Diary 2008. 3
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3月17日 (月)  一日ビデオ鑑賞?

今日は本山で少年教化DVD作成のために会議に出た。
このDVD昨年の2月に企画に入り1年とチョッと、もう一息でプレスにかかれそう。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=2&d=5

今回は映像と手直しされた(Ver8)のナレーション原稿との確認作業、耳と目半分は前を向き、目半分だけ手元の原稿を見ながら、ワンシーン・ワンシーン進む、普段からボーッとテレビを見る癖が付いているだけに、辛かった。

予算の問題もあり、何度もプロのアナウンサー吹き替えのし直しが頼めないだけに、ここで完璧な台詞とテロップなどを決めるとのことだが、なかなか1日の会議ではそうも行かない。
鹿児島のH委員が自宅でもう一度根をつめ最終確認してもらうことに相成った。

今年度中と思っていたが、やはり完成は少し遅れそうだが、確実に世に出せるだけの手応えは感じながら帰ってくることができた。

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3月15日 (土)  みんなでお聴聞

今日は曽我屋の超宗寺さんで真宗講座が開催された。
ここは境内に幼稚園がある関係から、毎回土曜日に開催され、お坊さんがお聴聞に馳せ参じるにはけっこう厳しい。
今回もお昼のお座には、院代さんのT君と坊守、夜のお座には私と法務員のS君と手分けをした感じ。それも間に合うかどうかギリギリでの滑り込みとなった。
午後七時寸前に駆けつけると、向拝の受付には小学3年生の新発意(しんぼち:お寺の跡継ぎさん)さんが一人で受付をしている、この法座を開催するのに、家族総出で結構大変なんだなと思ったが、きっと新発意に迎えられてご門徒は喜んでおられるだろうなという風景だった。

ご法話は浅井成海先生、いつののように身体を前後に揺らし、先生のお味わいをお同行に投げかけられる。昼の部の法然様のお話は聞き損なったが、親鸞様の信心と還相回向(げんそうえこう)のお話し身にしみた。
今年の法事での法話は22願をについて話しているだけに、先生の味わいの深さ、とても勉強になり頷きっぱなしであった。

私を含め坊守や法務員さん達、だんだんとお聴聞の楽しさが解ってきて、よそのお寺へ厚かましくお参りすることが平気になってきた。
門徒の人たちにももっとお聴聞するよう、如何に勧め尻軽にするか、考えてみようとも思った一日だった。

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3月13日 (木)  総代会

今日は午後から総代会(本部委員会)を開催した。
会議の前に先般お浄土へ出発された小川委員長の追悼法要を委員全員でお勤めし、お焼香してもらった。
ほん先日まで元気でこの会議を仕切ってもらっていただけに、みなさんその面影を偲んでのお勤めとなった。

会議では後任の総代さん人事や、来月に控えた門徒役員総会に向け協議し、おおむね準備しておいた原案を支持して貰い、ヤレヤレ。
それと今回は次年度からいよいよ実務に入る庫裏建設についての建築委員会の策定。
それぞれの本部委員さんいろいろ思いを持っておられる。住職としての庫裏新築に対するビジョンを問われ、日頃考えている思いを披露させてもらい、方向は理解してもらえた。
だが、具体的な委員人事となるとなかなか難しい。行きつ戻りつしながらだが、何とか七人の建築委員の選定と、委員長さんを推挙するところまで漕ぎ着けた。あとは、来月の総会で承認を得たらいよいよ実働体制にはいる。最後まで固辞しておられたが、人望厚いA木委員んに内定した。
門信徒が喜んで集える庫裏完成まで、宜しくお願いします。

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3月12日 (水)  前進座『法然と親鸞』の観劇

朝8時半門前に観光バスが横付けされ、44名で名古屋栄の中日劇場を目指した。
途中、一宮サービスエリアで弁当を積み込むが、すでに岐阜教区の同じようなバスが一杯溜まっており、我がバスのドライバーとラックの運ちゃんと睨み合い・・・チョッと険悪。
ここで、こんなんでは栄の街でどうなるんだろう・・・少々不安になったが、中日劇場前には名鉄観光のスタッフが充分配置され、長蛇の列になるも塩梅良く劇場に入ることが出来た。

3時間強の長い芝居だったが、風聞では難しいとあったが、なかなか良かった。
当日券も有るそうだ、今回の観劇ツアー逃した方、交通便利なところです是非見られると良いですよ。
http://www.zenshinza.com/stage_guide/hounen/2008hounen_index.html

幕間に喫煙所に向かうと、名鉄観光の馴染みの顔がミーティング中、帰りの誘導について確認作業中のようだ。旅行社も気合いが入っている、その賜か帰りも非常にスムーズにバスに乗車できた。
旅行社の皆さんおつかれさまでした。
おかげで快晴ポカポカ陽気のなか良い観劇ツアーになりました。

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3月11日 (火)  お客さん

今晩は4人のご門徒さんが泊まります。
明日の名古屋中日劇場で公演されている『法然と親鸞』の観劇ツアーの為に前泊されるのだ。

この方たちは万所道場の関係者で、「昔は正尊寺の報恩講には本堂で泊めてもらった」と、いつも懐かしんでおられたので、明日は出発も早いことだし「泊まっていきゃぁ!」ということになった。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2006&m=11&d=23

車のない時代、45q離れた山間部からお参りに来るというのは大変だった。コタツに入りそんな話に花が咲いている。

明日は正尊寺から44名バス一台での観劇、添乗員はいないらしい、皆を上手に誘導しなければならない。
本山や御旧跡など田舎なら得意だが、栄のど真ん中、人混みは苦手チョッと気がもめる。

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3月8日 (土)  いい集いだった

きのうから筋肉痛になりながら準備の手伝をしていた『第19回岐阜教区門信徒の集い〜750人のサンガ〜』盛大に行われた。

親鸞聖人750回大遠忌に向けての集い、語呂合わせではないが、数値目標として750人のご門徒や僧侶で別院本堂の内陣も下陣も満ポンにして、法座を開こうと言う企画。
世間から低落傾向と揶揄されもする既製仏教々団でもある本願寺岐阜教区、客寄せパンダの芸能人も無しで、はたしてその目論見が果たせるか、親分のM上先生もチョッと不安であったようだが、あに計らずご門徒600名以上、出勤のお坊さん100名、雅楽やコーラス、スタッフ、職員さんを合わせると優に750人は超えた。

自坊の法要を抜け出し、日帰りで福岡から飛んで来てもらえた松月先生の法話にはすさまじいエネルギーが感じられた。
http://blog.goo.ne.jp/mhakusen/d/20080308

そして、去年の夏、西蔵坊を舞台としたお泊まりキッズサンガで撮影された本願寺webテレビのビデオ『お坊さんがゆく』を上映し、兵庫から馳せ参じてもらった宏林晃信師、本物のキャスター登場で一気に頂点まで盛り上がった。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=read&y=2007&m=7

わたし自身、はじめての超満堂での別院本堂でのお勤めや法話なんとも言えない感じ、しかも進行表通り進んでいくうちに、参加者の心に火が灯っていくようにみえる。
岐阜空襲で焼け野原になった中から、岐阜別院を再建された方々の思いが確かに受け継がれつつあるようにも感じられた。

これからの岐阜別院“何か変わるぞ”とゾクゾクしながらスタッフの末席で働かせてもらった。

それと、今回のお勤めには高校2年生の新発意(しんぼち)である長男が始めて別院の内陣に出勤してお勤めに加わった。(矢印の赤いお衣)
父親としてこの様な素晴らしいお座で、先輩諸師にはさまれて息子がデビューを飾れたことは、二重の慶びとなった。

関連blog↓
http://mts-r.at.webry.info/200803/article_3.html
http://pochi21.exblog.jp/d2008-03-08

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3月7日 (金)  別院で準備

明日は岐阜別院で「門信徒の集い−750人のサンガ−」へ午後からワゴンには22脚の椅子や投光器を積んで走った。

別院ではすでに各教化団体の役員さんや職員さんが集まって準備が始まっていた。
今回は各お寺の備品を持ち合っての設営だが、音響はプロ仕様、腰掛けも同じタイプが300近く集まり、本堂は520席の正席が確保できた。

やれば出来る物だ、イイ感じで会場は出来上がった。

明日は午後1時受付開始、本堂にはまだまだお聴聞の空間はあります、飛び込みでの参加者大歓迎、お時間のある方是非お参り下さい。

関連blog↓
http://pochi21.exblog.jp/d2008-03-07

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3月4日 (火)  悲しいお知らせ

きのうに続き本山で会議や事務所を回る予定だった。そんな朝、携帯に坊守から門徒総代が亡くなったと知らせが入った。
今日はボチボチ会議や事務所を回るつもりだったがそうもして居られなくなった。
少年連盟特別委員会に顔を出し4年間の御礼をし、寺院活性化部で全国の委員と連携をとるための方法を話し、本願寺システムセンターに行きネット担当職員さんと交渉。
厳しいセキュリティに阻まれず、グループウェアの構築少しは可能性が出てきたような・・・。
ともあれ、そんな仕事を午前中に済ませダッシュで岐阜まで帰り、枕経に赴いた。

小川本部委員長(総代長)は、昨年の5月に亡くなられた林総代長の後任として、総代会を運営してもらいだしたばかりだ。http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=5&d=18

温厚な人柄で、お聴聞を欠かすことなく、真宗講座では平成14年に10回表彰、平成16年には30回表彰、平成18年には50回表彰と、講座の出席回数はトップで、正蓮寺さんや超宗寺さんのお座にも欠かさず出席し、この春には80回1番乗りのはずだった。
http://www.shosonji.or.jp/new/04-7kouza/16kouza.html
http://www.shosonji.or.jp/new/06-05kouza/06-05kouza.htm

1月末に入院されたと聞き、お見舞いがてら「どこでも聴聞システム」のMP3プレーヤを届けた。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=11&d=6
先週見舞ったときには、法話何度も何度も聞き返していると、涙ながらに慶んでおられ、「まだまだ沢山な法話あるでゆっくり聞こうかね」と話した。
次の日、新しいデターを孫さんに誂えたが、枕経で跡取りさんが「あれからはだいぶえたかったみたいで、新しい法話はもうよう聞かんかった・・・・」と寂しげに報告された。

もっと早く、押し売りのようにこまめにデーター入れ替えするべきだったと反省をしたが。
病床でお聴聞を続け、お浄土へ出発される姿を私に見せてくださった。
ただ、一緒に親鸞聖人の750回忌のご法事勤めようと誓っていたが、叶わぬ事になってしまった、何とも心残りでさびしい日になった。

5日午後7時通夜、6日午後1時葬儀、自宅で行われます、このブログを読まれたご門徒は、ぜひ総代長さんのお見送りに来て下さい。

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3月3日 (月)  本山へ

今日は月曜日、床屋さんの親戚が多いお宅のご法事。理容組合では毎月第1、月・火は連休でご法事日和らしい。
ともかく、法事をお勤めし、ダッシュで京都に向かった。
先月末から第二名神が開通し、長距離トラックが少ないように感じ、快調に走った。
そう言えば、阪神高速が京都の南まで来ていると聞いた、今日は試しにそっちを回ってみた。
確かに、堀川十条までノンストップ、遠回りだが早いような。
ただ、高速料金は+1200円、それだけの価値があるかは疑問。

ともあれ会議室にはいると、少年連盟教材委員が集まり、任期最後の仕上げの会議中。
この部署は4年前までわたしも所属していたところ、具体的に物作りの部署なので、成果が目に見え楽しいところだ。
今日も新規に作った、聖典バックを見せられいい感じ。本願寺門徒のタレントさんが持ってテレビに映ってくれば、人気爆発・・・・・
安藤美姫ちゃんが『マリもっこり』を愛玩しブレイクさせたようにならないかなぁ、などと冗談も飛び交い、午後の少しの時間だが良い会議に出席できた。
最後に、任期を終えられる委員の皆様にお礼をしたことだった。

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