Diary 2005. 6
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6月29日 (水)  シロアリ

やっかいなことになりました。
ここ数年まずいかなと思っていたシロアリの浸食が広がっています。
シロアリキンチョールをホームセンターで買ってきて、時折退治していましたが、チョット不安になりスロープを建設して貰う丸平さんに頼みプロの職人さんに来て貰いました。

この暑いのに防毒マスクまで付けあっちこっち縁の下を見て貰いました。
「玄関と庫裏は相当喰われてます・・・」
本堂本体と書院には痕跡はないとのこと。“ひと安心”しましたが、
「庫裏と玄関、本堂まですべて処理しますか?」と渋い顔でいわれ、私は困惑しました。
数学の苦手な私でも総面積の察しはつきます・・・。
「とりあえず、本堂と書院へは絶対に進入しないようにして、最小限の出費で押さえて欲しい」
と頼んだことです。

ヤマトシロアリ、湿気と暗闇と空気の沈殿があり、松などの年輪の粗い木材がなど全ての条件が揃ったら、湧くそうです。




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6月27日 (月)  連研

今日は中川北組の第2回目連研(れんけん:連続研修会)が正尊寺本堂で行われました。
名簿数39の内28名出席、まずまずでしょう。
今回の連研は無量寿経四十八願をテキストにして、阿弥陀様の願いから様々な現実の問題を考えていくかたちです。

お勤めのあと十分間の写経、四十八願文の4願ずつ書いて貰います。今日は1〜4願まで楽勝でしたが、10分ではとても書ききれない願文もそのうち出てきます、文句言われるかな?とチョット不安が心をよぎります。
話し合い法座のあと、「仏事作法」組内住職持ち回りでしようと思っていますが、いつも私が担当のようになってしまっています、何とか逃れる方策を見つけねば。

今回は1願〜4願、差別についてをテーマにしての話し合いと、まとめ、祐国寺さんがわかりやすく進行して行かれます。
世上では言葉狩りのような風潮があります、「差別=悪」→「差別を連想する言葉=けしからん」と、をそれをやり玉に挙げ落ちついている方々が多いような気がします。
話し合いの中で、「差別が問題なのではなく、差別を基にして他のものの存在を否定していくことが問題であろう」と帰結していったとき、阿弥陀様の願いを頂くことからはじめていけば、おのずと出てくる確かさをしみじみと感じさせて貰いました。

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6月25日 (土)  新発意15才になる

昨日6月24日は新発意の誕生日でした。
15才になりました。
近頃15才の少年による世間を震撼させる事件が続発しています。同じ年齢の息子を持つ身としては、この15年間の子育てを振り返りながら考えさせられます。

3人目にやっと恵まれた男子、相当甘やかして育ててきたように思います。
そのわけは、この子が1才チョットで歩き出した頃、私が車庫からバックで車を出していたとき、車のすぐ後ろについてきたことに気づかず後輪の下敷きにしたことがありました。
“バリィ”と音がしたのでブレーキを踏み、ルームミラーを見ると、家内が玄関先で頭の毛を逆立て悲鳴を上げていました。
慌てて車を降り後ろに回るとタイヤが子供の股間からお腹まで乗っているように見えました。
白目をむいた子供の体を引っ張出そうとしてもビクともしません、内臓破裂、一命を取り留めてもせっかくの男子としての機能も失われただろうと目の前が真っ暗なりました。
そっと、車を前進させ、後ろに回ると股間の間でお菓子の缶がぺちゃんこに、紙おむつと股の内側にタイヤ痕・・・が血はまったく出ていませんでした。
おむつを引きちぎるように外しましたが、かわいいチンチンにはかすり傷一つありませんでした。
それからは何かにつけ、あのときの光景が頭から離れず、父親の不注意で殺してしまっていたかも知れない、元気に育ってくれてさえいれば良いと、甘やかし現在に至っているのです。

今更、厳父にもなれないし、せめて、いっしょに仏さまに手を合わせてくれれば良い、そのことだけを最終防御ラインとしよう。
と、思いつつ、携帯電話を持つことも許してしまいました。
面目ないことです。


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6月24日 (金)  総代会

今日は夕方から平成17年度第1回目の本部委員会(総代会)を開催しました。
今回の協議事項はこの2年間正尊寺門信徒会の執行部4役を選定することが最も重要な案件でしたが、無事選定承認が行われました。
委員長は林秀司氏、副委員長は小川重明氏・大野進氏が留任、会計は文殊の松村正美氏、監事は岡部秀男氏・後藤和夫氏に決まりました。
宜しくお願い致します。

先の門徒役員総会で議決された本堂スロープ設置工事は林委員長が会長を務める丸平建設にお願いすることとなりました、。
総代さんからも早く工事に取りかかるよう、委員長に要望が出されたました。
秋までに完成できるよう、早速契約をすることになり、住職としてはルンルンでした。

しかし、総代さん方のメンバーも入れ替わり、正尊寺護寺のための5ヶ年、10ヶ年という展望を持つよう叱咤されました。
年長の総代さんにしてみると、雨漏りとシロアリに攻められている、庫裏を自分たちの世代で何とかしたいという思いからの指示であったろうとは思いますが、私は俯いたままその意見を聞くだけでした。
6月7日の雑記にも書いた通り、いまはソフト面の充実に身心とも精魂傾けたいとの思い、帰り際にその意見を強く言われていた総代さんに、庫裏改築の話は少なくともあと5年位は様子を見て欲しいとお願いしたことでした。

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6月23日 (木)  研修会2日目

今朝は研修会の参加者といっしょにご本山のお晨朝(じんじょう)参り、昨晩は深夜までフリートーキングでちょっと目蓋が辛かった。
今日は覚如上人の祥月命日で、お正信偈の行譜、その後のご法話が岐阜池田町の正円寺、八幡徹信先生でありがたいご縁を頂きました。
研修会ではお寺のサマースクールにすぐ応用できる、本山の境内地を利用したフィールドゲームを教えてもらい、今年の正尊寺お泊まり日校でも使えそうです。
ただ、半日、禁煙地区で立ちっぱなし、けっこう脚にきています。

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6月22日 (水)  本山研修会

今日は午前中に組織教化部長と大遠忌に向けての全寺院サマースクール実施についての協議。
日本中で夏休みこども達がお寺に集い、本堂からこども達の声が聞かれるようになるための具体的な施策が固まりつつなりました。
思わず、頬がゆるみました。
午後からは、全国から集まった少年教化指導者の研修会、冷や汗ふきふきしながらプレゼンでお話ししました。
所詮一夜漬けでのプレゼン製作、考えとプレゼンタイミングがちぐはぐ焦りました。

ともあれ、参加した若い方々が日曜学校の現場で頑張ってもらえればありがたいことです。
研修では福岡「あそびの研究所々長」の中島宏先生、五十の齢を忘れ童心に帰りゲームの楽しさの中に引き込まれました。

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6月21日 (火)  出張です

今日は奈良大和郡山の三木先生の勉強会です。先月、先々月と2回連続して休んでしまい、今月は一人で行くことになりました。
このところ岐阜から行くメンバーが教区の行事と重なっており、出席者は全滅です。一人でも行くのには勉強はともかく、来年の真宗講座に来ていただく日程をどうしても相談しなければならないのです。
今回は勉強会の後、京都へ行って泊まります、明日は少年連盟の研修会、夜中に岐阜まで帰りまた京都まで出直すのも難儀なので京都泊としたことですが、早速事務局からは午後の研修会までの間に朝から会議を持ちたいとの連絡。
疲れることです。

今回の研修会では、1時間ばかりプレゼンテーションをしながらのお話が組み込まれてます。
本堂のプロジェクターをはずし、アルミケースに入れそれぞれの勉強会や講義用のカバン、結構な荷物をトランクに積んでの出発になります。

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6月19日 (日)  第3日曜日

第1と第3日曜日はお琴のお稽古。
前は日曜学校が終わったあと続きにお琴のお稽古をしていましたが、集中力が無くなっており余りよいお稽古ができないということで、第1と第3日曜日午後1時から日曜学校のお琴のお稽古日となりました。
今日は子ども達もいろいろ用事かあるとかで、2人の子供だけでの練習でしたが頑張って最後までやっていました。

指導の市川先生、ご苦労さまでした。

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6月18日 (土)  通行止め

本巣市では急ピッチに下水工事が進められています。
その工事がいよいよ正尊寺の回りにもおよんできました。お寺の北側の道今日から一部通行止めになりました。市役所の方から入るところはしばらく通れません、ご注意下さい。
予定では今月いっぱいだそうです、正門の前は以前に済んでいます、お寺にご用の方ショートカットせず三門の方へお回り下さい。

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6月17日 (金)  一夜明けたら

今朝、法務員の鈴木君がションボリとして出勤してきました。
訳を聞くと
「ゆうべ、当て逃げされたようです」

正尊寺にきて2年、やっとローンが組めるようになり生まれて初めて新車を買い2ヶ月、本人の落胆は相当なものです。

しかも、お寺の駐車場に止めておいてのことです。
状況から真宗講座に来られた方の車が接触したようです。
かわいそうですが、夜の法座、しかも下水道工事の重機が駐まっていただけに、駐車場が混雑していました。
「当てた人は気付かずに帰られたんかもしれんし、保険を使って、早く直しゃぁ」
と、慰めたことでした。

真宗講座だんだんと参詣者が増えると、このようなトラブルも増えるかもしれません。
こういうところの配慮もこれから考えなければならないと思ったことです。

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