Diary 2008. 5
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5月31日 (土)  弓と弦のはずが・・・・

きょうは旧美山町谷間のお宅で法事、朝当家から電話があり坊守が対応し伝言を聞く。
「??峠のトンネルが開通したので、イジラ湖へ行く途中を右へ曲がっ来てもらえば早い・・・」
とのこと。

その伝言を聞き、あそこの道が開通したのか、北山(美山町の山間部)へ行くには今までの道程とは弓と弦、ありがたいとと思った。
下記地図では、今までのコースは緑の線、トンネンルが開通したら青の線、10q位は近くなるような、しかも信号はほとんど無い、20分は短縮できるはず。

お参りに出る前、余裕をこいていた。
ところが、旧イジラ村には門徒が無くほとんど足を踏み入れない地域、『↑伊自良湖・洞戸→』の看板を見たとき、「ヨッシャ!こっちだ」とハンドルを切った。
一向にトンネンルは無いし、峠を越え民家が現れだした、北へ向いて走っているはずなのに何で村が現れるの・・・・こんな山の中に田んぼがあるなんて・・・?  
乗ってきた車にはカーナビは付いていない、頭はパニック・・・これはおかしいと、草刈りをしていたオジさんに
「トンネル越えて谷間に行きたいのだけれど・・・」と尋ねた。

「ここは大桑(おおが)やで全然違うんな、イジラからやったら早う廻りすぎたんやわ」

あわててUターンし戻ったが、赤線の部分を往復する羽目に。20分はロスタイム、首を長くして待っていて下さったご当家に平謝りだった。

弓と弦のはずが、あさってに一本弓を放ち拾いに行ったようなもの、大失態だった。

一度憶えたらこれは便利な道だが、過疎地域正尊寺門徒でこの道を使ってお参りする家は、あと3軒しか残っていない、何とも寂しいことである。

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5月30日 (金)  身辺整理

きょうは雨も降りチョッと暇な時間ができた。
一昨日本山のお役目も一段落したことだし、溜まった資料の整理をしてみた。

この20数年ご本山の少年連盟という組織の委員として、いったいどれだけの会議に出席したことだろう。書棚には何冊ものファイル、それに2箱の段ボール一杯の資料、もうこれらの資料を見直し会議に出席することもないだろうと、一気に整理(処分)することにした。

ここ2年くらいは会議資料すべてPDF化しデーターで保管し、ペーパはすべて焼却している。
だが、それ以前はそのままペーパーで残っている、捨てるにあたり一応すべてPDFにしながら廃棄した。

ScanSnapという便利な道具、次から次へとデータ化していってくれる、便利なものだ。
最終的にあれだけ有ったここ20年ばかりの資料500Mbほど、棚や納戸をあれだけ占拠してきた内容が、僅か直径7p厚さ2oのDisc一枚に収まってしまう、

不思議に思いながら、データにすると僅かこれだけ・・・・チョッと感傷にふけりながら、身辺整理の一日だった。

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5月28日 (水)  肩の荷が下りた

きょうは本願寺少年連盟の評議委員会、4年に一度任期満了にともない執行部の改選のために開催される。
思い起こせば、4年前どうしたことか選出されてしまい、 おかげで分不相応な役職に心労が重なり、この4年の間に一気に頭にきてしまい、白く薄くなってしまった。
だが、その間にはいろいろな方々との出会いがあり、ほんとうに勉強させてもらえ、良い経験をさせてもらった。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2004&m=6&d=8

しかし、この責任有る立場を担わせてもらうのは4年が限界、当時父の前住職に何が何でもこのお役目の間は元気でいて、もしもの時は代わりを頼んだことだったが90才になり、とてもお参りに出られなくなってきた。

そんななか、何とか次の理事長職を引き継いでもらえる方をと思い、北海道の天野先生にお願いしたところ内諾が得られ、本日の会議で承認されることとなった。
連盟史上初の女性理事長となるが、素晴らしい能力と実行力のある方、これからの少年教化の波が格段に広がることだろう。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2008&m=2&d=20

天野理事長宜しくお願い申し上げます。


夕刻第一日目の審議が終わり、肩の荷を降ろしたあと、慌ただしく本山を後にした。
本来は今晩は新評議委員会の懇親会があり、皆さんから別れを惜しまれつつ、おいしいお酒が飲めるはずだったが、どうもその辺はご縁がないようだ。

4年前の就任と同じで、三重県鈴鹿市白子の叔父さんが養子に行った先の、叔母さんが昨日亡くなられ今晩はお通夜、ゆっくりはしていられない。
名神→新名神を通り鈴鹿へと、新しい高速道路のおかげで余裕を持って到着ができ、浄土真宗高田派のリズミカルな文類(もんるい:正信偈の別Version)をお勤めした。
高田派では、納棺尊号(のうかんそんごう:棺の中に入れるお名号)が大きな布に墨書され、棺に掛けてあったのは驚いた。

こうして、深夜岐阜まで帰り慌ただしく一日が終わったが、何とも肩の荷が下りホッとしたことだった。

この4年間の、本山の仕事で正尊寺がチョッと手薄になり、ご門徒の皆様にはご迷惑をかけましたこと深くお詫びしつつ、これからは正尊寺の御遠忌に向け全力を注ぎますので宜しくお願いを致します。

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5月26日 (月)  傍観者

きょうは午後7時から岐阜別院で岐阜教区キズサンガの広報部会を覗きに行った。
広報部会が準備している「キッズサンガ通信」に使う写真やデーターを届けるためにだったが、結局会議終了の夜中の12時近くまで同席することになった。

A4版8ページ広報紙、下版まで自分たちで作るのだから気合いが入っている。余計なことは言わないように、プロジェクターや夜食の準備などしながら、皆さんお邪魔にならないように眺めていた。
会議の報告は最近仮運用されているキッズサンガのblogにも出ている。
http://gifukids.exblog.jp/

Microsoftのパブリシアなかなかの優れもの、みるみる紙面ができ上がっていく、来月には手元に届くそうだが、とても楽しみだ。

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5月25日 (日)  色々あった日曜日

きょうは本堂を使って、いつも子どもたちにお琴の指導をしてくださる市川先生が練習会を開かれた。
下陣一杯にお琴を並べ、尺八とのコラボ練習会、圧巻だった。
朝9時から夕方の5時近くまで本堂は琴と尺八の音色が響き渡っていた。

ただ、住職は法事や何やらに走り回る、あまり焦ったので車の耳を落とした。
いつも走り慣れた農道、対向車が来てもあまり減速せず余裕で路ガタに寄ったその時“ガツン!”とえらい音。
横を向くとドアミラーの姿がなかった・・・あチャ〜ぁ (>_<)
少し前、誰かが自転車で用水路に落ちたとかで、ポールの柵が作ってあったのに当たった。
コード一本で落ちずにぶら下がってはいたが、カッコ悪いかった、田舎のこと誰にも見られず、ヤレヤレ・・・

夜は、仏教壮年会の役員会で7月に行く伊豆箱根の研修旅行の相談。
今年も一泊のバス旅行で親鸞聖人帰洛の御旧跡巡り、楽しくなりそうだ。

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5月23日 (金)  羽アリ大量孵化

一昨日の真宗講座がはじまろうとしていたとき、大玄関に大量の羽アリが湧いた。
きのう早速、昨年離れの駆除をしてもらった、業者に連絡し調べてもらうことにした。

昨年末、白蟻ハンターを一杯埋めて退治できると思っていただけに、やっぱっりそんなお手軽にはいかないようだ。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=11&d=17

玄関の下には相当なコロニーがあるようだ、本堂へはそこから少し侵入しているようだが、今のところ大丈夫とのこと。
書院を見てもらうと、こちらも微妙とか・・・

ヤマトシロアリ、羽アリとなり拡散し、条件が整うと一気にコロニーを作り出す、消毒だけしておけばその点は安心できそう。

あと2年後に解体の予定である、お庫裏ならどれだけ食べてもらっても良いのだが、本堂と書院は困る。
日曜学校の子どもたちなら「立入禁止」と紙を貼り、お約束すれば大丈夫だが・・・白アリさんは視力がない、やっぱり消毒しかないかと、建物図面を見せお見積もり。

何やかんやと駆け引き(予算がないと泣き)をしながら、何とか全体を消毒してもらう金額が折り合い、お願いすることにした。

この会社、ホームページもあり、虫blogなんかもしている良心的なところ、契約成立でまずひと安心した。
http://blog.goo.ne.jp/emidesu_1973

blogの話では、「仕事に行って珍しい虫を見つけると、捕獲し会社へ持って帰るんです」と嬉しそうに話す社長さん、ネット中毒者にとってはその気持ちがとてもよく分かり頬が弛んだことだった。

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5月21日 (水)  第34回真宗講座

天気も上々、本堂はほぼ満堂、ウエーブのような笑い声が本堂を揺さぶりまくった真宗講座であった。

今回のご講師は本願寺webテレビでお馴染みのの宏林晃信先生。
http://www2.hongwanji.or.jp/video/obosango.html

吉本芸人顔負けのユーモアとアクション、笑いと涙の御法話だった。
腹を抱える笑いを誘いながら、ご法義のブレは一切無く、きっちり阿弥陀さんの知恵と慈悲に軸足を置いたお取り次ぎ、良いご縁であった。

この模様は行事アルバムでも紹介します、ぜひ御覧を! ↓
http://www.shosonji.or.jp/new/08-05kouza/08-05kouza.htm


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5月20日 (火)  絆創膏

きょうは奈良の三木先生勉強会。初参式と明日の真宗講座の日程が詰まっているだけに、夜なべで事務処理をして何とか出かけることができた。

大垣からワゴン車に乗り換えいざ名神・・・・おっと、忘れていた。
大垣ICから入るといきなりコーンが並び車線規制、まだリフレッシュ工事が終わっていなかった。
携帯でハイウエイ情報を聞くと、あちこち渋滞中とのアナウンス。
急遽、関ヶ原ICで高速を降り上石津〜員弁と山間道路を抜け四日市へと迂回し、東名阪で奈良を目指した。

案の定少し遅刻して、大和郡山の三木先生のお寺へ着き、本堂に上がるとすでに講義は始まっていた。

先生に遅刻を詫びながらご挨拶をすると、先生のおでこに大きな絆創膏が貼ってある、思わず
「先生、どうされたんですか?」
と、尋ねると、
「さっきその話しはした、もうええ・・・」
とたしなめられたので、そっと、隣の人に聞いた。

お寺の隣の公園に集まるヤンチャな中学生とついに本気バトルになり、負傷されたとのこと。
前々から心配していたが、流血までさせられるとは・・・・
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=6&d=4

お茶おのみながらの休憩では、
「来年度には人権擁護委員が任期満了する、そしたらわしだって本気でやり返したるんやが・・・・」
と相変わらず、やんちゃな中学生と真向きで関わっておられる姿を見ながら、何ともほのぼのとしたものを感じ、無理して来た甲斐があったなあと、失礼だが笑いながらそんな話も聞いていた。

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5月18日 (日)  初参式

平成20年度の初参式を開催した。
今年は17名の赤ちゃんが受式、昨年より10名以上少なかったので本堂は余裕があったが、相変わらず赤ちゃんが大勢集まると賑やかな法要になる。

しかも、今回は日曜学校時でお経を教えたり、本山へ行ったりした子が何人もいた。
ほんこないだまで子どもだと思っていたのに、お父さんやお母さんになって赤ちゃんをだいて来てくれる、うれしいかぎりだが・・・・それだけこちらは老けたことになる。
そんなことも考えさせられながら、またこの赤ちゃんがお寺とご縁を結んでくれると思いつつ、賑やかな初参式を楽しんだ。

この模様は行事アルバムで紹介しています。↓
http://www.shosonji.or.jp/new/08-05syosan/08-05syosansiki.htm


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5月17日 (土)  巣立ち

きょうの夜は組長さんのお寺で中川北組仏教壮年会の総会があった。
組の仏壮ができて一年余、今年度からはより独立した組織として活動していくように話が纏まった。
組長さんが大切に育て上げてきた組織が巣立ちした感があり、ウキウキしながら帰ってきた。

うちに帰ると上がり端の電気の傘がパックリ口を開けている、???、破れチョウチンのよう。
よく見るとそのチョウチンの上には2匹のツバメ。

ツバメの悪さかと思い、坊守に尋ねると、さにあらん・・・坊守談
「夕方、巣立ちしたばかりの子ツバメが、電気の傘の中に入り込み出られなくなって暴れていたので、しかたなくチョウチンを破って出してやった・・・」
今年のツバメはヘビに食われることもなく巣立ちしたが、チョッと横着なのだ。
糞は所かまわず、家の中を飛び回っている、あげくに電気の傘の中まで入り込み、面目ないことになった、まるでお化け屋敷の破れチョウチン。

巣立ちし一人前になるまではやさしく見守らなければならないのは、人間でも動物でも同じ、そんなことを感じた週末だった。

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