10月31日 (火) つるべ落とし
秋の日は「つるべ落としと」と言われるが、午後陽が傾いたなと思うと、あっという間に暗くなる。 今日は美しい日の入りを愛知県一宮の郊外で眺める、まだお参り予定のお宅が残っており、がぜん焦りだした、7時からお通夜があり時間との勝負が始まっている。
今年の秋は異常気象か10月最後の日だというのに、汗をカキカキのお取越お参り。そんな気候が影響してか、10月に入り9軒目のお通夜。 そのため毎日のように午前中は忌明けの法事が並び、今日も午後からしか一宮方面のお取越に出かけられなかった。 時計を気にしながら回るお取越はちょっと辛いものがあるが、最終帰還時間が決められているのでしかたなく、夕暮れ時の渋滞の道を迂回しながら、なんとかお通夜の時間に間に合った。
お参りを終え家に帰ると、境内や駐車場の電気がつけてある? 「外の電気つけっぱなしだぞ!」と、坊守に注意を促すと。 「今日は仏壮の役員会やろ!」と、返り討ち。
朝、坊守に指示しておいたのにもうすっかり記憶が飛んでしまっていた、ちょっと痴呆が入ってきたかな?
来月の12日行われる、ボーリング親睦会の相談、ハンディキャップやレーン組の作業を見守る。 こうして慌ただしく、10月が終わっていった。
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10月29日 (日) 行楽日和?
10月最後の日曜日、汗ばむ陽気に誘われてか、のんびりと国道を走る車がやけに気になる。 午前は北部山間部のご門徒宅でのご法事、行きも帰りも道の駅「おりべの里」付近は渋滞、おおはやりだ。 まだ、柿にはちょっと早いが秋野菜を買っているのだろうか、売店前には列ができ、えらい人だかり、世の中休日だなぁと実感した。 汗をカキカキ三部経をお勤めし、あっという間に一日が終わった。
午前のご法事宅で上等な自然薯を頂いた、折れないよう大事そうに竹にツルで固定し堀手の苦心が感じられる山芋だった。 これは写真を撮っておかねば思いつつ、後回しにしたのがいけなかった。 夕刻お参りから帰還した時には、すでに落とし芋となり鍋の中に納まっていた。 写真は撮れなかったが、久々の自然薯の落とし芋(山芋をすってお吸い物に団子状に入れたもの)美味しかった。精も付いた。
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10月27日 (金) 受け継がれるもの
毎日必死でお取越を回っている。 今日も走行170q、名古屋方面のご門徒のお取越、移動の時間を気にしながら、くたくたになる。
遠隔地でお取越を心待ちにしておられるのは、ほとんど旧美山町の山間部北山村出身の方々だ。ここの地域出身のご門徒は、私が参ったそのついでのように今年度の年忌法事を勤められる。 今日も名古屋市内のお宅に伺ったら、兄弟や親戚が集まってきていた、お勤めが終わり奥さんの手料理で一緒に昼食会といった感じだが、豆ご飯にけんちん汁、コンニャクの白あえなど、かつての山村のお取越のお斎が再現される。
「今日は豆を煎りすぎて、失敗した」と弁明の談ではじまったが、昔の山での生活話に花が咲いた。 大都会名古屋市内で豆ご飯をいただきながら、半世紀前の自給自足の話から、子供心に1年の楽しみはお取越とその時の説教だったと聞かされる、不思議な感じだ。 だが、なんとも香ばしい塩味のご飯と共に、親鸞聖人の教えが、一緒にいる都会育ちの若い孫嫁さんにも、きっと受け継がれていくのだろうなと感じると嬉しくなる。
こんな光景に出会えるから、お取越は止められない。
写真は「老院さんに持ってたげてと」お土産にいただいた豆ご飯。
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10月20日 (金) 本山での会議
今日は本山で少年連盟史の編纂会議。宗会があるらしく宗務所の会議室は全室予約済、そのため広々とした聞法会館会議室で行ったが、気持ちは焦りまくっていた。 なにせ、発刊予定日まであと3ヶ月、会議滑りだしはあまりにも入念な校正作業でなかなか進まなかったが、午後からは徐々にペースが上がりなんとか初稿の体裁が整った。
そして、発刊までのタイムテーブルを黒板に書き、今後の方針を示した。理論上では可能だが、こんなにうまく運ぶだろうか不安も残ったが、編纂委員さんや事務局さんと、なんとかこの予定で進めようと誓い合った。
会議が終わり外に出たときはもう辺りは真っ暗、疲労を感じつつ、今日の段取りが絵に描いた餅にならないことを願いながらボチボチ安全運転で帰ってきた。
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