Diary 2007. 5
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5月12日 (土)  組の仏教壮年会総会

きょうの夜は中川北組仏教壮年会の総会が行われた。
朝の日曜学校からフルタイム、寝不足も相まって目蓋が重かった。
どこでもそうだが、総会というと予算決算の数字の読み合わせ、力が入らない。
だが議決事項がクリアされ、組の仏壮をどうするかというフリートーキングになったとき、目の覚めるような発言が相次いだ。

「せっかく各寺での代表が出てきて何とかしようとするならば、もっと社会の中に出てアピールしては」
という意見から、本巣に出来た大型ショッピングモール「モレラ」で『花まつりの甘茶掛け』イベントをして、Xmasしか知らない現代人にお釈迦様dayをアピールしようと言う話が進み出した。

いやはや、ガツンと一発頭を覚醒させられた。

閉会の前には組長さんから、先月発刊された本願寺御門主様が書かれた単行本「世の中安穏なれ」の宣伝。2・3日内にはモレラ近くの自由書房で、30冊近くは売れることだろう。

きょう一日の疲れが吹き飛んだ、深夜に及ぶ寄り合いだった。


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5月11日 (金)  耐震

書院増築工事は建て前が終わり、大工さんが一人になりコツコツと仕事をしておいでる。
構造材の至る所に金具が取り付けてられていく。
大工さん曰く
「神戸の地震から、金具モンがやたらと増えた、ネジ締めばかりでかなわん・・・」

なるほど、これが耐震補強というものか、ホゾというホゾすべてがボルトとビスと止め。
旧来の大工さんの技術である、アリザンやくさび止めは一般住宅では捨てられた技術になってしまったようだ。

ともあれ、工期を急がせているだけに、職人さんの動きは速い。

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5月10日 (木)  建て前

きょうは書院増築工事の建て前。
心配したように天気予報的中、朝の内は良かったが11時頃には嵐のようになったらしい。

私もご門徒宅でご法事の最中に雷鳴と突風でお経が中断したくらいだった。
心配しながらお昼に帰ると、案の定職人さんたちは屋根にブルーシートを掛け休憩中。
若い大工さんが携帯のnetでピンポイントの天気予報を見ながら、雨間を狙って屋根の始末をつけるべく思案の様子。

その甲斐あって夕方には屋根の防水シートまで片付いていた。

丸平建設の職人の皆様、お疲れさまでした。

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5月9日 (水)  キッズサンガ

今日は終日会議、昨晩は初顔合わせの方々も交え一献傾け、ある程度気心が通じ合ってからの会議、目的のためいかに進めるか様々な意見が交わされた。

いよいよ、浄土真宗本願寺という大きな教団から、正式なキッズサンガ(お寺をこどもの居場所にすると共に、こどもを中心に据え老若を問わず昔そうであったように、門信徒が寄り集えるお寺の発展計画)を発信していくための機関の初会議である。

経験と能力を備えた方が委員として出ておられる、当て職の観の私は、それぞれ出される意見に「なるほど・・・・そういう考えもあるのか」と妙に納得し、自らの思慮の浅さを痛感しながら末席に着いていた。

ともあれ、キッズサンガは動き出せば必ずその効果は現れてくる、それだけは間違いないはず。お寺に子どもの声と、それを取り巻く大人の優しい顔が溢れたら、こんな嬉しいことはない。
お寺を預かり、それを守り住まうものとしてのこの上のない喜びが得られるからだ。

日本中の本願寺のお寺にそんな喜びが満ちあふれる、それが想像できる時と場所に居合わせていると思うと、ラッキーだとつくづく思う一日だった。

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5月8日 (火)  新緑の京都

きょうは気持ちのいいドライブ日和、快調に高速を走り東山五条の大谷本廟についた。
大谷本廟では先月ご門徒のおばあさんから依頼のあった、相続人のない遠縁の方の祖壇納骨。自分では京都まで行けないので私に代参して欲しいと頼まれていたからだ。

毎年7月には団参で無量寿堂納骨は慣れているが、正直、祖壇納骨に立ち会うのは初めてのこと、ちょっと緊張した。
若いお坊さんの職員が丁寧に案内し、お焼香の作法から、荘厳係のこれ見よがしにご丁寧な準備、たまたま一緒になったご門徒方は感心して見聞きしておられ、こちらまで嬉しくなった。
無事依頼されたご遺骨を、親鸞様の御廟(お墓)に納められ、肩の荷が下りた。

これからの時代、離婚やシングルライフの人が多くなり、お墓を作らず遺骨をすべて祖壇納骨することが増えることだろう、少し考えさせられる上京になった。

納骨を済ませ、もう一つ京都での仕事先に向かった。
京都御所近くにある「ヤスダ徽章」で、真宗講座バッチ制作の相談。ひょっとすると今年中に80回になる参加者がでてきそう、それに対応する新規デザインバッチ、銀藤賞・108回の金藤賞も決まった。
わずか6年でこんな回数まで考えなければならないとは、嬉し限りである。

そして、今夜は京都泊、明日はキッズサンガを担当する寺院活性化部での初めてのキッズサンガ推進中央委員会、今晩は初顔合わせと言うことで一献傾けながらの懇談会。

明日の会議も楽しみだが、その前夜祭嬉しいことだ。

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5月7日 (月)  連休も終わって

大型連休もヤレヤレ終わった。
坊さんはヤレヤレだが、世間は通常モード、朝から職人さんが来て仕事に精を出しだした。
連休前型枠を組んでコンクリーリートを流し込んだ、書院増設の基礎工事が完成した。

いよいよ次は、建て方が始まる、楽しみだ。

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5月4日 (金)  花まつり・降誕会

今年もたくさんの親子ずれでのお参りのなか、にぎやかに花まつり・降誕会(ごうたんえ)をお勤めできました。

この模様は行事アルバムで紹介しています↓
http://www.shosonji.or.jp/new/07-05hana/07-5hanamaturi.htm

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5月3日 (木)  花まつり準備と誕生会

明日の花まつりの準備で、今日は花御堂作り。
途中にわか雨なども降ったが、子どもたちの手できれいな花御堂ができあがった。今年はモレラの一周年記念に圧され、男子はモレラに引っ張られ、いつもの賑わいには欠けたが、致し方ない。

夕方までには、本堂は明日の花まつり降誕会(ごうたんえ)の準備完了した。

準備が終わり、先月の30日から順延していた、前住職の誕生会をした。
真ん中の娘も連休ということで今日京都から帰ってきたので、それに会わせるよう順延してきた。

誕生日のご馳走、何が良いかと尋ねたら、
「わしは、焼き肉がイイ・・・」との父の希望。
お祝いに駆けつけてきてくれたW家共々、焼き肉屋さんへ出かけた。

2合徳利、アッという間に空にして、
「耳が聞こえんようになって来た、長生きするのやろうか?こまったもんだ・・・・」と、独り言のようにブツブツ言いながら、上ご機嫌だった。

大正7年4月30日生まれ、満89歳になったが、まだまだ元気でありがたい、遅ればせながらのお祝い会であった。

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5月2日 (水)  チョットお勉強

きょうは夜7時から9時まで別院の会議室を借りての勉強会、院代さんに乗っけてもらい出席した。
講師は5月の真宗講座にも来ていただく、群馬の阿部先生、テーマは唯識(ゆいしき)について。

阿部先生は、
「三枝充悳先生の書かれた、『世親』という文庫本、これを読めば唯識が簡単に分かる」
といわれた。
そういえば数年前同じ先生の「龍樹ノート」よめば、縁起の考えがよく判るといわれ買った記憶がよみがえる・・・・・
途中まで読んで、サッパリ分からずほってある。


意識を越えたマナ識・アラヤ識・・・・・それをフロ敷きで包むみたいに縁起の法で説明される、解ったようで、その後みなで一杯飲みながらの遅い夕食、サッパリ解らんようになった。
しかし、飲みながらも先生は
「坊さんは、チャンと仏教の輪廻を説かなイカン」という言葉は頭に残っている。

阿部先生、一段と鋭いオーラが出ておられた、5月16日の真宗講座が、いよいよ楽しみになった。

ともあれ、この勉強会を個人主催するSm師に感謝の一晩だった。

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5月1日 (火)  材木検査

きょうは一息、午前中書院増設工事の建設屋さんへ建物の木材検査に行ってきた。

正尊寺の門徒でこの会長さんは総代長もして貰っている、大野町三田畑にある丸平建設の工場へ雨の中でかけた。

材料検査というよりも工場見学といったテンションだったが、若いそれぞれの担当の社員から、仕様帳の説明を受け、増築に使う山になった材料も見せて貰った。
建築費を切り詰めるために最低の木材で再見積を頼んだが、美山町産の杉柱けっこう上等だった。
ご門徒の建築屋さんはつくづく有りがたいと思った。

工場では大型のプレカットマシーンが動いており、そちらの説明を聞きながらアッという間に刻み終わって出てくる梁や柱の出来映えに目を見張った。

興味津々、あちこちの工場の中を覗いて歩く、堂大工が担当する棟にはうずたかくケヤキの柱が積まれている。
このケヤキ、行き先はあるのかと尋ねると
「自然乾燥させてあるだけで、使う予定はない・・・・」

さすがに丸平建設、親子4代ケヤキ収集には余念が無く、これだけのケヤキ材を持っていれば何時でもお寺を建てられるはず、今も3ヶ寺の本堂新築中とのこと。


2時間ばかり坊守と、いい目の保養をさせてもらえた。


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