朝一番でこの隣村に枕経に来たが、まだ停電で大変そうだったが、屋根が飛んだ家は見かけなかった。

しかし、その隣の字では竜巻が起こったようで。何軒もの門徒さん宅の大屋根が被害を受けていた。
中でも、毎年お盆にたくさんの鬼灯を御供えしてもらえるお宅が大被害だ。
たまたま屋根で修理をしておいでたので近寄ると、90才のおじいさんが自ら屋根に登っておいでる。
しかもこっち向いて話しかけてくる・・・下から大声で、「こっち見ず、下向いて作業して・・・」と叫んでしまった。

90才でまだ車に乗って鬼灯届けに来られるが、大屋根の先っちょまでも平気で登り、修理してみえる姿には感服した。

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