Diary 2011. 2
メニューに戻る
2月10日 (木)  元気な宿泊者

正尊寺の後住(ごじゅう:次期住職)は龍谷大学の2回生、どうも勉強より身体を鍛える方に力点が傾いているようで、現在ハンドボール部に所属している。

そのハンドボール部が遊び合宿で奥美濃へスノーボードにやって来た、一昨年の11月28日に続いてhttp://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=read&y=2009&m=11今回も経費を抑えるためか、一日スノボーをしてから泊まりにやって来た。

風呂や食事は済ませてきたらしいが、坊守が回転釜で大量におでんを仕込歓待、今回もよく飲んだらしいが12名の若者厨房で事足りたようだ。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110210-1.jpg 20110210-2.jpg



2月9日 (水)  四法会新年現地研修会

奈良三木先生の勉強会は四法会という。
毎年2月の勉強会は現地研修会と新年会に振り当てられる。
今年は京都の親鸞聖人御旧跡を参拝し八坂神社隣の畑中という先生馴染みの料亭で新年会懇親会だった。

岐阜組6人、奈良大阪先生を含め9名が京都今熊野の山中にある延仁寺に集合し、親鸞聖人荼毘所(だびしょ:火葬にされた場所)で、まずはお勤めをした。
大谷本廟の近くにある親鸞聖人荼毘所は何度もお参りしたが、今熊野山中にもあるとは知らなかった、こちらはお東本願寺の管轄だが、東西それぞれの荼毘所があるとは思わなかった。
しかし、山中で如何にもの雰囲気は良かった。

集合お参りのあとは、貸し切りタクシーのあとを付いて三十三間堂隣の法住寺へ、現在ご開帳中の「親鸞聖人蕎麦喰のお木像」にお参りした。
比叡山にもこのレプリカが大乗院にあるとの説明を聞き、なぜ2体の木像があるのか疑問を持っていた長年の疑念がとけた。
50年ぶりで、今年11月までのご開帳今度はご門徒も一緒に参りたいと思うほどの大発見であった。

あとは岡崎公園近くのお東の岡崎別院で、吉水の草庵へ通われた親鸞聖人が住まわれた痕跡の話を聞き、また新たな発見をした。
三木先生は幹事N本さんと事前に入念な下見をして、我々をエスコートして頂いたようだ、いつもながら現場に立つことの大切を教えてくださる先生に感謝したことだった。

懇親会も多いに盛り上がり、下戸のドライバーに身を任せ帰路は高いびきで帰ってきた。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110209-1.jpg 20110209-2.jpg 20110209-3.jpg



2月8日 (火)  円成寺の葬儀

正尊寺第5回真宗講座のご講師にも来て貰った、丸一組円成寺前住職の小林先生が亡くなり、葬儀に参列した。
http://www.47news.jp/localnews/gihu/2011/02/post_20110207161048.html

穏やかな日であったが、1000人を超える大勢の方々、先生の演劇での活躍に思いを馳せつつお参りした。
曽我屋のくるみ幼稚園の園児が、幼稚園の園歌を歌いに参列し、可愛い声で「クルクルくるみ・・」と先生の作詞された歌を披露、寒さを忘れるほのぼのとした葬儀だった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110208-1.jpg



2月7日 (月)  向鶴の鬼瓦

隣村である上西郷のご門徒から、母屋をリホームしようと屋根瓦を降ろしたら、正尊寺の瓦のようだが見に来て欲しいとの連絡。
早速午前のお参りを済ませ、カメラを持って出かけた。

代々庄屋さんだったお宅、明治時代初期に建てられた反り屋根の大きな建物、住友林業の工事幕で覆われ、リフォームというより大規模な修復といった感じである。

お庭には電話で知らせがあった、鬼瓦が一対横たわっている。
確かに片方の鬼瓦経の巻には向鶴、他の経の巻や隅鬼瓦は総てこのお宅の楓の家紋が付いているのに不思議な感じである。

何でも伊勢湾台風の後、屋根を直した時、当時総代をしていた先々代が正尊寺から譲り受けたという話を聞かせれているそうで、どうしたものかという相談であった。

瓦の形状からしてどう見ても唐破風の屋根瓦のようだ、とすると明治24年の濃尾震災で倒壊した大玄関の鬼瓦かも知れない。
とりあえず、正尊寺に持ってきて貰い保管することになった。
昨年には大玄関の修復で大正時代の鬼瓦は新しくしたが、そのずっと以前の鬼瓦が今出てくるとは不思議なご縁を感じたことだった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110207-1.jpg 20110207-2.jpg 20110207-3.jpg



2月6日 (日)  地域の伝統

毎年2月の第一日曜日午前10時からは、谷汲の長瀬地区の正尊寺門徒が集まり先祖の追悼法要が勤まる。

今年もトンネルを抜け谷汲村に入るとそこは銀世界、直線で10qばかりだが、山に入るとこんなに景色が違うものと感心しながら、取り付きの会所のお宅に伺った。

床の間には百数十名の法名が書かれた掛け軸がお荘厳され、10畳二間の座敷は目一杯の人々、皆で三部経をお勤めした。

ご法義を通し地域共同体の絆を深めていく、100年近く続くこの追弔会、これからもずっと続く事を願いながらお勤めをした。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110206-1.jpg 20110206-2.jpg



2月4日 (金)  第22回門信徒の集いの準備組織部会議

上記の会議、久々に別院の会議室に入った。
もちろんいつのように1時間の遅刻、なかなか午後2時から夕方まで開けるのは結構大変。
3時間に及ぶ段取り会議、結構疲れた。
今日席に座ったのは、自分の持ち場と準備品をこの耳で確認しておかなければならないと思ったからだ。
例年通りのセッティング、イメージは出来会議に参加した甲斐があったという物だ。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20110204-1.jpg 20110204-2.jpg



2月1日 (火)  アリゾナからの訃報

先月末アリゾナの従弟のお嫁さんからメールが届いた。
前住職の弟でアリゾナ州フェニックスで開教師を勤め、今は隠居の生活を送っていた雲龍叔父が亡くなったとの知らせであった。
一昨年にはアリゾナ仏教会75周年の写真では前住職より7歳若く元気そうであったのに・・・
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2008&m=11&d=16
やはり、肺炎がもとで命終であったそうで、最後に残った叔父も父と同じようにお浄土へ出発、寂し思った。

連絡を貰った瞬間、1月末日から3・4日なら時間が取れる、いっそアメリカまで親戚代表でお悔やみに行こうかと思い、パスポートを確認してみた。
前回海外へ出たのは5年前、http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?page=10&mode=read&y=2005&m=9有効期限が充分あると思ったのに、3年前に失効していた・・・お葬式には間に合いそうもない、諦めるしか無かった。

叔父さんの写真を整理するなかで、8年前に前住職が姉と息子を伴って、アリゾナを訪れ一緒に撮った写真を発見し、懐かしさと寂しさに見舞われた。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------


20110201-1.jpg 20110201-2.jpg 20110201-3.jpg



| 1 | 2 |
2011/2
SuMoTuWeThFrSa
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728     

前月     翌月