Diary 2010. 11
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11月30日 (火)  庫裏完成に向けて

きのうは完成間近の庫裡に消防署と建築確認技官が完了検査においでた。http://syosonji.exblog.jp/15541161/
この二つの検査が通らないと、お寺の庫裏として機能的に運用するような意匠が施せない、設計士と工務店監督の綿密な設計施工によって問題はなく、検査完了のお墨付きがもらえた。

それを受け、本日は総代会と建築委員会合同で会議が持たれた。
現行図面にはない付帯工事や繋ぎ廊下など、追加工事についての検討・・・・とはいうものの、前住職の本葬を12月20日に控え、建築委員長さんと相談しそれらの工事前倒しで発注、委員の中からは事後報告に対する批判もあったが、前住職の葬儀という緊急事態、概ね了承してもらえた。

ヤレヤレである、これからは引渡まで細かいチェックをしパーフェクトな庫裡を目指す。
そして、前住職の葬儀ではこうした設備もフルに使い、最高の葬儀を目指さなければならない、お取越参りも佳境、寝る間を惜しんでの作業は続きそう・・・

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11月26日 (金)  親子お経教室

先月休んだキッズサンガ親子お経教室、今月も一週間遅れで開いたが、いつもの親子は元気に来てもらえた。
http://shosonkids.exblog.jp/
あと2日で旧暦での宗祖報恩講、そんな話しもしながら1時間半楽しいキッズサンガだった。

今回のお楽しみおやつは、おしるこを予定していたが、今日グッドタイミングでご門徒から送られてきた金沢不室屋の吸い物最中も、メニューに参加、子どもたちも美味しいものには大喜びだった。
寒い夜だったが、縁に出て次回からのおやつ場所になる、庫裡を目出ながらアツアツのおやつをすすった。

庫裡では最後の仕上げに監督さんは残業で掃除、ご苦労さんで有るが、こうした仏の子どもが育つ環境整備の庫裡建設、頑張ってもらっているかと思うと、もっと充実したキッズサンガを目指そうとファイトも湧いた。

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11月23日 (火)  万所道場報恩講

京都から単車で急遽帰ってきた若院も一緒に万所道場の報恩講を勤めた。
考えてみれば、父がこの道場での報恩講に出たのは3年前、http://shosonji.sakura.ne.jp/img/20071123-2.jpgが最後だった。

今回はお斎が終わった後、姉の絵を新築中の庫裏へ運んだ。

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11月22日 (月)  白房の華篭

庫裏の新築も大詰めを迎え、今日は京都の鷲見法衣店が大広間お内仏の仕込作業においでた。

庫裏完成までカウントダウンとなったが、その後すぐに行う前住職の本葬も抜かってはならない。

今日も鷲見法衣店には葬儀で結衆(けっしゅう:内陣に座るお坊さん)が持つ華篭(けろう)の房を白い物に取り替えるよう頼んであった。
16枚の華篭、組紐の先に付いた真鍮のオモリ外して付け替えるのは結構手間が掛かる、鷲見法衣店さん京都から社員を余分に連れてきて、紐の取替サービスしてもらえ、助かった。

こうして、父が残してくれた葬儀までのゆとりの時間、還相の働きを感じつつ、葬儀と庫裏こけら落としが盛大に出来るよう準備に追われる日々である。

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11月19日 (金)  正蓮寺真宗講座

美濃四十八座第3番岩利の正蓮寺真宗講座、本堂もサテライト会場の庫裏も一杯200名以上のお参り、銀杏が色ずくな素晴らしい法座だった。

特に東京から診療を休みわざわざ来てもらえた宮崎幸枝先生、一昨年の入院の時も先生の本を読みながら復活を果たした。http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2009&m=3&d=22
また、病院で広がる現実の救い、1週間目に父を看取った身としては心に染みった。


関連Blog
http://sukhavativyuha.seesaa.net/article/169989525.html

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11月14日 (日)  前住職の密葬

前住職の密葬はまったく案内広報をしなかったにも関わらず、大勢のご門徒に見送られ荼毘に伏すことができた。
総代さんと仏教壮年会・仏婦役員の皆様のお陰で夕刻遺骨となって本堂に帰り、還骨勤行をお勤めでき、無事密葬を終えることができた。

一昨日から昼夜を問わず噂を聞いて飛んでこられたご門徒があった、来月の本葬はこんなご門徒へ前住職が仏の働きとなっているぞ、と確認のできるような盛大な葬儀をさせてもらわなければ。

総代さんと相談しながら、サプライズな本葬を目指す楽しみが与えられた密葬であった。

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11月13日 (土)  密葬の通夜

前住が亡くなり、バラバラに暮らしている家族が揃った。
亡骸を前に、家族が揃いもう年賀状の家族写真取れないよなと話し合っっていると、布団の中からピースサインが出てくるかも・・・・なんて冗談を言いながら、つかの間の家族団らんを楽しんだ。

午後7時からは通夜、密葬と言うことで正式な案内をひとつも出していなかったが、本堂一杯に大勢の人が集まってもらえた。

仏教壮年会のメンバーが受付と駐車場整理、仏婦役員がお茶接待と自発的に協力してもらえ、事なきを得た。

仏教壮年会・婦人会のみなさまありがとうございました。

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11月12日 (金)  お世話になりました

前住職 が享年93才にてお浄土へ出発いたしました。

高齢での肺炎は致命傷になるとのドクターの言葉通り、11月12日 午前11時34分 あっけない命終となりました。

総代さん方と協議の結果、葬儀は庫裏完成の12月20日午後1時からと決まりました。

なお、密葬として13日午後7時より通夜、14日午後1時から葬儀を総代と近親者で執り行う事となりました。

ただし、前住職と馴染みのある方々のお見送りはやぶさかではありません。

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11月11日 (木)  急変

前住職が入院して二週間、先週末にはドレナージの器械も外され血液中酸素濃度も90代後半をキープし、これからの在宅看護を考えていた。
木曜日は担当医の日直、坊守が今後の方針を相談する予定で病室に詰めていると、急変した・・・・レントゲンを撮ってもらうと、また肺から空気が漏れ気胸で呼吸が荒くなり、ドレナージを肺に繋げ始動したが、思わしくなかったそうだ。
再度、レントゲンを撮ると左肺は復元しているが、真っ白で肺炎を併発したらしい。

袋付きの酸素吸入器で毎分5リットルだが、血中酸素は60%代で回復せず、家族を呼ぶようにとの指令で、連絡が入り夕刻のお取越参り法務員に変わってもらい、病院へ駆け込んだ。

はじめはとても苦しそうだったが、抗生剤の点滴や坐薬が功を奏し、夜には血中酸素濃度が90%に近づくと少し楽になってきたようだ。

ドクターの所見は高齢者の肺炎は大変危険との宣告、坊守と交代交代で付添をすることになった。
明日には大学生の娘が帰ってくる手はずだが、お取越参りに支障が出るのは必至。

ご門徒の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、こうした情況ですのでお許し下さい。

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11月9日 (火)  第十六番大垣超誓寺真宗講座

きょうは大垣の超誓寺さんで第1回目の真宗講座が開かれた。
夕刻、まだ作業をしている職人さんが気になったが、大垣は遠い工事現場へは目をつぶり坊守と出かけた。

超誓寺さんは岐阜県唯一の真宗興正派(西本願寺南隣の興正寺が本山)のお寺、しかも大垣駅のすぐ裏という街中のお寺、どないな事になるのか気を揉みながら向かった。

ところが、受付は長蛇の列、美濃四十八座とまるで甲子園にでも行くような横断幕をかけたマイクロバス・・・・えらい盛り上がりようである。
夜座にかかわらず本堂は満堂、宏林晃信師の笑いと涙の90分、ほくほくの真宗講座が展開していった。

美濃四十八座まだ創世記だが、確実に聴聞慶ぶお同行の輪が広がっていることを感じる超誓寺真宗講座であった。

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