11月22日 (月) 白房の華篭
庫裏の新築も大詰めを迎え、今日は京都の鷲見法衣店が大広間お内仏の仕込作業においでた。
庫裏完成までカウントダウンとなったが、その後すぐに行う前住職の本葬も抜かってはならない。
今日も鷲見法衣店には葬儀で結衆(けっしゅう:内陣に座るお坊さん)が持つ華篭(けろう)の房を白い物に取り替えるよう頼んであった。 16枚の華篭、組紐の先に付いた真鍮のオモリ外して付け替えるのは結構手間が掛かる、鷲見法衣店さん京都から社員を余分に連れてきて、紐の取替サービスしてもらえ、助かった。
こうして、父が残してくれた葬儀までのゆとりの時間、還相の働きを感じつつ、葬儀と庫裏こけら落としが盛大に出来るよう準備に追われる日々である。
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11月12日 (金) お世話になりました
前住職 が享年93才にてお浄土へ出発いたしました。
高齢での肺炎は致命傷になるとのドクターの言葉通り、11月12日 午前11時34分 あっけない命終となりました。
総代さん方と協議の結果、葬儀は庫裏完成の12月20日午後1時からと決まりました。
なお、密葬として13日午後7時より通夜、14日午後1時から葬儀を総代と近親者で執り行う事となりました。
ただし、前住職と馴染みのある方々のお見送りはやぶさかではありません。
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11月11日 (木) 急変
前住職が入院して二週間、先週末にはドレナージの器械も外され血液中酸素濃度も90代後半をキープし、これからの在宅看護を考えていた。 木曜日は担当医の日直、坊守が今後の方針を相談する予定で病室に詰めていると、急変した・・・・レントゲンを撮ってもらうと、また肺から空気が漏れ気胸で呼吸が荒くなり、ドレナージを肺に繋げ始動したが、思わしくなかったそうだ。 再度、レントゲンを撮ると左肺は復元しているが、真っ白で肺炎を併発したらしい。
袋付きの酸素吸入器で毎分5リットルだが、血中酸素は60%代で回復せず、家族を呼ぶようにとの指令で、連絡が入り夕刻のお取越参り法務員に変わってもらい、病院へ駆け込んだ。
はじめはとても苦しそうだったが、抗生剤の点滴や坐薬が功を奏し、夜には血中酸素濃度が90%に近づくと少し楽になってきたようだ。
ドクターの所見は高齢者の肺炎は大変危険との宣告、坊守と交代交代で付添をすることになった。 明日には大学生の娘が帰ってくる手はずだが、お取越参りに支障が出るのは必至。
ご門徒の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、こうした情況ですのでお許し下さい。
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