Diary 2006. 3
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3月5日 (日)  晴のち曇の心もよう

今朝の日曜学校、お祖母ちゃんの自転車に乗せられ、幼稚園の子が初め来てくれた。
快晴の天気と同じような良い気分で、午前のご法事へ。
お勤めが終わり車に乗ると、携帯に「若い夫婦が子連れで来院、深刻な相談事らしいので、早く帰ってくるように」と言う内容の伝言メッセージ。

お寺に帰り、さっそく事務所でその夫婦の話を聞くことに、要約すると下記の如く。

・夫は北○と名乗り、20代後半位
・妻は20代半ば、2歳位の女の子を抱いている
・郡上市白鳥町から来た
・生まれは武芸川町
・友人の家を頼りに来たが、家がわからない
・近くのスーパーで正尊寺のことを聞いた
・2月25日、車上荒しにあい給料全部とられ困っている

宗教の悩みだと思い込み対応したが、話を聞くうちに金銭のこどだと分かってくる。
最終的に「お金をかして欲しいとのこと」・・・・話のつじつまは合わず怪しいと思いつつも、小さな子どもまで連れているので、いかにも不憫に感じてしまう。

事務所だったのでパソコンで下記のアドレスをクリック。
http://jyomyo.no-blog.jp/01/2006/02/post_3a69.html

最近、この界隈を回ってる夫婦に違いない、そのことを糾すと、否定はするが、もう私の顔を見ることができなくなっている。

「こんな可愛い子がいるのだから、一生懸命真面目に働きなさい」と諭し、引き取ってもらった。

ネットワークのおかげで情報が入り、怒りに変わるような結果にはならなかったが、小さな子を抱き寸借詐欺行脚、あの可愛い子どもの心にどんな影を落とすのだろうか?やりきれない思でいっぱいになった。

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3月4日 (土)  門信徒のつどい

今日は午後から岐阜別院で「門信徒のつどい」があり、正尊寺からも仏壮と仏婦の会員から7名が参加した。
仏壮はお寺に集合しワゴン車に乗り合わせての参加、出発時には法事に出かけ居合わせなかったが、解散時はちょうど顔を見ることができた。

別院本堂は満員で、法話楽団の『迦陵頻伽』講演がとても良かったと慶んで帰ってこられた。

「それは良かった、土日は私が動けんで」と残念がっていると。
「ご院さん、一応写真を撮ってきた、良かったら使いんさる」とメディアを渡された。
ありがたいことだ、さすがに仏壮の会員、私の目論見がわかっている。
おかげでこうして雑記を付けることができた。

ともあれ、動員であれ何であれ、その結果お寺につどい、そのご縁が慶びとなる、ありがたいことだ。

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3月2日 (木)  時代

今日は夕方から、大野町の西光寺さんで寄り合いがあった。夕べからベロに口内炎が幾つかできてコーヒーもタバコも味がない、しかも集中力はサッパリで疲れた。
岐阜教区の歴代少年連盟委員長が集まって、サマースクール50年史を作るための編纂会議、昔話に花が咲いた。
ここ20年ばかりの資料や写真はだいたい出揃ったが、それ以前はまだまだこれから。

ただ、この20数年間だけでも時代は移り変わった、持ち寄られた資料の中にはフロッピーDiscも多数あったが、5インチのディスクも何枚か出てきた。
が、今どき誰もこのフロッピーを読むことのできるマシンを持っていない。
ただ「でっけぃなぁ〜、こんなん使とったんや!」と、またまた当時を懐かしむ声ばかり。

当時は和文タイプライターを卒業し、640`バイトDiscを大喜びで使っていた、今はその100万倍近い容量のハードDiscで仕事をしているのに、当時のディスクは読めない、時代の移り変わりをつくづく感じた。

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3月1日 (水)  雨のご法事

もう3月になってしまった、朝から雨模様、気が重いが、テンションを上げ午前のご法事へと。
お座敷には私の分しか座布団が敷いてない、独居の奥さん宅、お客さん無しの法事だった。ちょっと気合いが抜けそうになったが、いい話を聞かされた。

年忌の古い曾祖母さんの法事、親戚も呼ばずお経だけ、お仏壇のお供えも簡略にし、「おけぞくさん」(お供えのお餅)をつくのも大変だから、無しにしようと思っておられたそうだ。
この奥さん、一昨年度の仏教婦人会役員で、役員を辞めてからもその時の方々と交流を続けておられるそうだ。
その一人に、今回の法事の段取りについて話をしたら、
「そんなことはいかん、仏さんとご院さんの分、私が作って持って行ってあげる」
と、2町村も離れたところから持ってきてもらったので、お供えできたと話された。
その話を聞いてのご法事、私も嬉しくなって、お勤めにも一層力がはいった。

正尊寺の仏教婦人会役員は毎年交代、誰もが忙しいと錯覚している時代、役員選出で苦労するときもある。役員をすることは使役が当たってしまった、と考える方もあるようだ。
そんな中、それまで見ず知らずの他人同士が、一年間仏婦活動で仲良くなり、任期が終わってからもそれが続く。

しかも、「お供えはちゃんとしよう」と助け合えるような関係が、仏婦の活動の中から芽生えている。傘をさし「おけぞく」をかかえ車に乗り込み帰る道すがら、重い雨雲がいっこう気にかからない、晴れやかな気分で帰ってこれた。

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