Diary 2006. 1
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1月30日 (月)  意外にあった大雪の被害

やっと屋根に残っていた雪も無くなった。
朝、門徒の瓦屋さんが見に来て、
「結構傷んどる、これだけ直すと建物共済保険金の免責額は超えるはず」
素人目には大したこと無さそうだが、専門家が見ると本堂や鐘堂の下り棟も直さなければならないようだ。屋根が高いだけに、足場や何やらで結構かかりそう。
とのことで、午後から農協共済係員と足場を組む建設屋さんに来てもらい、点検作業。
いずれ見積が出ることだろう。

本堂などは漏りる箇所はないが、庫裏は雨漏りだらけ、私が昇ってブリキ板で応急処置したところは、さっそく新しい瓦を持って上がり直してもらった。

帰りがけに瓦屋さん曰わく、
「もう、この庫裏の屋根はもたんよ、我しらが乗っても怖いくらい弱っとる、全面的に下地からやり直すか、建て替えるかやなも」

困ったことになりそう、頭が痛い・・・・・

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1月29日 (日)  今期最後の報恩講参り

穏やかな日曜日、午前のご法事を済ませ、今年度最後になる報恩講参り合いの善徳寺さんへ向かった。
お寺の近辺の電柱には報恩講の案内ポスターが張り回ってある。善徳寺さん頑張っているなと感心しつつ、よく見ると今日の日付には午前9時半からの朝座の案内しか書いてない。
一瞬、コケたかな?と心配になった。
それというのも、ここの報恩講は1月第4日曜日だと思い込み、22日に日程調整をしていた。
ご住職が正尊寺報恩講に来られた折、「最終の日曜日やで、宜しく」といわれ焦ったのだった。
今日は既に、午後2時からのご法事の約束があり、一巻だけ院代さんに変わってもらって馳せ参じたような次第、時間の再確認はとっていなかったからだ。

しかし、車を進めると山門前の駐車場にはたくさんの車が駐まり、境内は報恩講独特の気配があり、ヤレヤレ胸をなでおらしたことだった。

善徳寺さんとの参り合いも、既に5年位になるが、年々お参りの方が増えているように感じ、住職のやる気が伝わってくる。今年度最後の参り合い、やりくりしながらお参りさせてもらっただけの甲斐があった。

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1月26日 (木)  何とか乗り切った

今日は本山で少年連盟の評議員会、先日来気が重かった完成度の低いプレゼンテーション何とか終わった。

気心の知れた委員さんからは、お上手だろうがアメリカの浄土真宗の教化の姿がよく解ったと労ってもらい、嬉しくなった。

会議の方も鉄壁の執行部委員に護られながら、実のある形で、前半折り返し。
あすもう一日会議、この調子でいけば何とかこの評議委員会は無事乗り切れそうだ。

今晩はご本山となりの宿舎で、枕を高くして寝られそうだ。


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1月25日 (水)  勉強会へ走る

昨夜は奈良大和郡山の三木先生の勉強会へ走った。
11月は正蓮寺さんの真宗講座、12月は大雪のため連続欠席、おそるおそる扉を開け本堂に入ると、
「今日は雪無かったんか?遠いところよう来てくれた」
と、先生から声をかけられ、ヤレヤレ安堵。

今回は教行信証信巻、菩提心釈の二双四重判の講義、しんらん様が仏教の宗派を4つのパターンに分類し、私たちが救われていく道を明らかにされた教義・・・
大学の試験対策で憶えたことを思い出した。

講義の後、コーヒーをよばれ帰路へ、途中深夜営業のお好み焼き屋へ寄って腹ごしらえ。
下戸の法友2名と同乗、安心して酎ハイを数杯いただき帰路は爆睡、アッという間に岐阜に着いた。

酔いが覚め、難しい講義は右の耳から左の耳へ抜け、サッパリ頭には残っていないが、何かしら勉強したな、という充実感は残っている。
今年も頑張って月イチ奈良まで通わなければ・・・・・

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1月23日 (月)  初体験の映像処理

近ごろ夜更かしが続き寝不足と目の酷使のため、一日中目がショボショボしている。

今月26日からの本山で少年連盟評議委員会がある。
そこで、昨年行ったアメリカの仏教会視察のビデオを使い、プレゼンテーションをする羽目になってしまったからだ。
気軽に請け負ってしまったが、パワーポイントで動画を扱うのは初めて。数時間分あるDVDを30分ばかりに編集し、しかもそれをプレゼンテーション用に加工するのは思ったより難儀だ。
知り合いに尋ねてはソフトを集め、行き詰まってははまた尋ね、の連続。やっと加工ができたと思ったらノートパソコンに移すと何も映らない・・・・・などなど。静止画なら何とはないことが、音声の付いた動画となるとサッパリ解らん。
あと2日しか猶予がない、正直焦っている。

今晩、いや、実際はこれをアップしたことになっている日付はとうに過ぎている。
もう目はショボショボだが、全国から集まってくる評議委員の人たちに、異国の地で日曜学校をして、浄土真宗を守り伝えている人たちの熱を感じ、本家本元の日本のお寺や門徒が
「ヨッシャやるぞぉ!」
という、熱意を喚起する火付け役になってもらいたい。

と、大それたことを考えるわりに完成度が低い。悔しいが初体験では致し方がないと諦めつつ、空いた時間はパソコンの前に張り付いている。

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1月22日 (日)  お華束のお下がりを・・・

報恩講あけの日曜学校、出席者はまた少なくなった。
お勤めとしんらん様のご往生について話を聞いて、庫裏の火鉢へ集合。報恩講にお供えしたお華束(けそく)を炭火で焼いた。
去年は青カビにやられ断念したが、今年は準備万端だ。

「朝ご飯お餅食べてきたしぃ〜、お餅のお下がりなら遠慮しとくワぁ」
といって不満そうにしていた子ども達、いざアミの上でふくれてくる可愛いお華束を見るなり、
「これは私の・・・、さわらんといてぇ」
などなど、色や形、醤油の付け具合など、アミの上で縄張り争いが始まった。

古火鉢に炭、少しアイテムを変えれば興味津々でお華束を喜々として頬ばってくれる。

この辺りのお寺の報恩講でもお餅のお華束から、砂糖やお菓子など手間いらずのお飾りに変わりつつあるようだ。
ご門徒が手間暇掛けてお供えしたものだ、少し手間を掛けいただく準備をし、子ども達にそれとなくその話しながら、目と箸の感覚、そして舌で、仏さまにものをお供えする心が少しは伝わっただろう。
そして、このお華束と報恩講、そこからしんらん様が勧められたアミダ様の救いに必ず頷く時が来るだろうと、箸でお華束をつつき回す子ども達を見ながら思ったことだった。

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1月21日 (土)  報恩講の参り合い

今日から相焼香(あいじょうこう)の福乗寺さんの報恩講。久しく途絶えていた報恩講の参り合いが復活、初日のお逮夜法要(午後のお勤め)に行くよう段取ってあったが、葬儀が入ってしまった。
昨日電話でその事を詫び、23日の御満座ではと尋ねたら、今日の朝座が良いとの返事。一瞬焦ったが、朝8時半からのお勤め、その後のご法事にも充分間に合う設定ありがたかった。

復活した参り合い、危うく初回からコケるところだった。
ともあれ久々に師匠寺のご本尊の前でお勤めさせてもらい、とても清々しく一日が過ごせた。

帰りがけ、ご絵伝を掛け、住職がご伝鈔を拝読されている本堂に別れを告げた時、屋根のてっぺんに鷺(のような鳥?)を発見。
正尊寺ならカラスか雀くらいしか、屋の上からお参りしてくれないが、ここまで来ると鳥も大きくなるなと感心しつつ、まだまだ雪に覆われた谷汲のご法事のお宅に走った。

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1月20日 (金)  調達

昨日は久々に法要帳が真っ白、お参りが一つもなかった。
報恩講明そのことに気づき、17・18と2日間で報恩講の後片付けや残務処理とお参りを段取りよく終わらせた。
せっかくの空白の一日ゴロゴロとしていたのではもったいない。この時期チョット手の空いたご院さんは多い、声をかけるとWさんとHさんがゲットできた。
3人で金沢まで行ってきた。

目的は朱塗りのお斎椀を探すため、かつて馴染みになった古民芸を扱う道具屋を訪れることだった。

さすがに北陸の大都市金沢の古道具屋、本物の輪島塗の蔵出し漆器が揃っている。
店の大将と腹を探り合いながら交渉、新品なら1個も買えない値段で5人揃えのお斎椀を持って帰ることが出来た。

これで、来年の報恩講、ご法中のお斎は輪島朱塗りのお椀でご本山みたいに格好良く出せるようになる。
思い立ったらすぐ行動、今回は大当たりだった。

大当たりついでに帰り道、福井県越前の海岸へ寄り道し、プリン体を気にしながらお椀の朱色と同じ蟹もチョット賞味してきた。
これまた大当たりだった。

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1月16日 (月)  報恩講御満座

今日も大寒に向かう暦としては思いがけない温かさと快晴の中、報恩講の御満座(ごまんざ:フィナーレのお勤め)の法要を勤めることができた。

お昼からは続々と法友のご法中(ほっちゅう:お坊さん方)が集結、書院では御法話のご講師が自ら会行事となり、お勤めの習礼(しゅらい:練習)が始まった。
御満座のお勤めは『浄土法事讃作法』、導師が礼盤(らいばん:正面の一段高くなったひな壇)で立ち上がり、回りのを囲む法中も中腰から立ったり座ったりを繰り返す、息が合わないといけない難しいお勤め。

修礼の甲斐あって、息がピッタリあって、親鸞さまがおすすめ下さったアミダ様を讃嘆するには最高のお勤め。そして、きらびやかな内陣を盛り上げるように下陣最前列、横一に並んだ楽人さんの笙(しょう)篳篥(ひちりき)にも気合いが入り、そのハーモニーは絶妙だった。
御法中の皆様、楽人の皆様、ありがとうございました。

御満座にお参りした門徒はほんとうに得をした気持ちになったはず。
お参りし損なった人は、ぜひ来年は16日の御満座もお参りしましょう。

今期、報恩講の後半は谷汲下長瀬、大野の岩野・更地のご門徒方、皆さん心からの笑顔で接待から後片付けまで取り持ってもらえた。
おかげで、参詣の皆様の心に残る報恩講が今年も無事勤めることが出来ました。

ご苦労様でした。

※報恩講の模様は行事アルバムに詳しく紹介しています。
http://www.shosonji.or.jp/new/06-01houonkou/06-houonkou.htm


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1月15日 (日)  報恩講2日目

報恩講の2日目がちょうど日曜日に当たった。
朝のお座から日曜学校の子どもたちも参り、お斎場が混み合う前にと、子ども達だけでお斎を食べた。午前10時を回ったばかり
「朝ご飯食べたばかりでお腹へっとらん・・・・」
「その丸いのはお寺ハンバーグやで、食べるように」というと
「こんなん、アゲやないか・・・美味しいない」などなど。
ああやこうやと講釈たれるが、けっこう食べていた。
きっと大人になったときには、この味が懐かしくなるだろうと、煽てたりスカシたりしたことだった。

午後からは総代会、壮年会、婦人会も一緒になり『しんじんの歌:意訳正信偈』のお勤め。
お勤めの前後には日校生の伴奏で『報恩講の歌・しんらんさま』など本堂に合唱が響き渡たった。

報恩講の日程の中に土日が絡むと、子ども達が花を添え一段と賑やかで良いものだ。

ただ、前住は風邪でダウン、しかも日曜日とあって御法中は壊滅状態、内陣のお畳はなんとも淋しかった。
これは住職の努力不足、もう少しよそのお寺と参り合いの輪を拡げなければと思ったことだった。



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