住職雑記

Diary 2018. 10

10月31日 (水) 北山お取越

十月晦日、美山北山のお取越は秋の快晴気持ちの良い参観ドライブ日和だったが、神崎を過ぎると山の様相が一変した。
杉の倒木がハンパなく、ガードレールは歪み、電線はほとんど黄色のカバーで養生されている。
9月の台風21号でこの谷だけ強風が抜けたらしい。
門徒さんの見解では、伊勢湾台風よりも被害が大きいとのことだった。
円原では3日以上停電、道路は倒木で寸断され孤立していたのこと、鄭重に見舞いを言い、お取越を勤めた。

一日かけお取越を済ませ疲れ切って帰ると、ぶ厚い封筒が届いていた。
詳細な住所連絡先は無記、中には便箋が小さな文字一杯書かれ大量に入っていた。
門徒さんから嫁に出られた方のようだが、その家の避難と、それに組みする住職への批判が読気にならない程、書き殴ってある。

電話番号でも書いてあれば、状況を聞くこともできるが、ＳＮＳの炎上みたいで、とても気分悪く疲れが倍増した。

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10月29日 (月) 弱り目に祟り目

この3日、瀬戸市まで3往復、午前に葬儀を済ませ、午後からは可児・各務原方面のお取越、順調に済ませ午後7時まで延ばしていたお寺参りに間に合うよう、藍川橋を渡った。
つるべ落としの秋もう真っ暗になっている。
Googleナビは何故か加野団地横を抜ける道を指す、距離は短いが渋滞で時間がかかるはず、昨夜もそれでやられた・・・
遠回りだが堤防経由での方が早いはず、前の車についてゆっくり右折。
いきなりパトカーがサイレン鳴らし割り込んできた・・・
前の車が何か悪い事したのだろうか？

一車線の堤防こちらも徐行、するとパトカーの警官二人前後に走り出し、一人はこちらへ来て窓越しに・・・
「右折禁止」「この1年間の違反は？」と聞かれ、
「今年一月に22㎞」
「今日は2点、免停にはなりませんから」と調子の良いこと言って免許証持ってパトカーへ消えた。
あと2ヶ月ちょっとの辛抱なのに、お替わりもらってしまった。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2018&m=1&d=11

ここ数年前から、右折禁止の看板が付いたそうだ・・・めったに通らない道、しかも夜だと信号は見えても標識はまったく見えない。

大忙しで慌てているのもいけないが、あと15分ゆっくり話をしていれば、こんな目には遭わずにすんだ、何とも悔しい帰路となった。

あと持ち点が少し、1年間警察に気を遣いながらの運転、気が重くなった。

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10月28日 (日) 瀬戸市３往復

瀬戸市の門徒さんの奥さんが亡くなったとの連絡、週末と岐阜市内の緊急事態とも重なり、焦りまくって長距離を行ったり来たりとなった。

今日は10月最後の日曜日で快晴、各地でイベント行楽日和、そんななか夕刻からの瀬戸市までの移動、裏へハマった。
午前法事、1時葬儀、2時から法事、4時過ぎ還骨、5時前市内出発・・・・
余裕のはずだったが、高速一宮JCが混んでいそう。
国道を一宮ICまで走り守山スマートインター、と頭の中でトレースし、市内抜け道を使い木曽川順調に渡った。
木曽川ICに近づくと電光掲示板「東海北陸道８㎞20分」と出ている、Googleナビも「＋17分増」と出ている、これなら高速の方が早いかなと東海北陸道に乗った。

快適なのは5分ほど、一宮IC通過するのに一時間半かかった。
途中２回葬儀会場に電話し、少し遅れる、30分以上遅れる、疲労困憊の通夜勤めとなった。

岐阜市内から２時間半かかって、３５分のお勤め、帰りは空き空きの高速と堤防アクセル全開、1時間かからず帰還した・・・

行楽日和の高速、気をつけよう・・・

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10月26日 (金) 長距離ドライブから聴聞

今日は名古屋方面のお取越、緊急事態が発生すると動きが取れないので、遠方のお取越は葬儀が入り難い日を選んでしまう。
お寺の法座も意外とそういう日が多い、今日も大垣超誓寺さんの美濃四十八座と被った。
真宗興正派のお寺さんだけに、応援したい気持ちもあるが、夜座30分遅刻での滑り込みとなった。

興正派の学僧先生の『阿弥陀経』についての法話、途中からゆっくり聴かせてもらえた。
今get末は結構お取越が詰め込んである、頑張る力もらえた。

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10月24日 (水) 姪の婚儀

坊守妹の長女(岩国養専寺)が京都のお寺に嫁いだ。
孫まで寄せて家族全員で列席、晴天の京の街に繰り広げられる、華燭の典を楽しんだ。
町屋の細道を孫の先導で、雅楽の音色でお練りはなかなかイイ感じだった。

披露宴も西陣の老舗料亭で静かに会食、今どきの若者が囃子たて、年寄りの居場所の無い丸テーブルとは違い、親戚一同じっくりと話ができた。

この二日は緊急事態もできず、家族全員揃ってお祝いができ有り難かった。

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10月22日 (月) 正月準備も兼ねて

天気も良い、LINEで岐阜市の小学校に通うお母さんから、学校で工作するのに松ぼっくりが必要で無いかとお尋ねがあった。

土岐の道の駅周辺は松林でいっぱい有る事を知っている、正月用の干支盃の注文と価格交渉行かねばと思っていたので、法要は若院に任せ出発した。
土岐の道の駅に車を駐め、松林を陶器団地に上がった。
坊守は松ぼっくり拾い、住職は金正陶器へ
http://kaneshotoki.co.jp/

旧年干支盃が安売りしていたが、＠750ではまだまだ高額、大量150個の注文、会社の権限有りそうな人と交渉し、こちらの出せる金額に落ち着いた。

道の駅も始めと終わり覗き、入荷したての『坂田の焼きアゲ』Getして帰った。

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10月19日 (金) 第84回真宗講座

実り秋10月は美濃四十八座御聴聞月間、各寺の真宗講座が目白押し。
さくねん、安藤茎一師から『飴買い幽霊』とい長崎光源寺の伝承と、福間義朝先生の監修で新作ができたとパンフレットが送られてきた。
御聴聞月間、少し趣向を変え人形説きの法話も良かろうと、お願いしてあった。

予想通り迫真の人形劇での有り難いご法話であった。

詳細は行事blogにて
https://syosonji.exblog.jp/29809694/

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10月17日 (水) ちょっとリフレッシュ

お取越が始まり、毎日時間に追われ。精神的に疲れが溜まっている。

秋の紅葉でも見ようと、お取越を予定せず一日空けておいた。
緊急事態も入ったが若院がいるので強行と思っていたら、朝また1つ緊急事態・・・
今晩は通夜が2軒、しかも会場は岐阜の最北と岐南、若院1人では不可能、朝10時半～5時半までの空き時間、悩んだ。

山岳の紅葉は諦めるとして、何処かリフレッシュに出かけたい。
けっか、福井の一向一揆関連のお寺とおろし蕎麦コースとなった。

永平寺町興行寺と本覚寺を参った。
https://www.kougyouji.jp/
http://hongakuji.gionsyouja.com/

けんぞう蕎麦は五合食べ大満足であった。
http://www.geocities.jp/kokoroyutaka21/

100％OFFにはなら無かったが、何となくリフレッシュでき、ダッシュで帰り緊急事態に立ち向かった。

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10月16日 (火) ご命日

今日は若院も京都に出かけ一馬力、朝の別院お晨朝の1人、仏壮例会で会員に誘ってはみたが、空振りだった。
いつもの参詣ご院さん方の顔も無く、ちょっと淋しいお晨朝朝粥会だった。

一馬力でのお取越を頑張って済ませ、太鼓堂の台風被害による白壁塗り直し、後藤造園クレーンでの剪定終了に間に合った。
台風で羽の取れた、鐘撞き堂風鐸(ふうたく)を外すよう頼め、帰りがけの駄賃で降ろしてもらえた。

鐘撞き堂の隅はハシゴも掛からず、うまい具合に継いで仕事で頼めラッキーだった。

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10月15日 (月) 農繁期の草刈り

天気も良く稲刈りにはもってこいの日、土建屋さんも忙しいのか堤防でコケていた。
午後から暇が空き、ファームのコンバインと肩を並べて土手の草刈りをする院代。
さすがに六畳刈りのマシーンには叶わない、アッと言う間にトラックに籾を積み込み、次へ行かれてしまった。

夕方までかかってボチボチ草刈り、住職は芝刈り機で法縁廟の散髪。

土手も法縁廟もスッキリ、19日の真宗講座前にできた。

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