Diary 2005. 7
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7月15日 (金)  訪問者

一昨年、正尊寺のお参りを手伝ってくれていた鈴木大介くんがやって来ました。
つい先日、本山の伝道院を卒業し布教使の資格を頂いたと、報告かたがたやって来たのです。

これからは布教使として現場にあたり、教えを広めたいと、意気揚々の姿を見てうれしくなりました。
正尊寺にご縁のあった子が立派な伝道者に育っていく、これはお参りに行って出会ったご門徒さんの力があったればこそです。
真宗の坊さんは門徒によって育てられる。
まさにその姿を今日は、この清々しい青年僧侶からあらためて感じたことでした。

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7月14日 (木)  真宗講座通過

第21回真宗講座無事終わりました。
疲労の蓄積かミスばかり、今日配った「正尊寺だより」総代さんの名前が違っていたり、講座の合間にダッシュで作る認定書、これまた名前の字が違いお目玉 (>_<)
困ったものです。

ともあれ真宗講座も満員御礼、全ての椅子を出し何とかクリアしました。

ご講師の浅井先生、先生のお浄土観がひしひしと伝わってきました。
仏事作法のプレゼンも、手間をかけただけに結構
受けていました。

はじめて来られた教区内の若いご院さんが、とても良い刺激を受け、自分も頑張ろうと思ったという話を又聞きし、とってもうれしくなりました。
岐阜のあちこちのお寺でこんなかたちの真宗講座が始まったら・・・・
皆で参り合いができ、どこのお寺も満堂ご法座が勤まる、そんな日が来るかも知れません。

※この模様は行事アルバムでご紹介します。お楽しみに。

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7月13日 (水)  下水公共マス工事

朝、ヘルメットをかぶった職人さんが、「庭木の枝、少しきっても良いですか?」と言いに来た。
さっそく見に行くと既にかわいいユンボで穴を掘っていた。
クレーンでつり上げて塀の中に入れたのだろうか?などと考えながらマメマメしく働くユンボを見ながら考えた。
しかし、器械はスゴイ、乳母車の親分位の大きさしかないのに、アッという間に深い穴が掘れていく。
職人さんが切っても良いかと尋ねたカイズカイブキ、15年ほど前カーマホームセンタで背丈ほどの苗木を4買い、ヘロヘロになりながら穴を掘った記憶があるからだ。この辺りは30pも掘るとガラガラの石ばかり、いくら小さくてもやっぱり器械は器械だなと思ったことでした。

明日は真宗講座、北口から車で来られる方、通行止めです正門にお回りください。

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7月12日 (火)  時間がない

何せ今月は行事続きで事務仕事と時間に追われています。
もう明後日第21回真宗講座、この日は役員さんに「夏の配り物をお渡しするので必ず参ってきてください」と案内済。
寺報の『正尊寺だより』や各種案内文書の作成印刷、今日は1日事務所に缶詰でした。
パソコンと輪転機、紙折器など大活躍、こうした事務器機がなかったら・・・・考えるだけでゾッとします。
ともあれ封入作業まで完成、あとは真宗講座仏事作法のプレゼンテーションを作るだけ、これが結構おお手間入りなんですが、皆さんに楽しく学習してもらうには、しかたありません。
あと1日頑張ります。

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7月10日 (日)  仏壮研修旅行2日目

昨夜は塩田温泉に漬かりぐっすり眠れました。朝起きて夢前川畔に広がる田園風景を眺めると、重たい雲の下傘もささずに犬の散歩の人影、よく目をこらし見てみると雨は降っておらず道も乾いています。
朝から元気がでました。
今日は姫路城へ登城の予定、坊守の里近くでもある姫路は何度も行きましたが、外堀からあの遠くにしか見えないお城、その歩く距離を思うと一度もチャレンジする気力は湧いてきませんでした。
もし雨が降っていたら、昨日の書写山同様の決断をしていたかも知れません。
しかし、雨もなくパスする言い訳もできず、天守閣のてっぺんまで行き、みなお疲れさんでした。

お昼には造り酒屋の「灘菊酒造」の酒蔵を改造したレストランへ。酒づくりの行程を見学し、試飲やサービスのお酒で満足した私を含め会員面々、いつもならビールを一杯注文するのに追加のお酒はなし、会計さんが今日の昼食、酒代がかからずたすかったと喜んでいました。
そして、加古川まで国道2号線を走り加古川市野口の教信寺へ。

このお寺は教信沙弥(平安時代初期)称名念仏を庶民の中へ伝えた方で、この地でその教えと実践をされ、後の一遍上人にも大きな影響を与えられ、親鸞聖人も少なからず影響を受けられた方です。
到着早々、塔頭を訪ねお参りしたい旨お願いしたら
「ご予約されましたか?予約もせずにおいでになっては困ります」と一括され、ションボリ。
元来、民衆指向のお寺の本堂は開門から閉門までは、当然開いているものと考える私、その間なら何時でもお参りはOKと思っていただけに、“都会の寺は違うんだ”と段取りミスを反省。
けれど、この住職さん若いのに丁寧に教信沙弥についてお話をしてくださり、ありがたかったです。
しかも、帰り際高速入り口までの道順を尋ねると、「私がわかるところまで先導しましょう」と車を出してこられ、バスの前を先導してくださいました。こちらは加古川市内の抜け道だけを案内してもらうのだと思っていたら、20q位ある山陽道:三木IC近くまで先導し、高速が見えるあたりまで来たら道をそれていかれました。別れ際手を振って帰られたと思ったら、何と、細道を先回りし料金所の駐車場に車を止め、乗せてきた2人の子供さんとともに、、歩道から私たちに手を振って見送ってくださいました。

アポも取らずドヤドヤとやって来た初対面の私たちへの配慮、会員とくに女性の会員は涙を流し喜んでいました。
教信沙弥の思想、伽藍だけでなくその実践が息づいていることを感じ、研修旅行の締めくくりにはまたとない出会いを頂いたことです。
夜8時、無事に正尊寺へ到着し、駐車場から本堂に向かい恩徳讃を斉唱し解散しました。

皆さんご苦労様でした。

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7月9日 (土)  仏壮研修旅行

朝7時仏教壮年会の研修旅行出発、まだ雨は降っていませんでした。
名神高速から中国道へやはり停滞前線に向かう行程、やっぱり雨が降り出しました。
今回の研修旅行は宍粟郡山崎町の坊守の在所、願寿寺へお参りしてから姫路へ向かうコース。
雨のなか門前ではお母さんが出迎えて下さり、本堂には総代さん・願寿寺仏壮の会長さん・仏婦の会長さんがご接待下さり、我が正尊寺仏壮会員も一瞬緊張したようです。お座敷でお昼をご馳走になり、一路姫路市へ向かいます、今回の研修旅行のメイン、亀山の本徳寺へ参拝です。
本徳寺は蓮如上人の時代西国への胸腺拡大の中心となったお寺で、かつては英賀御坊と呼ばれ播州一円の中本山としての役割を果たしてきたお寺です。江戸時代現在の姫路市亀山に移転し大伽藍を現在に伝えています。
予定では一時間ほどの予定でしたが、雨のため書写山をパスと言うことになり、ゆっくり時間が取れご住職から播州の本願寺教線についてしっかり聞かせていただき、なるほどと思うことばかりで、雨が幸いしたことでした。
ちなみに、本徳寺の前住職は私の媒酌人をして下さったご恩のある方で、今日も久しぶりにお会いしお礼を申したことでした。

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7月6日 (水)  危なかった

もう1日ご本山の予定だったのが、お通夜が重なり急遽帰ってくることに。
名神高速快調に飛ばしての帰路、野洲川を渡り直線道路、速度制限無し、数珠繋ぎになったトラックを一気に抜き去ろうと頑張っている最中、いきなりハンドルが踊りだした。ルームミラーを覗くと私の車の後方は煙幕を張ったように白煙で何も見えない。
“どうなっとるんだ!”
タコメーターは3500回転、140q/hのスピード焦った。
徐々に減速し路ガタへ、後輪のパンクかなと思い後ろに回っても異常なし、左前輪を見るとえらいことになっていました。
それを見た瞬間、背中に冷たいものを感じました。
高速のバースト・・初めての経験でした。

前方を見ると、『菩提寺PA』0.5qの看板、“ラッキー!”気を取り直しハザードランプを点滅させながら路ガタをそろそろと移動しました。
パーキングエリアの駐車場でジャッキアップしてタイヤ交換しつつ、こんな経験滅多にない、写真を撮っておこう、この雑記を付けだしてからというもの、珍しいことは何でもデジカメで撮る習性がしっかり身に付いてしました。

スペアータイヤに変え、時速80q以下で、欠伸とイライラ交互にしながら帰ってきました。
本巣まで帰りつき、ガソリンスタンドへ行きバーストしてタイヤを見せると
「ご院さん、どうもなかったかな?」
とえらく、心配されたことです。




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7月5日 (火)  本山研修会

今日は昨日の疲れが取れないまま、車に荷物を積んで名神をまた京都に向かいました。
本山で行われる少年教化寺族女性研修会、何という仕事はないのですが理事長として出席しなければならないのです。
お裏方様のエスコートや挨拶、私の苦手とする分野です。ドット疲れながら今宿舎の部屋でこの雑記を書いています。
けれど全国から集まられた、坊守さんのお寺の情況を聞かされ、過疎化・少子化の現状を聞くにつけ、これからの本願寺門徒の危機をつくづく我がことのことと考えねばと思ったことです。

そんな中、ご講師で来ていただいた外松太恵子先生から、優しい声で「杉山先生頑張ってね!」と言葉を掛けられ、この危機をどう克服していくか、私のできること精一杯やるしかない。
ご門徒の皆さんへは、ご本山へ出かけることが増え心苦しいですが、私を育て下さった方々への感謝を込め、身を粉にしようと思った1日でした。

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7月4日 (月)  雨の納骨団参

第34回京都大谷本廟への納骨団参、やっぱり雨でした。サービスエリアや大谷本廟でいっとき雨間があるかにお見えましたが、天気予報通り80%間違いなく降られました。
けれど、61名の参加者事故もなく予定していた時刻通りに、24体の納骨を無事済ませることができました。
納骨が済み、午後から向かった比叡山延暦寺、10m先が解らないくらいの霧と雨、せっかく眺望の良い山に登ったのに残念なことでした。

ともあれ、7月まず一つめの行事クリアーしました。

※この模様は行事アルバムで紹介します。お楽しみに。

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7月3日 (日)  納骨法要

いよいよ明日は大谷本廟への納骨団参です。
今日は正尊寺へ遺骨を持ち寄り本堂で最後のお勤めです。約40名ほどの方々がお骨箱を手に手にお昼過ぎから集まってこられました。
本堂に入りまずは受け付け、お骨箱と参加費を納めて貰います。
定刻の1時から法要、お勤めの中順次お焼香がされ、法話、御文章へと進みます。
法要のあとはお茶を飲みながら、明日の行程や諸注意を聞き解散。約1時間ばかりの法要でした。
今回は参加者が61名で、バス2台例年になくゆったりした団参になりそうです。

ただ、納骨団参の余剰金を夏の諸行事に補填する住職の目論見が今年は厳しい状況になりました。

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