12月19日 (日) 年賀状書き
今日の夜は仏壮の役員会があり一人留守番でした。 家族の者は皆映画を見に行くとのことで夕方から外出、テレビを見ながら友人や知人に出す年賀状を書きました。 ただ、書くと言っても宛名はパソコンのプリンターがあっという間に百数十枚書き上げてくれます。それに文面は手間を省き家族写真、Oneフレーズずつコメントを書くだけです。
ここ二十年ばかりは友人知人には近況の代わりに家族の写真はがきを送り続けています、それもただ真顔の写真では面白くないので、いろいろ趣向を凝らしています。 このHPのバーナーに使っている家族人形も一昨年の物です。 来年のは年賀状が到着するまでオープンにできないので、今年のさる年バージョンを公開しましょう。 初笑いを狙った作品です。
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12月18日 (土) 報恩講の参りあい
今日は、今シーズン最初の報恩講へお参りしてきました。 12月第3土曜日は巣南町(瑞穂市)重里の浄明寺さんの報恩講です。 お寺の裏の駐車場に車を止め本堂の横を通っていると、中から雅楽が聞こえてきます、 開式は1時半のはず、まだ15分前にはずだが? あわててお座敷にあがらせてもらうと、御法中方が座っておられます、その中にご住職もおられます。 思わず 「本堂では何をしてみえるのですか?」 ご住職曰く 「楽人さんが来て下さったので、法要前に演奏会をしてもらっているのです」 そういえば、去年は法要の前に大学の落ケン(落語研究サークル)に来てもらい、落語会をしたり、いろいろお参りの方を増やす試みをされていたなぁ、と思い出しました。
ご開山の報恩講、一人でも多くのご門徒にご縁にあって頂きたい、住職はいろいろ考えるのです。
ご無礼を承知で本堂の様子を覗きに行くと、楽人さん方が奏でる笙(しょう)篳篥(ひちりき)の音色、ご門徒さんも熱心に耳を傾けておられました。 この楽人さん方、1月16日正尊寺報恩講の御満座にも来ていただけます、お楽しみに。
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12月17日 (金) やれやれ
こないだからサーバが満タンになっていた、この雑記帳のCGIを新しいサーバーに移し替えることができました。 やれれです。 何かよく解らないけれど、ネットでいろいろ探したらある物です。 ASAHIネットでは10メガバイト月々380円、それが今度のサクラネットでは何と300メガバイト年間1500円です。 容量が30倍になって値段が3分の1、大丈夫かなと思いつつ載せ替えましたが、ちゃんと表示されます。 ITの世界はほんと不思議です。
ともかくこれで安気に写真を載せた日記が書けるので、やれやれです。
試しに、今日開封したばかりの元旦会で皆様に記念にさし上げる干支杯をお見せしましょう。 150個準備しました、元旦午前10時です、是非お参りください。
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12月16日 (木) 憂鬱
3日前にご門徒中へ冬の配り物を終えました。 そろそろ各ご門徒のお手元に来年度の年回法要案内が行き渡ったようです。 毎日電話が鳴りテめです、特に朝方は次ぎから次へ、一時に2回線の電話が鳴ることもしばしです。 法要帳に皆さんご希望の土日祝日はどんどん埋まっていき、坊守の「その日は、あのぉ〜、そのぉ〜・・・・」という困り果てた返答がやたら増えてきました。 今朝も同時に2回線の電話が鳴り、法務員さんが片方を受けました、そして・・・ 「え〜・・、その日は、あのぉ〜、そのぉ〜、えぇ〜・・・」 困り果てた応答、私は知らん振りをしていましたが、 「ご院さん、どうしましょう・・・」 お電話の門徒さんは、命日が1月4日その日或いはその前日・前々日にどうしても法事がしたいと言っておられるとのこと。 既に1月4日は午前午後目一杯の法要の約束が入っています。
正尊寺は12月29日までお取越参りでフル稼働、30・31は外回りばかりしていた3ヶ月の付けで、除夜会・元旦会の準備のために作業服で走り回る日々。 元旦会が済みその日の午後から報恩講準備の始まる5日までが家族団らん唯一骨休めのできる日に当ててありました。 しかし、既に4日から大忙し、来年はつらいなぁと思っていたところ。 法務員さんもその辺は察してくれ、3日の法事は受け合いたくないと、受話器を持ちながら苦しんでいたのです。 「断りなさい、お寺だって休みは欲しい!」と言いたくなりそうでしたが、・・・・・思い出しました。
http://blog.goo.ne.jp/mhakusen/e/9536097d06a4ee9a4102732d0af42595
「解った、3日に受けてもいいよ」 といいつつ、ため息が出たことです。
ホームページを御覧のご門徒のみなさん、住職も生身の身体です、お取越の済んだ正月3ヶ日くらいは、無理を言わんとこうと考えてもらえるとうれしいです。
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12月14日 (火) うれしい話
昨夜の忘年会、仲間と一緒にお酒を呑むのは良いものです。 2次会3次会とよくお酒が進みました、案の定翌朝でもアルコールは抜けていません。 それに、仕上げのラーメンがまだお腹に残っているような、朝ご飯を食べる気分にもなれず、コーヒーを飲みながらボーとしていたら電話。 「もういつ来てもらっても良いように待ってるが」と、お参りの催促。 頭も身体も覚醒モードに切り替えお取越参りに出発しました。 一軒目のお宅で 「あぁ〜ご院さん、よう来てくださった」 から始まりいろいろ話をするうちに。 おばあさんが言われるには 「私は何がうれしいかと言えば、娘がお寺にお参りするようになったこと。それに、孫達もちゃんとお仏壇にお参りするようになった」 この娘さんは養子娘さん、私より2級下で子どもの頃からよく知っています、この頃は真宗講座に来てくれるようになりました。いつも法座の時その娘さんの顔が見られるようになったことをとてもうれしく思っていたのですが、あまりお参りにはご縁の無かったおばあちゃんまでがこんなに喜んでいることを知り、二日酔いは何処へやら爽快な気持ちになりました。
家庭の中で一人でもみ教えを喜ぶ方が居れば家族中が影響されていくのだな、こういう場面に遭遇できる慶び、この慶びを増すためにもお寺の行事や法座のご縁もっともっと充実して行こう。 やる気を頂いたひとときでした。
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12月13日 (月) お取越の峠をこえた
今日は朝から正尊寺門徒地区の中では一番軒数の多いところのお取越。 例年なら背中を丸め身体を震わせながら一軒一軒回るのに、柔らかな日差しのなか畑で仕事をしている人と言葉を交わしながら、きもちよくまわることがでました。 一気に25件が済み、あと残りは近くの地区ばかり200戸程になり先が見えてきた気がします。
しかも、今晩は岐阜教区の勉強会仲間での忘年会、蟹鍋をつつき焼酎を飲み、久々に柳ヶ瀬の歓楽街に繰り出す予定、思わずお勤めの声にもリキが入りました。
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12月12日 (日) 仏教壮年会例会
第2日曜の夜8時からは仏教壮年会の例会です。 先月はボーリング大会2ヶ月ぶりの例会、正信偈のお話では前回勉強不足で反省したにもかかわらず、またもや忙しさにかまけ一夜付け。 今回もまとまりのない話で、せっかくのお正信偈の心が伝わら無かったと自己嫌悪。
そんな思いで例会を終え本堂から降りてくると、中2の息子が坊守からえらい勢いで叱られ中。 「土日と二日も休みがあったのに遊びほうけて、全然勉強やってないがね・・・・何で先にやっとかんの!」
息子は間違いなく私の子いつも反省はまねごとで終わってしまう同じ性格、納得しながらテレビのボリュームを絞ってこっそり「新選組」最終回のビデオを見る日曜のつらい夜でした。
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12月10日 (金) 本山で会議
今日は午後からご本山へ行ってきました。 午後1時半からの会議で、12時ちょうどの新幹線に乗れば悠々と本山まで着けるはずでしたが、たとえ一軒でも多くお取越をお勤めしたい、ちょっと欲張ってしまい、一本乗り遅れてしまいました。 会議開始時間には、まだ京都駅のバスターミナルからバスに乗り込んだところでした。 その時、携帯電話が鳴って、本山の担当職員さんから「今どちらですか?皆さんおそろいですが」と、 「ゴメンなさい、今、市バスの中もうすぐ着きます・・・」 13分の遅刻でした。
今日の会議は、平成23年に勤まる宗祖750大遠忌法要に向けて、全国のお寺で子ども達のサマースクールが行われるようにし、混沌とした現代の子ども達に浄土真宗のみ教えを伝える運動を展開ために招集されました。 今年は、岐阜教区を始め東北・兵庫・備後・鹿児島を試行教区として、実際に様々な形態のサマースクールが行われました。 そこで「全寺院サマースクール計画実施試行総括会議」という難しい名前が付けられ、それぞれの教区の代表者と事務方が集まりその結果を報告してもらいました。
報告を聞きつつ、全国にはいろいろな地域性があることだなぁ、これは一筋縄では行かないぞ・・・、と心に靄がかかったりもしましたが。
会議終了後、少年連盟代表で出てくださった松月先生と、これを成功させられなかったら、ご開山に申し訳が立たないだけでは済まない、本願寺の未来は無くなるかも、精一杯やりましょうと誓い合ったことです。
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12月9日 (木) イナゴの佃煮
今日も朝からしっかり1日お取越参り、喉も膝もヘロヘロで帰ってきました。 夕食の食卓には、小皿にこげ茶色の小さな物体が数十個重なり合って盛ってありました。 「これ何?」 「西蔵坊さんがくださった、イナゴ、食べてみやぁ、それと珍しい焼酎もくださったよ」 これが、西蔵坊日記に書いてあったイナゴか・・・
http://pochi21.exblog.jp/d2004-12-07
早速、焼酎をグラスに注ぎ、氷を入れ一口、 「うまい」これは上等でした。
さてさて、お皿の上の物体をよく観察すると・・・ 確かに羽はない、しかし、バッタの恰好には違いない。 慎重に一匹箸につまみ食べてみる、味覚を感じる前に、頭の中にバッタが飛んだ。 正直、美味しいとは感じられない。 先入観から来るイメージに負けてしまう、焼酎はどんどん無くなるが、バッタの数はそれほど減らない、申し訳ないことだと思いつつ、酔っぱらってしまった。
先入観(とらわれ心)があると本質を見極めるのは難しいことだなと実感しつつ、芋焼酎の薫りを楽しめるようになったのも、いつかしら焼酎に対する偏見が無くなったからだと思った一晩でした。
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