Diary 2015. 3
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3月5日 (木)  安芸の小京都竹原市

竹原市の画廊のような宿で宿泊し、夜は級友と一杯のみ、朝の連続ドラマ『マッサン』を部屋のテレビで見てから、竹原の市街地に向かった。
竹原は江戸時代には塩田で財を成した旧家が多く、町家が発展し石畳の路地に格子戸の商家が現存する渋い街である。
いまここは、朝ドラの主人公マッサンの生家、竹鶴酒造が人気のスポットとなっている。
坊守たちも朝ドラファンで是非行ってみたいとの要望、しかも竹原には大学時代4年間同じ下宿で過ごした友のお寺も有る、まずはそこへ表敬訪問となった。

友人が住職する照蓮寺は市内でも名刹、お参りに出かける前の一時お寺をくまなく見せてもらい、坊守達大喜びだった。
http://www.takeharakankou.jp/guide/see/shorenji.php

住職のお参りを見送って、マッサンブームで沸く旧市街を見て回り、重たいお土産も買い求め昼前には帰路についた。
450qの帰り道はひたすら高速を飛ばし、お通夜に充分間に合う時間に帰着、1,500qの弾丸旅行と相成った。

帰り際、近くを通りながら坊守の里によれなかったのは残念だったが、超充実した休暇となった。

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3月4日 (水)  羽を伸ばすが

せっかく山口県まで車で坊守と行くのである、今週は土曜日まで法事を請け合わず、藤原法務員が庫裡で留守番しながら生活するように段取りしてきてある。
信光寺さんへのお礼参りが済んだら、あてどなく中国山陽地方時間の許す限り回りながらの旅行をすることになった。

まずは、嘗て本巣に転勤で住み、子供が同級生の縁で時々正尊寺へも手伝がてら里帰りのようにおいでるWさんと連絡を取り合い、山口のナビゲータをしてもらった。

美濃四十八座でも人気の布教使さん福田康正先生が、よくお話しされる、ただで渡れる日本一長い風光明媚な角島橋梁を渡ってみたいと、本州最西端を目指した。
橋を渡る前に、福田先生の専福寺さんへダメもとで参拝、超多忙な布教使さんなのに、たまたま午前中は暇していたとご在宅、突然の訪問で驚かれたが、お茶までご馳走になりお寺の由緒や伽藍を隅々まで見せた貰えた。
伝統のあるご法義地、本堂や座敷の調度にその土徳を感じることができ、先生の法話の味わいの原点感じさせてもらった。

角島から青い海にかかった大橋梁、その向こうに2軒並んだ伽藍がみえる、話だけでなくやっぱり現場を見てみることの味わいを感じたことだった。

ところがこの本州最西端に付くやいなや、携帯が鳴り留守番から緊急事態の連絡・・・・
車で走りながら、傍らの坊守にラインを使い、法務員と連絡、法要帳や門徒帳を写真で撮って送らせ、通夜葬儀の段取りである。
こうして走りながらでも、車の中が寺務所になる、便利な時代である。

休暇はあと半日となった、翌日の段取りを考え少しでも東に戻ろうと、広島県へと向かい坊守達どうしても行きたい竹原市で宿を探した。

若院がこうして遠くに居る間は、なかなか予定の休暇が貰えない、やっぱり弾丸旅行になってしまった。

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3月3日 (火)  再び山口へ

かねてより予定の山口市信光寺さんへ、お礼言上の旅、引き続いた緊急事態も無理無理片付け、朝からら車一杯に荷物を積んで坊守と出発した。

途中、京都南インター近くの近鉄竹田駅でうちの若院と岩国養専寺(坊守の妹が嫁いでいる寺)の若院をピックアップ。
若院はこの4月から行く勤式指導所の入学試験で上洛中、その帰り掛けに合わせての山口行き計画だった。
そして、養専寺では明後日から永代経法要が勤まり、それに合わせて若さんも帰郷、一緒に乗り合わせてとなった。
かねてより姉の遺作をあげるはずだったが、岩国まで車で行くことがなく、この機会にと後部座席は窮屈になったがこれも一緒に運んだ。
ただ、若院はスノボーを担いで竹田駅に現れ、車内は一段と窮屈になっての移動だった。
4時間ちょっとで岩国に着き、若院さんと絵画やお土産を下ろし、しばし歓談。
この永代経でお披露目される、婦人会総出で作られた、晴れ着パッチワークのような七条袈裟を見せてもらい、ありがたいご門徒集団の懇念に驚きもし、良い機会に訪問したことだった。

夕刻、信光寺さんに到着し一年間若院をお育て頂いたお礼をさせてもらった。
夜はご一緒に会食し、若院修行中の様子など聞かせてもらい、つくづくお育てを感謝した。
毎朝、5時起で山門の開扉、本山と同様のお晨朝、境内と諸堂宇の掃除もしっかりさせてもらったようで、親の目からもこの1年の成長は目を見張るものがあり、感謝の一念であった。

信光寺さんのHP↓
http://www.shinkouji-temple.jp/


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