4月15日 (土) モチベーションを上げる
今朝、いつも手伝いに来てくれるＳさんが太鼓堂の倉庫から、普段使わない折りたたみ椅子を本堂の縁に運んでくれた。
今年度最初の真宗講座まであと一週間を切った、いろいろ準備に追われだした。５月の小林先生にもきのう電話をしテーマを頂いた。今度の真宗講座で次のチラシを配れるように製作し、仏事作法のプレゼンはまだ頭の中だが、これもパソコンに向かい作らなければ・・・・
１０月からしばらく間が空いただけに、エンジンをフル回転に持って行かねければならない。
今日も法事のご法話で、配布した教本の中にハサミ込んであるチラシをもとに、一段と真宗講座への参加を促すお話にも力がはいりだした。
結構大変だが自らに負荷をかけることによって、モチベーションが上がっていくことは、何となく気持ちいい。
特にご法事などで強制勧誘した人が、どれくらい来てもらえるか、住職の能力が問われているみたいで、緊張感があり、楽しみなことだ。
いろいろなご院さんと話をしていると、「量より質が大切だ、お参りの人数に囚われるのは良くない」と言われ方があるが、住職としてとりあえず与えられたキャパシティ（お寺の本堂や境内）を門信徒で埋める努力は最低限の気がしてならない。
正尊寺の場合まだまだ、住職の努力不足の感が否めない、縁に積まれた椅子をみながら気合いを入れたことだった。
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4月13日 (木) せっせと準備
４月になりもう半分近くが過ぎようとしている、毎日が期限限定の仕事に追われいる。
こんどの日曜日は今年度最初の日曜学校、子ども達には皆勤賞の表彰をすると告知済、表彰状の製作に精をだす。
ここ数年プリンターで印刷し手抜きになっているような、と思いつつ去年の焼き直しだ。
この頃子ども達のアップの写真が少なくなっている、うちの日曜学校のこどもたちはカメラを向けられる事を嫌がり、あまり良い写真がなく苦労する。
今の社会の風潮だろうか、個人情報保護法が取りざたされてからか、子ども達まで「肖像権」や「プライバシー」など訳の分からんことを口走り
「ご院さん勝手に私を撮らんといて・・・」などと目を三角にして怒ったり、顔をそむけたりもする。
世の中の難しい建前が、子ども達の中までどんどん浸透していっているような、果たしてこれが良いのだろうか・・・
折しも、今年から高校に入学した息子が、同学年の名簿を見せてくれたが、先生も生徒も名前が表になっているだけ。せめて出身中学や市町村くらいの住所が載っていれば、その名簿を見ながら子供と会話も弾むだろうに、難しい時代になったものだ痛感する。
もう少しおおらかな社会のほうが、楽しいのにと思いつつ、日曜学校の子ども達の写真をせっせと加工しながら思ったことだった。
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4月10日 (月) 誕生日
今日は５１回目の誕生日、朝からご本山へ、ご開山に誕生日の報告とまず総御堂に上がると、若いギャルが一杯座っている、思わずほころんだ。
大阪の相愛女子大の入学式参拝と御堂で出くわしたのだ。
気持ちよくお参りしたあと会議室に向かった、終日少年連盟の理事会だが、今まで事務を担当してくれたＫ主事が東京へ転勤するとのことでお別れの挨拶に来た。
女性の主事さんで私たち少年連盟のために一生懸命仕事をしてくれていた、人事異動だから仕方がないが会議の花が一輪散った感じ・・・・さびしいことである。
誕生日、朝からラッキーばかりでは行かない。
会議では今年度の計画と、来る御遠忌に向けての企画案の検討、山あり谷ありこちらの思い道理にはなかなか行かないのが大きな組織。
けれど何とか全国のご門徒のこども達がこの御遠忌を縁に親鸞聖人のみ教えに出逢って欲しい、そんな熱い思いを具体化するよう、意見の調整ができた、ヤレヤレだった。
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4月9日 (日) 仏教壮年会の総会
今日は午前・午後・夕方と法事のトリプル、仏教壮年会の例会が夜８時からあったが、さすがにお調声に力が入らない。
出鼻で会員に言い訳しながらの平成１８年度の総会が行われた。
例年の如くの行事計画だが、７月の研修旅行は日帰りにし、８月の盆踊り櫓の修理のために予算と時間を割くことになった。
壮年会は気づいたことは、自分たちで段取りしてすすめる、ありがたい組織だ。
議事はちゃっチャと終わり、丸くなり一杯飲みながら話が弾む。
｢盆踊りおそろいの浴衣を作ろうぜ！｣
「浴衣では作業ができん！薄手の半天の方が良い！｣
などなど、楽しく充実した茶話会だ。
会長さんはじめ執行部の皆さん今年も一年宜しくお願いします。
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4月8日 (土) 門徒役員総会
今日は地区役員と本部委員６０名ほどが本堂に集まり、門徒役員総会が午後４時から行われた。
今回の総会では例年の決算予算だけでなく、宗祖７５０回大遠忌計画の募財についても審議があり、緊張の会議となった。
会議は批判的な意見も出されることなく、1時間半ほどで終わった。
正尊寺御遠忌の記念事業計画の庫裏新築については、各役員がそれぞれの地区へ持ち帰り、全門徒と相談をしてから再度話し合うことになった。
各地区で良い方向に意見がまとまることを願うばかりだ。
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4月7日 (金) マリンの死
今日はご法事が午前中だけだった、昼からは事務所にこもり明日の総会に間に合わせるため『正尊寺だより』を必死に作っていた。
夕方近くになって、坊守がえらい勢いで事務所に駆け込んできた。
「おとうさん、マリンが死んでまっとる！」
マリンというのは正尊寺の番犬として八年ほど玄関先に繋がれていた犬。
川原に捨てられていた子犬を門徒の青年が拾い、お寺で飼ってもらいたいと小さな段ボール箱に入れられ届けられたのがちょうど３月。今は大学生の長女が「３月だから、アクアマリンが誕生石、マリンと呼ぼう」から、名付けられた。
人が来るとひたすら吠え、来客をいち早く知らせてくれ、ご門徒にも愛されていた。
ここ一週間ばかり具合が悪く、動物病院へつれて行ったらフィラリヤとの診断、薬を飲ませ、今日も夕方病院に連れて行く寸前だったが、あっけない最期だった。
いつも来客があると当たり前のように「ワンワン」と吠える声が聞こえなくなった。
淋しい限りである・・・・
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4月6日 (木) 組織は何のためにあるのか？
今日は夕方から桜満開の岐阜別院にＷさんに載っけてもらい行った。
教区少年連盟の総会があるからだ、いつも1時間程度の予決算、“シャン！シャン！”で、そのあと皆で夕食、といったお決まりのパターンと思ったら今回は結構時間がかかった。
昨年から赴任された教務所長（輪番さん）は元本山の出版部長、道理を大切にされる実直な方である。
３月から４月へまたがる年度変わり目の行事について、予決算の線引きキチンとするようにとの意見。
先般の日曜学校本山参拝の事である。実情に合わせやって曖昧にやって来た、もう済んでしまった行事を今年度事業計画案の中で説明しているのだから、言われれば確かにおかしな事である。
集まっているのは皆、日曜学校で子ども達にどうしてお法りを伝えたらいいのか考えている者ばかり。様々な意見や提案が出されるが、みな子ども達のためにと言う線ははずさない、さすがだ。
年度変わりの一線を最優先にするなどというものは、あくまで組織論の話、連盟のために子ども達が居るのではない、子ども達のために連盟があるだ。その辺をしっかり話し合い、近年希な採決という形で決定し、きちっとした議事録でこの問題の解決を後世に残すこととなった。
日もどっぷり暮れた午後９時頃会議も終わり、皆で「かしも別院」と呼ばれる近くの居酒屋で盛り上がった。
若いご院さんたちは元気があって良い、少しパワーをもらって帰ってきた。
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4月5日 (水) ポッかり空いた
今週末の総会に備え昨夜は遅くまで資料や配布物の製作、今朝はボーとしながら法務員さんとお参りの段取り。
「ごえんさんは今日休んだら！お参りそんなにないし」と法務員さんが優しく言ってくれる。
お言葉に甘えて、終日暇が空いた。買い物にでも出かけようと準備をしていると。
「羽島警察署の○△といいますが・・・」
警察からの電話、一転緊張、話を聞いていくうちに思い当たってやれやれ。ちょうどひと月前の今日お寺にやってきた、寸借詐欺の聞き込みだった。
〈その日の日記〉
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2006&m=3&d=5
被害届が出されたらしい、被害はなかった旨伝え家を後にした
しかし、暇ができてもこれといって行くところもなく、結局いつもの小牧キンブルに行き着いた。
掘り出し物はアルミ製の３ｍ×２.5ｍの折りたたみテント、あまり安かったので法友の分も一緒に３張り買った、夏の行事に活躍しそうだ。
日曜学校の皆勤賞状を入れる写真楯も、豪華なものをたくさん買い込んだ。
とかく、キンブルはちょこちょこのぞくと掘り出し物に遭遇する、行かなきゃ当たらない宝くじみたいな店だから、病み付きになる。
意気揚々と帰ってパソコンをつけると、カウンターが２００００Hitを越えている。何時の間に・・・・
キリ番を踏んだ方、ぜひ掲示板かメールで名乗り出てください。
お待ちしています。
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