11月18日 (木) 解禁日
夕方、お参りを済ませ寺に戻りましたら、坊守が「名古屋のご門徒さんから、こんなのが送ってきたと」食卓に一本のワインを持ってきました。 そうか、車で走っているときにラジオで盛んに話題にしていた”ボージョレヌーボ”というワインの新酒か。 今日、日本で世界に先駆け販売開始と言っていたのに、今日うちまで届いていることにちょっと疑問を感じつつ、ともかく新酒だからすぐ呑まねばとお思い早速呑んでみました。 さっぱりとした喉ごしで、あっという間に飲み干してしまいました。 そして、そのままお炬燵にはいってうたた寝、気持ちよくリフレッシュさせてもらえました。 ご門徒さんの心遣い、感謝感謝の、解禁日でした。
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11月11日 (木) 新潟震災ボランティアの案内
今日、別院からたくさんの案内状の入った封筒が届きました。 その中に、災害救援ボランティアの募集要項が入っていました。【画像をクリックすると募集要項が見られます】 毎日のニュースでこれから冬を迎える被災者や被害の模様を見るたびに、心痛みます。 そんな中この募集要項を見て、私にも何かできることがあるならボランティアに参加したいなぁ、と思いはつのります。 けれど、年末はビッシリお取越のお参りがあり、3日間の時間を空けることはとても出来そうにあありません。 申し訳なく思いつつ、もしこのHPを見られたご門徒さんの中に、時間と体力にゆとりのある方がおられましたらと思い、紹介させてもらいます。
希望の方がおられましたら、正尊寺にメールいただければ詳細ご説明します。 直接岐阜別院にお問い合わせいただいても結構です。 岐阜別院電話 058−262−0231
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11月9日 (火) 阿部先生のお話
今日は午前に忌明けのご法事、そのあと岐阜市街のお取越。 午後3時から2時間半だけ時間を空け別院で行われていた、布教団の研修会に参加しました。 この研修会の講師は、来年4月の真宗講座に来ていただく予定の阿部信機先生です、仏教の根本思想「縁起(えんぎ)」についてしっかり講義を受けました。
今世界を揺るがす、キリスト教原理主義vsイスラム原理主義の戦争から仏教の立場は、縁起でありキリスト教やイスラム教のように絶対神をたてない。 つまり、すべての物事は関係によって成り立っている、 この現実の娑婆世界があるから浄土がある、善と悪、生と死、別物ではない。 私の苦悩があるから阿弥陀仏の救いがある。 母親と子どもは同い年である、子どもをさずかった時はじめて母と子どもの関係が成立する。と とほかにも沢山の喩えで解りやすく説明され、なるほどと、ちょっと仏教の立場とイスラム教やキリスト教の根本的違いがはっきりしました。 必死でお取越参りをし、時間をこしらえ参加した甲斐がありました。
この雑記帳の中で、私のボキャブラリィで今回の講義を全て説明するのはちょっと無理です。 そのことについて、詳しく領解したい方は、来年4月20日真宗講座に来られますので、是非その時においで下さい。
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11月8日 (月) トップページ変えてみました
トップページの雰囲気を変えてみました。 いかがでしょう、掲示板へのご意見お待ちしております。
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11月6日 (土) 7000カウント
おかげさまで、このホームページも7000カウントを達成できました。 多くの門信徒の皆様からお立ち寄りいただいておりますこと感謝しております。 現在の形にリニューアルして1年ちょっと経ちました、現在トップページの装いを新たにしようと奮闘中です。楽しみに待っていてください。
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11月4日 (木) ありがたいご門徒
今日は岐阜の街中のお取越に回りました。 その中の一軒、大正生まれの奥さんが一人で暮らしておられるお宅におじゃましました。 お勤めの前にいろいろ話をするうちに 「ご院さん、来年の報恩講のお取り持ちはどこですか?」と訪ねられました。 「来年は最初に戻るので、本巣市北部の外山の方々ですね」 「やっぱりそうですか、そろそろそんな時期かなと思っていました」 来年47回忌を迎えるご主人の出身が外山だと言うことで、7年前の報恩講のとき外山の方々にまじってお取り持ちとして働いておられた姿を思い出しました。 「今のところ元気なので、来年の報恩講はお取り持ちに行かせてもらいます。ええわねぇ!」 と嬉しそうな顔でいわれたとき、私も思わず頬がゆるみながらも目頭が熱くなりました。
近年、取り持ちがかなわぬから、報恩講も土日の2日間だけになった、などという話を耳にしたこともあります。 そんな時代にあって、80代半ばになろうとしている方が、地区外で要請も依頼もしていないのに、自ら進んで報恩講のお取り持ちに行かせてもらいたいと頼まれる、しかも1時間に1本も無いバスを乗り継いで来ると言われる、こういう方々に支えられているのだなぁ、つくづく思い知らされつつ、すがすがしくお正信偈を二人で唱和しました。
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11月1日 (月) 下陣香炉来たる
今日から11月、1日目一杯お取越を勤めるよう段取ってあったが、昼間の3軒の方が都合悪くキャンセルの連絡あり。 久々に正午には寺へ帰りゆっくり昼食をいただき、一服が出来ました。 しかも、タイミング良く京都の仏具屋さんから電話が入り「ご注文の香炉が出来上がったので持って行きますが今おられますか?」との連絡がはいる。3時までなら在宅の旨伝え、小休止。
普通のお寺は龍が付いた重厚なゴッツイ下陣香炉(お参りの方がお焼香する香炉)が一般的ですが、正尊寺のように行事の多い寺はあれをその度に動かすことは、難儀だから下陣香炉は要らないと思っていました。 しかし、今年6月に行った東京の築地別院の本堂にあった香炉を見たとき、これなら一人で動かすことも出来るし、良いなぁと思っていました。 そんな折りの9月始めご門徒さんから本堂のお道具を寄進したいとの申し出があり、早速京都の仏具屋さんに築地別院の香炉の説明をしながら私の思いを伝え、オリジナルで作ってもらった香炉です。 現物が届き本堂に置いてみて、思ったより大きめでしたが、持ってみるとこれなら坊守一人でも充分動かすことが出来ると安堵しました。 蓮の花のような作りで、左右には蓮の蕾型の香盒(こうごう:お香を入れる器)も可愛らしく付いていて、愛嬌のある感じが素敵です。 これからは、本堂にお参りに来られたらこの香炉で焼香をし、合掌とともにお念仏を称えましょう。
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