3月5日 (日) 晴のち曇の心もよう
今朝の日曜学校、お祖母ちゃんの自転車に乗せられ、幼稚園の子が初め来てくれた。 快晴の天気と同じような良い気分で、午前のご法事へ。 お勤めが終わり車に乗ると、携帯に「若い夫婦が子連れで来院、深刻な相談事らしいので、早く帰ってくるように」と言う内容の伝言メッセージ。
お寺に帰り、さっそく事務所でその夫婦の話を聞くことに、要約すると下記の如く。
・夫は北○と名乗り、20代後半位 ・妻は20代半ば、2歳位の女の子を抱いている ・郡上市白鳥町から来た ・生まれは武芸川町 ・友人の家を頼りに来たが、家がわからない ・近くのスーパーで正尊寺のことを聞いた ・2月25日、車上荒しにあい給料全部とられ困っている
宗教の悩みだと思い込み対応したが、話を聞くうちに金銭のこどだと分かってくる。 最終的に「お金をかして欲しいとのこと」・・・・話のつじつまは合わず怪しいと思いつつも、小さな子どもまで連れているので、いかにも不憫に感じてしまう。
事務所だったのでパソコンで下記のアドレスをクリック。 http://jyomyo.no-blog.jp/01/2006/02/post_3a69.html
最近、この界隈を回ってる夫婦に違いない、そのことを糾すと、否定はするが、もう私の顔を見ることができなくなっている。
「こんな可愛い子がいるのだから、一生懸命真面目に働きなさい」と諭し、引き取ってもらった。
ネットワークのおかげで情報が入り、怒りに変わるような結果にはならなかったが、小さな子を抱き寸借詐欺行脚、あの可愛い子どもの心にどんな影を落とすのだろうか?やりきれない思でいっぱいになった。
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3月2日 (木) 時代
今日は夕方から、大野町の西光寺さんで寄り合いがあった。夕べからベロに口内炎が幾つかできてコーヒーもタバコも味がない、しかも集中力はサッパリで疲れた。 岐阜教区の歴代少年連盟委員長が集まって、サマースクール50年史を作るための編纂会議、昔話に花が咲いた。 ここ20年ばかりの資料や写真はだいたい出揃ったが、それ以前はまだまだこれから。
ただ、この20数年間だけでも時代は移り変わった、持ち寄られた資料の中にはフロッピーDiscも多数あったが、5インチのディスクも何枚か出てきた。 が、今どき誰もこのフロッピーを読むことのできるマシンを持っていない。 ただ「でっけぃなぁ〜、こんなん使とったんや!」と、またまた当時を懐かしむ声ばかり。
当時は和文タイプライターを卒業し、640`バイトDiscを大喜びで使っていた、今はその100万倍近い容量のハードDiscで仕事をしているのに、当時のディスクは読めない、時代の移り変わりをつくづく感じた。
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3月1日 (水) 雨のご法事
もう3月になってしまった、朝から雨模様、気が重いが、テンションを上げ午前のご法事へと。 お座敷には私の分しか座布団が敷いてない、独居の奥さん宅、お客さん無しの法事だった。ちょっと気合いが抜けそうになったが、いい話を聞かされた。
年忌の古い曾祖母さんの法事、親戚も呼ばずお経だけ、お仏壇のお供えも簡略にし、「おけぞくさん」(お供えのお餅)をつくのも大変だから、無しにしようと思っておられたそうだ。 この奥さん、一昨年度の仏教婦人会役員で、役員を辞めてからもその時の方々と交流を続けておられるそうだ。 その一人に、今回の法事の段取りについて話をしたら、 「そんなことはいかん、仏さんとご院さんの分、私が作って持って行ってあげる」 と、2町村も離れたところから持ってきてもらったので、お供えできたと話された。 その話を聞いてのご法事、私も嬉しくなって、お勤めにも一層力がはいった。
正尊寺の仏教婦人会役員は毎年交代、誰もが忙しいと錯覚している時代、役員選出で苦労するときもある。役員をすることは使役が当たってしまった、と考える方もあるようだ。 そんな中、それまで見ず知らずの他人同士が、一年間仏婦活動で仲良くなり、任期が終わってからもそれが続く。
しかも、「お供えはちゃんとしよう」と助け合えるような関係が、仏婦の活動の中から芽生えている。傘をさし「おけぞく」をかかえ車に乗り込み帰る道すがら、重い雨雲がいっこう気にかからない、晴れやかな気分で帰ってこれた。
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