Diary 2003. 12
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12月29日 (月)  お取越が終わりました

お取越参りの長丁場も無事終了しました。10月4日のスタートから3ヶ月、私や老僧・法務員さんも弱体調不良もなく、一軒又一軒と700軒を超えるご門徒の御本尊の前で報恩講を勤めることが出来ました。
ヤレヤレこれで正月を迎える準備にかかれるはずでしたが、昨夜から今朝にかけてお二人のご門徒が亡くなられました、お一人は仏教壮年会の現役会員、もうお一人は会員のお母さん、今晩の二つのお通夜には師走にも関わらず仏教壮年会の会員が沢山参列されました。通夜勤行のお正信偈は壮年会の皆と大きな合唱となるお勤めになり、つくづく有り難いなぁと感じました。


12月21日 (日)  雪景色

昨日からの雪は気温の低下とともにバリバリに凍て付き道路もツルツルの朝になりました。
今日は日曜学校は休校だなと思っていたら、朝8時には小さな女の子が二人嬉しそうにやってきました。
「ご院さん、今日は二人しかいないから、お勤めしたら、雪だるまつくろうよ!」とせがまれましたが、法要も忙しく、「スコップ貸したげるで、二人で作りゃぁ」と言いましたが、「やめとく」と言って結局本堂でストーブのそばから離れませんでした。
今回の雪は重たい雪で、境内の庭木も結構ダメージを受けました。

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12月19日 (金)  初雪

ここへ来て、午後からの雨が雪に変わりました。
嫌な予感がしていましたが、午後からのご法事が終わりお座敷を出た瞬間、一面真っ白になっていました。
今日は夜から岐阜の国際会議場で演劇を見る予定になっており、お参りの途中ご門徒のガソリンスタンドの前をわざと通り、横目で様子を見てみると、案の定、沢山の車がタイヤ交換を待っていました。
自分で変えた方が早いと思い、お参りのあと作業着に着替え軍手をはめ、ジャッキアップしてスタッドレスタイヤに交換、約10分の作業、結構早かったな、と自己満足。
雪の降る中、街まで家族を乗せそろそろと行ってきました。開演と同時に何とか付くことが出来ました。
今日の演劇は、劇団はぐるまの「郡上一揆」映画にもなったお芝居です、脚本は岐阜市寺田の円城寺のご住職、小林ひろし先生によるもので大変興味深く見ることが出来ました。
小林先生は5回目の真宗講座のご講師として正尊寺にも来てお話を頂いたかたです。劇団創立50周年の記念公演と言うこともありあの大きな会場がほぼ満席、先生の地道な活動の結晶だなぁと、頭の下がる思いがしました。


12月16日 (火)  奈良の勉強会へ行ってきました

12月も真ん中を過ぎ今日は大野町北部2地区のお取越。余裕を持って行ったつもりだったけれど、あちこち話が弾み結局お昼抜きで勉強会に出発するぎりぎりまでお参りをしていました。
うちに帰り出発準備をしていたら、一緒に行く法友もお衣のまま「ちょっと着替えさせて」と飛び込んでこられました。お取越最盛期のこの時期は午後4時までにお参りを済ませ、奈良まで行くのは結構小忙しいです。
今日の三木先生の講義は現代教学から、浄土真宗と道徳についてでした。今回の講義の中で「小慈小悲も無き身にて」という歎異抄の言葉を忘れ、「念仏者はこうあるべき・・」とえらそうに倫理道徳を説きがちなる危うさを勉強させて貰いました。
帰りの車で「又元気を頂いてきたなぁ」と話しながら、あっという間の200qでした。


12月15日 (月)  提灯掛設置

今日お昼に京都の仏具屋さんが来て、本堂向拝(ごはい)に提灯掛を設置してくれました。
真宗講座を始めたときから夜のお座に提灯に灯りをともし向拝を照らしたいと思っていました。今回ある方の懇念を頂き漆塗りの上等な提灯掛を作ることが出来ました。依頼から約2ヶ月やっと完成し取り付けに来てくれました。
早速夜ホームセンターへ行き電気コードやソケットを買い込み、電気工事の下準備をしました。法要の合間を見て住職が電気屋さんに変身して、除夜の鐘には正尊寺定紋の向かい鶴が足下を照らしてくれるようにします。
鐘突にお出での時は注目して下さい。

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12月14日 (日)  仏教壮年会今年最後の例会

第2日曜日は仏教壮年会の例会の日です。
師走の忙しい中20名ほどの会員が集まって来てくれました。
正信偈の練習と、今年度から再び初めから正信偈についてのお話です。今日は3句目の法蔵菩薩についてレジメを作り説明とお話をしました。難しかったようです。
例会のあと役員会をして、除夜の鐘・元旦会。報恩講への参拝を徹底するよう話し合っていました。自発的なこの会の皆さんは本当に有り難いです。


12月13日 (土)  日曜学校

第二だけ日曜学校を土曜日に行います、今日は女の子ばかり6名でした、ちょっと淋しかったけれど、いっしょにお勤めして、さあお話をしようと思ったら、来客があり院代さんにハンドブックでのお話を代わってもらいました。
今日はお取越の時間に追われていて、ビデオやゲームはおあずけ、ちょっとがっくりとしていました。来週はちゃんとやるからね。
「今年はあと2回しかないからね、頑張ってくるように」悲痛なお願いでした。


12月9日 (火)  ご本山に行ってきました

今日は1日ご本山で会議がありました。
10月の会議以来まるっと2ヶ月ぶりにうちの法務から離れることが出来ました。
さすがに60日1日も休まず毎日朝から晩までお勤めをしていますと、声量は落ちてくるし、正座の痛みも増してきます。腰掛けて、しかも禁煙で1日過ごしたのできっと明日は喉も膝も多少元気になるのでは?
京都はとても風が冷たかった、帰りにはトランク一杯に日曜学校の教材も買い込み帰ってきました。師走なのでしょうか名神高速道路はトラックがやたら沢山走っていました。そういえば昨年の12月10日にご本山で会議があり同じように帰ってくるとき、数珠繋ぎのトラックをビュ〜ンと追い抜いた瞬間、覆面パトカーに捕まった悪夢を思いおこし、慎重にしかも後方に神経を使いながらの運転でした。あと1日特に慎重運転をして、無事年季明けをし、点数を取り戻したいものです。

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12月6日 (土)  法事勤行集増刷

昨日の夕方印刷会社のトラックがやってきました。仏事作法でも紹介していますが正尊寺でオリジナル原版を作った「法事勤行集」の第3版の印刷が出来上がり境内の経堂に搬入されました。
今回も多くのお寺さんが協力して下さり、6500部制作しました。この経本がそれぞれのお寺さんから門徒へ配られていくかと思うと、鮭の卵を孵化させ放流するような気持ちになります。この経本で三部経を読みその意味を考え、多くの方々が阿弥陀仏の信心を頂かれ、溌剌と人生を回遊されまたお浄土で会えるかと思うと嬉しくなります。
正尊寺にも沢山の在庫が出来ました、欲しい方は本堂にて販売しています。いつでもお越し下さい。正尊寺まで来られない方は郵送も致します、1冊500円(送料何冊でも一律500円)メールでご連絡ください。

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12月3日 (水)  御堂さん12月号

中も読まず配りはじめた「御堂さん」今月号、見てみると私の友人のお寺が紹介されています。
12月号18ページの静岡県伊東市、宝専寺。遠山博文住職は私と一緒に伝道院で100日間同じ釜の飯を食した仲間です。
昔は「伊藤へ行くならハトヤ・・・4126よいふろ・・ハトヤに決めた」なんてコマーシャルが流れ賑わった温泉街で、私も遊びに行ったことがありました。しかし伊東沖海底火山の爆発で、地震多発、その時も彼のお寺は墓石が全部ひっくり返ったとテレビのニュースにでてびっくりした事がありますが。そのころから町の活気がなくなり大変だと言っていた事をおもいだしました。


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