住職雑記

Diary 2018. 9

9月8日 (土) 大忙しの土曜日

今日は院代さん自坊の永代経、若院は各務原のお寺に呼ばれて説教。
一馬力の日に限って葬儀、諷経が頼にも週末は難しい・・・
結局めったとない、伴僧無しの一人導師でご当家には堪忍して貰った。
ただ、本願寺の七条袈裟は一人で着られない、ホールのおネエさんに手伝ってもらい着用し、ついでに写真も撮ってもらった。

お礼参りに、葬儀初七日が入り、フルアクセルであっちこっちお参りして、何とか6時に帰還した。
それから慌てて、連研とプチ住職会の資料仕上げて、配布できる態勢を整えた。

台風で4日から日延べしてあった住職会、責任役員登録書類等全寺院から集め、確認と押印も何とか整った。

7時からの連関、第13期最終回で15名のフル参加の受講者には認定証と記念品を渡した。

全て終わって夕食食べ始めたのは午後10時過ぎ、長い一日だった。

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9月6日 (木) 宗派公聴会の前後

近年、本山から重役が宗務について説明と意見収集のために、毎年別院へ出張ってみえる。
今日も午後1時半から公聴会として、岐阜教区内の組長副組長、教区会議員に召集がかかり広間に参集した。
まだ台風の後始末が完璧で無く、午前中は壊れた扉のカギの付け替えなどしてから出向いた。

2時間弱の説明、内容は多岐にわたり、財政や実践運動など、とても頭がついていかない。

質問時間になると、何を聞いたら良いのかも分からない状態であまり意見が出ない・・・意見が無いことで、全て了承したと本山へ帰られてはと、意見が出だすとアッと言う間に時間切れ。

世の中が急変している時代に、対応できる教団で居られるのだろうか、3時間ばかりで帰られる重役を見ながら虚しさが残った公聴会であった。

会議からの帰り道、谷汲のご院さんから聞いた竜巻被害が出た、地区にも足を伸ばした。
今朝一番でこの隣村に枕経に来たが、まだ停電で大変そうだったが、屋根が飛んだ家は見かけなかった。

しかし、その隣の字では竜巻が起こったようで。何軒もの門徒さん宅の大屋根が被害を受けていた。
中でも、毎年お盆にたくさんの鬼灯を御供えしてもらえるお宅が大被害だ。
たまたま屋根で修理をしておいでたので近寄ると、90才のおじいさんが自ら屋根に登っておいでる。
しかもこっち向いて話しかけてくる・・・下から大声で、「こっち見ず、下向いて作業して・・・」と叫んでしまった。

90才でまだ車に乗って鬼灯届けに来られるが、大屋根の先っちょまでも平気で登り、修理してみえる姿には感服した。

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9月5日 (水) 台風一過

台風が過ぎ一夜明け、本堂へ参ると唐戸で防御していたはずの扉が外れて割れていた。
こんな事は伊勢湾台風以来だろう、改めて今回の台風の風の強さを思い知った。

向拝の樋もいがんでいる・・・

台風最接近の頃、風に共鳴していた庫裡玄関の引き戸の格子、厚紙で対応していたが、もっと強い風も想定に入れると、扉が外れないような策も打たねばと考えた。

夕方には穂積のカーマで壊れたネジを買うついでに、玄関両引戸暴風対策用の資材を考えながら見て回った。

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9月4日 (火) 台風21号襲来

四国室戸岬をかすめ大阪に上陸した大型台風21号、午後から本巣にも暴風吹きまくった。
日中の台風北上、一時間ごとに動画を定点撮影してＳＮＳにあげてみた。

https://www.facebook.com/unrai.sugiyama/videos/1345791822219713/

正尊寺は太鼓堂の外壁が落ち、本堂の樋が壊れ、ガラスが割れたりしたが、停電もなく被害としては最小に済んだようである。

一方、法友の正蓮寺さんは本堂の屋根が飛んだと、Net上に流れた。
停電も続いているというので、復旧用にと発電機届けに走った。

途中、岐阜市方県当たりは風の通り道なのか、屋根の飛んだ家や電柱が彼方此方で倒れ、道路寸断されたいた。

正蓮寺さんに到着すると、無残な本堂の屋根が夕闇に浮かび上がっていた。

今回の台風、地元でも結構被害有りそうだ。

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