Diary 2006. 3
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3月31日 (金)  もう年度末

早いものでもう3月が終わる、年度末なので平成17年度会計の監査をしてもらった。
門信徒会計の帳簿や領収書、通帳など監査委員2人が念入りに付け合わせをされる。会計さんもいるが事務のほとんどは住職が代行して行っている、何度も再計算をかけているので間違いはないはずだが、ハンコを押してもらうまではちょっと緊張する。

1時間ばかりで監査も終わり決算書に署名なつ印、あとは納骨団参やよそのお寺の噂などを楽しげに話してかえられた。
会計さんと監査のお一人は近年奥さんを亡くされやもめの方、苦労話の中にもされるが「お寺をもっとチャンと守しないかん」と庫裏の建設に前向きな姿勢。ありがたいことだ。

明日からはまた新しい頁で会計簿をつけていく、部厚くなってきた帳簿を見ながら、住職になって丸18年も経った、若輩でという言い訳も通用しない、キッチリやっていかなければ。

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3月30日 (木)  寒い!

昨夜は別院で岐阜教区サマースクール50年史の編纂会議、お腹が減ったので帰りに皆でファミレスに寄ったのがいけなかった、また午前様になってしまった。
朝、外を見ると一面まっ白、夕べミゾレは降っていたが縮あがった。境内の桜も咲くばかりだったのに、なんという気候なんだろう?と考えにふけっている。
今日は1日お暇をもらえる予定でW家と一緒に家庭サービス日にしてあったが、気候のせいかW家もうちも葬儀ができてしまった。
住職はともに自宅待機、女子供だけで嬉しそうに出かけていった。

外へ出るのも寒いので、結局パソコンの前で事務仕事、せっかくのお休みだったはずなのに・・・・出るのはため息だけ。

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3月28日 (火)  あれもこれも

春休み家族揃っての法事が午前午後とあり、それから慌ててテレホン法話の原稿作り。
会場のZ寺へFAXを送り終え、夕食をかき込んでいると玄関のチャイム。
今日は夕方7時半からテレホン法話の録音会と、8時集合の正尊寺仏教壮年会の役員会がかぶってしまった。

壮年会は4月9日の総会準備会、次年度の行事計画や予決算書などの相談、隣で話を聞きながらパソコンにドンドン打ち込んでいく。会議中に資料も完成させる、事務仕事を軽減するにはこの方法が一番。
2時間ばかりの会議で総会資料の下版完成、役員もヤレヤレと言った感じで帰って行った。

それと同時に、私も車で瑞穂市のZ寺へと走った。年度末の小忙しい時に拘わらず10名位の皆さんおそろいで原稿チェックと録音作業が進んでいた。
私の原稿も既に皆さんでチェック済、数ヶ所誤字脱字の指摘があったが、おおむね合格とのことで早速録音してもらった。FAXで先に送っておいて正解だった。

宵っ張りの面々、録音が済んでからも新門様の結婚式やなんやら宗門の話題で盛り上がり、日付が変わった頃ようやく解散。
長い一日が終わった、ミゾレ交じりの雨の中少し疲れが溜まったか、やけに寒く感じる夜道だった。

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3月27日 (月)  続く上山

お彼岸も済み暖かくなってきた、昨日夕方タイヤ4本積み込みガソリンを入れに行った。
スタッドレスタイヤで高速を思いっきり走るのは少し不安がある、もう雪も降らないだろうと普通タイヤに付け替えてもらった。

おかげで、今朝は気持ちよく本山まで走ることができた。
午前中は少年連盟の中央研修会の開会式、全国からサブリーダ候補の子ども達が集まって2泊3日の日程で行われる、本山で30年続いている行事、この時期多くのベテランスタッフが一生懸命お世話をされる、頭の下がることだ。

午後からは、日曜学校沿革史の編纂会議に出席。お葬式が出来たり風邪をひかれたりで、編纂委員長のみの出席だったが、S中央相談員や出版アドバイザーの方々と、もっとも表記に神経を使う戦前戦中部分の校正作業、何とか各方面からの検討で作業を終えることができた。
いよいよ出版に向け最終段階に入った、次年度にこの出版をすることができない場合、私の首が飛ぶことになっていた。首はしっかり洗っておいたが、打ち首は免れそうだ。
文章校正は苦手な性分、余計なことをしゃべるとかえってややこしくなる、じっと黙って皆さんの意見を聞いているだけだ。
忍耐の会議もあと数回で祝賀会へと代わるかと思うと、京都からの帰路、何十台も続く甲子園応援バスの団子に苛つくことなくついて走れた。

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3月26日 (日)  仏教婦人会総会

今日は正尊寺仏教婦人会の総会が午後1時から本堂で行われました。
各地区の役員さんが集合され、行事報告・決算報告・行事計画が話し合われ、次年度の会長さんを始め役員さんの承認がなされました。
正尊寺仏教婦人会は会員数270名余の大所帯で幹部役員の方は何かと1年間ご苦労様でした。
婦人会の協力で今年度の正尊寺各種行事もつつがなく行う事が出来ました。
ありがとうございました。
また平成18年度の役員に就任されました皆様、1年間宜しくお願い致します。

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3月25日 (土)  ご良縁

快晴の春、ご本山では新門様(25代門主になられる方)の結婚式が行われました。
私は教化団体の代表と言うことで式と披露宴に出席、朝からそわそわしながら工事中の御影堂の脇を抜け、虎の間の受付に向かった。

控えの間には全国から勧学・海外の開教総長・宗会議員・輪番・各教区の要職者が200名ほど集まり、本山職員総出で案内や接待をしている。皆初めての行事で何となく動きにスムーズさを欠いて、緊張感が伝わってきた。

定刻になり結婚式場の総御堂に案内されたが、開け放たれた御堂の一般席や縁にはもういっぱいの人々が陣取り、式典の始まりを待ちくたびれている様子、あとから偉そうに前席に座るのが申し訳なく感じた。

雅楽の演奏のなか、緋の衣の新門様と青い衣の新婦、流豆美(るずみ)様が堂内に入場されてきた。新婦の白無垢姿を想定していただけに、肩すかしだった。そういえば新門様のご学友で、宮崎県のお寺のお嬢さん、既に得度をしておられ僧籍の身、お衣を着ての式になったのかと、納得。
40分ばかりの仏前結婚式、シンプルではあったが、とても厳かで感動した。

式が終わり、またしばらく休憩し、披露宴会場の国宝の書院、鴻ノ間へ案内される。書院の中は目一杯机と腰掛けが並んでいる、我々教化団体の関係は末席だったが、かえって自由に動き回ることができ、ラッキーだった。カメラ小僧しまくりだった。

あげくの果て、お調子に乗って仏婦連盟の会長さんと、ひな壇の新郎新婦の後ろに立ち、スナップまで撮ってしまった。ちょっとやりすぎたが、良い記念になった。

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3月24日 (金)  新門様にお出会いする 

今日はお昼に家を出て、新幹線で京都に向かった。京都駅からバスに乗り、本山に着くか着かないかの頃に携帯が振るえたがでられない。本山からのご催促だ、事務所に入るなり「新門様ご結婚のお祝いに行きます」慌てて、評議委員さんや理事さんから預かったずっしり重い祝儀袋を袱紗にはさみついて行った。
しかし、明日は新門様の一世一代の婚儀が行われる割には、総御堂や境内のデコレーションが淋しい。きっと、真新しい幕や旗、テントが張り巡らしてあるかと思ったが、お彼岸の片付けが遅れているような感じにしか見えない、本願寺の重役は何をやっているのだろうか?などと思いつつ、職員に案内されるまま歩を進めた。

事務所の一室で係員に誂えるのかと思ったら、お庭をぬけ御門主のお住まい側にある応接間に通されお茶もでた、祝儀袋が軽くなったような思いを抱きつつ、内事部長にお誂えをした。
ともあれ本日上山した一つめの仕事をクリア、ほっとしてお庭を歩いて帰ると、えらい勢いで車が走ってきたかと思うと急停車。
“誰だ、こんな所を横着に!”
と思ったら、ラフな恰好をした青年が車を降りて、私たちに深々と頭を下げる。いぶかしく眺める私に、隣から背中をつつき「新門様」と職員が耳打ち。よくお顔を見ると、確かに新門様「このたびは、おめでとうございます」とお祝い申しあげることができた。

結婚式前日、お急ぎであっただろうにわざわざ車を止め、車外に出て深々と頭を下げられる。反対の立場なら「よっ!」と窓越しに手を挙げるだけだろうなと思いつつ、今回の結婚式も華美にならないようにとの新門様のたっての願いと聞かされて、いよいよ本願寺の将来に安堵をおぼえたことだった。

3時から各教化団体長が集まっての会議、5時までの予定だが終わりそうもない困った。
7時からお通夜があり、何が何でも帰らねばならない、皆さまにお詫びをしつつ本山を後にした。何ともこぜわしい一日だったが、明日の結婚式には多少なら写真を撮ってもよいとの、内事部長から言質を取った、待ち遠しいことだ。

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3月23日 (木)  春彼岸永代経終了

お彼岸には肌寒い天候のなか、永代経法要が終わった。
心配していたご講師の小野先生も朝、無事エコカーに乗り、右目に白い眼帯をして来て下さった。
具合を聴くと、眼帯を取り「こんなもんや・・・」
喧嘩をして一発喰らったように、目の下に隈が痛々しい。
「まだ良くなった、昨日は目の回は真っ黒、白目も真っ赤っか、とても人前に出られるようなものではなかった」咳き込んで目の近くの血管が切れたそうだ。頭の中でなく良かったとのこと。
お互い、50の坂を越えると無理はいかんと確認しあった。

ご法話は「無量寿経曼荼羅」をかけ、お経についてのお話、少し難しいようだったが、三部経の成り立ちと構成は少しは皆さん理解できたようだった。
ともあれ、今期の永代経も沢山のお参りの中無事勤め上げることができた。

明日からは、また京都へ何往復もせねばならず、少し気が重いが、25日は本願寺新門様の結婚式を公式PHより先にここで報告できたらと、気合いが入っている。

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3月22日 (水)  永代経2日目

今日は朝から二座の永代経法要、大勢の方がお参りされた。考えて見れば昨日はWBC決勝戦の影響か、今一つお参りが少なかったように感じたが、その反動だったかも知れない。
狭い庫裏のお斎場はごった返していたようだ。

一粒で二度おいしいではないが、少しでも活気ある永代経法要を勤めたいと言う考えから、第二日目は開闢法要(かいびゃくほうよう:法名軸に初めて記帳した遺族に案内する)も一緒に行うが、開闢も一般も年々お参りが増え、スペース上お斎の対応が限界に来ている。頭を悩ますところだ。

ご法話は三河の小野先生の予定であったが、体調が悪くなり、急遽、丹羽先生がピンチヒッターで来てもらった。
丹羽先生は来年の春彼岸3日間お願いしてあっただけに、そのプロローグのような感じ、お同行を楽しませながら、信心歓喜の姿分かりやすく聞かせたもらった。また来年が楽しみだ。

小野先生は一日安静にすれば復活できるとのことで、あすは来ていただける。3日間3パターンのご法話が聞かれる、お参りの方はちょっと得をした感じになれるだろう。

あすも、お斎を準備します、ぜひお参り下さい。

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3月21日 (火)  彼岸永代経1日目

今回の永代経、いきなりチョンボ。朝9時頃にお参りの方が、それも20qは離れたところから孫さんに送られて来られた。
毎年上書きで作る案内葉書の日にちが違っていたようだ。早速原稿を調べるとシマッたぁ〜!赤線のところ去年のまま日付を変え忘れた。
法座のあと皆さんに謝ったことだった。

今日のご講師は瑞穂市の林先生、数年前から「もう歳やで、止めにしたい」と言われるのを1日だけでもと、無理無理お願いしてきた。先生は私が子どもの頃から来ていもらっている、30数年にはなるだろう。
門徒には、丸顔した優しい先生と、大勢のファンがいるが、今年が最後のご縁となった。
名残惜しいが、これ以上無理も言えず、最後のご法話しっかりと聞かせてもらった。
85才とは思えぬ気迫のこもったお話、ありがたかった。

法座が終わりお見送りすると、相変わらずの愛車の原付にまたがり、まだ肌寒い風を切ってブゥーンと軽快に走って行かれた。
まだまだ元気そう、また機会を作って、来てもらおうと考えた。

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