Diary 2005. 8
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8月29日 (月)  本山で会議

昨夜の疲れを引きずったまま、朝から本山に来ています。
今日は少年連盟理事会、今回は宗門の青少年教化の未来に関わる重たい会議です、総務さんや公室部長、中央相談員の主任などが混じり、1日の会議なかなか辛いものがあります。本願寺という巨大教団私たちの思惑通りばかりには進まないのが現実ですが、何とか日本中のお寺の本堂からこども達のお参りする声が聞かれるような体制を作りたいと思い頑張りました。
相変わらずお利口に腰掛けに座って話し合うのは苦手な作業、長い1日でした。

老院に頼んできた今日のお葬式、気にかかる所ですが、明日もまた引き続き会議があるので、今晩は京都泊まりです。

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8月28日 (日)  中川北組仏教壮年会結成

この週末毎日葬儀が続きヘロヘロです。
けれど今日の夜はよい事がありました。懸案であった我が中川北組に仏教壮年会が誕生しました。
今まで正尊寺仏教壮年会は活動していましたが、中川北組は他の単位がなく連盟に加盟することなく行っていました。
今回、初めの一歩として組内寺院から代表者を出しあい、全寺院一丸となって中川北組仏教壮年会として単位会を作ろうと計画されました。
お勤めの後、私のお得意のプレゼンテーションで仏教壮年会について説明し煽り、願成寺ご住職からとどめの法話をしていただき、何とか結成に向けての話し合いが行われました。
しかし、役員選出が関わる話し合いだけに、なかなかあっさりとは進みません。けれど、さすが見識を待たれた各寺院の代表者、全く筋書きのないお任せの話し合いでしたが、執行部の選出まで漕ぎ着けてもらえました。
会長には、正尊寺仏壮前会長であった杉山さんが選出され、四役もなるほどという方々に担ってもらえることになり、中島組長さんと「やれやれですね」とシェイクハンド出来ました。
あと2年もすると戦後団塊の世代が退職時期となります、仕事一辺倒から少し時間に余裕を待たれる方々に仏法に遇っていただく受け皿として、この中川北組仏教壮年会がきっと大きな役目を果たしてくれることでしょう。

選出された役員の方々が皆さんの前で挨拶される姿を見せてもらい、今日一日の疲れが一気に吹き飛んだことです。

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8月26日 (金)  台風影響なし

台風11号心配しましたが、この辺にはまったく影響ありませんでした。

いつもの如く、本堂の唐戸カンヌキで防備しましたが、また空振りでした。このカンヌキが役立たなかったことは喜ぶべきことですが、そよ風も吹かなかったことにガッカリする心がおこってしまうのも悲しい私の姿です。
しかし、直撃した関東方面では多くの被害も出て難儀をされている方もおられることでしょう。申し訳ないことです。

被害にあわれた方には心よりお見舞い申しあげます。

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8月24日 (水)  リヤカー来たる

年齢と共に体力と持久力が落ちていきます。
今年の夏も様々な行事で、それに使う道具や機材を持って境内をあっちこっちし、疲れ果てました。
一輪車ではどだい四角い道具を運ぶのには適しません、とくに砂利が敷きつめられた境内は難儀です。
リヤカーが欲しいなぁ〜と思い、オークションで探したら有りました、、早速落札。

今日の午後、それは佐川のトラックに乗ってやって来ました。段ボール箱に入っています、折りたたみ式です、しかも総アルミ合金で片手で箱から出せます。
早速、境内を引いて回りました、良い感じ!
誰かを乗せてまわりたい、数年前の上高地を思い出す・・・・

誰か来ないかな、この姿写真におさめたい。
ちょうどそこへ、昨日・今日とご自坊のサマースクールをされた岐阜教区少年連盟委員長の妙楽寺さんがお貸ししたカキ氷機を返しに来られました。
何というタイミング、さっそく駐車場でリヤカーにカキ氷機を積み初仕事、汗一つかかず倉庫へとスイスイ、おまけにシャッターまで押してもらえました。

これで体力が落ちても、当分がんばれそうです。
後10年もしたらフォークリフトが欲しくなるかな?

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8月21日 (日)  夏休みの日曜学校

今月はお泊まり会や行事で中断していた日曜学校、今日から再開です。
けれどやはり夏休みは出足が悪い、今日は8人ばかりの子供たちでいっしょにお勤めしました。
子供たちに
「お寺のホームページ見て、コメント書いてよ!」
と言うと、「全然見とら〜ん・・・」との返答。
しかたなく、本堂へノートパソコン持ち出し、スクリーンにこのホームページを大写し、行事アルバムと日曜学校のブログを見せました。
「こうやって、ちゃんと載せとるから、家で見てコメント書かなアカンよ!」
と、強力に催促、したがどうなることやら。

正尊寺ホームページもお寺の再起をかけリニューアルしもうすぐ3年目になろうかとしています。
あちこちで、是非コメントを残すよう頼んで歩くが、カウントは結構増えるが、コメントはなかなかこちらの計らいどおりには行かない。

皆さん是非掲示板に、コメントを書き込み、エールを送って下さい。

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8月20日 (土)  散髪

久々に夕方から時間ができ、トコ屋さんに行ってきました。
店に入るなり「ご院さんよっぽど忙しかったかね?お盆というのにそんなボサボサで」と、笑われてしまいました。確かに8月始めに行こうと思っていたのに、まったく時間ができず延び延びで今日まで来てしまった感じ。
鏡の前ですっきりしていく頭を眺めつつも、何と薄く白くなったものか・・・・50の大台に乗りいよいよ初老か、一抹の寂しさを感じつつ睡魔に襲われました。

昔、1日幸せでいたければ床屋へ行け、一月幸せでいたければ家を建てろ、一生幸せでいたければ仏法に遇え、と言うような喩えの説教を聞いたことがありますが、私の場合1日の幸せさえ感じられないこの身、情けないことです。

人生の体感時間は加速しながら進んでいくような、せねばならない課題が山積、夏の行事が済んで一息などと言っておられないぞと、淋しい我が頭を見ながら、つくづくと思ったことでした。

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8月19日 (金)  夏の子どもたち

昨日の法事で坊守の姫路からきた親兄妹は長良河畔で一泊。今日は付いてきた小学生の姪たちを連れ岐阜公園の名和昆虫博物館へ行った。あまり広くない館内に親子連れが一杯、クワガタやチョウチョをの標本の森を小学生たちが走り回っていた。
夏休みなんだなぁ〜と、つくずく思った。
午後にはその親戚一山も帰路につき法事の残務も終わった。やれやれ・・・一息

お盆会の時姉弟でお聴聞に来てカキ氷機を借りて行かれた願明寺の若さんから、「母親も楽しみにしているので、サマースクール是非のぞきに来て下さい」と言われていたことを思い出す。
願明寺のお庫裏さんとは龍谷大学で同窓、夕刻カメラを持って表敬訪問に参上。
24人の子供たちが本堂を走り回っていた、お寺の夏休みの風景、良い感じ・・・・
「子供たちといっしょにカレー食べていきゃぁ〜」お言葉に甘え子供たちといっしょにご馳走になりました。日も暮れ境内は花火大会、それを心配そうに眺められるお庫裏さん、20年近く前につれ合いのご住職を亡くされ、女手一つでお寺を守りながら2人のお子さんを立派に育てこられました。
その甲斐あって今お寺に子供たちの声が響き渡る、ありがたい光景を見せてもらえました。

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8月18日 (木)  法事

今日は午前に岐阜でご門徒の法事をすませダッシュで帰還、そして午後からは家の法事を勤めました。

昭和31年8月23日享年6才で早世した姉の朗子50回忌、昭和44年8月21日享年85才で往生した祖父の雲咲37回忌、平成元年8月5日享年66才で往生した母の八重17回忌、そして少し取越て平成6年2月25日享年102才で往生した祖母末千代の13回忌を併収して、お師匠寺の真正小柿福乗寺ご住職をお迎えしお勤めしました。

寺関係の親戚ばかり、お盆が終わったばかりでのお参りです、少し気を使い全員腰掛けてのお勤め準備、皆さん本堂に入るなり顔がほころんでいました。浄土真宗は難行苦行に価値は見いだしません、楽な気持ちで先立った親姉弟を偲びつつお参りしたことです・

久しぶりに甥や姪親類が集まり、老院は始終ハイテンションながら、
「ようここまで、生かさせてもらった・・・」
涙ぐむシーンもありましたが、私は公私ともこの夏のイベントがすべて終わったと、安堵したことです。

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8月17日 (水)  お盆会法要

正尊寺夏の行事の締めくくり、お盆会の法要が勤まりました。
風のない蒸し暑い日ではありましたが、ご門徒の皆さん大勢お参りに来て下さいました。
法話は毎年お願いしています、滋賀県日野町の瑕丘先生、もう20年以上毎年来ていただいていますが、笑わせたり泣かせたりしながら、「浄土真宗の往生」についてしっかり聞かせてもらえました。
お斎の「竹割ソウメン」もこの蒸し暑さ、大好評で替え玉をされる方もたくさんあり、大変喜ばれました。
数日前、ヤブ蚊と戦い、噴き出る汗をぬぐいながら苦労した甲斐があったというものです。

今年の夏も7月から行事続きで、目まぐるしく時間に追われる日々も、やっと一段落です。
まだまだ一息は付けそうにありませんが、住職としての最低限の責務はこなせたかなと思うことです。

※この模様は、行事アルバムで紹介します。お楽しみに。

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8月13日 (土)  盆おどり

心配していたお天気も、上々、絶好の盆踊り日和となりました。
今日は根尾川の花火とバッティングしたため、例年より人出は少ないと見込み、ビンゴ大会の景品は量より質で勝負しましたが、8時を回った頃は例年と変わらぬ人出、350個の景品で間に合うか焦りました。
苦肉の策で、踊っている人だけにビンゴカードをわたす条件を付け、何とかクリアーしました。
午後10時に終了、後片付けと仏教壮年会の打ち上げでまで、0時前には全て終わりました。

準備から後片付けまで仏教壮年会の皆様、ご苦労様でした。


※この模様は行事アルバムで紹介します。

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