Diary 2009. 1
メニューに戻る
1月30日 (金)  もう1月も終わる

きょうの午前中は可児市まで法事に走る、いつもならゆっくりお斎もよばれるのだがきょうは午後から色々ありダッシュで帰還。
美濃太田を走る国道41号線、信号で止まると分離帯に小鳥がおりてきた。寒の内とは思えない温かさ、鳥も呑気だがそれを撮ろうとカメラを出すこちらもなんだかな?慌てているわりには可笑しくなった。

午後からの法事も終え、服を着替え病院に走りケガの処置をしてもらう、病院にお衣で行くのは気がひけるのが情け無いし面倒くさいことだ。

午後5時から別院ではキッズサンガ推進委員会に出席、30分もしないうちに部屋の隅で又お衣にお着替えし、6時からのお通夜の為中座。
お参りから帰り、会議に復帰すると浦島太郎状態、年度末まであと少し、委員も皆気合いが入って協議事項はどんどん煮詰まっている。

平成23年の親鸞聖人七五〇回忌まであと2年、やっと50%の開催率を100%にいかに推し上げるか、智恵の絞り所、会議を終えても食事をしながら深夜まで議論は続いた。

久々の会議でチョッと疲れたが、なんとも言えない充実感を味わいながら、若者のパワーを吸い採らせてもらった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090130-1.jpg 20090130-2.jpg 20090130-3.jpg



1月27日 (火)  少しの息抜きと下見

毎年この時期は本山に数日間拘束されてきたが、今年から解放され時間が空き少しは羽が伸ばせるはずであったが。
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=read&y=2008&m=1
情け無いかなチョッとした不注意での怪我がまだ尾を引いて毎日病院に通っている。
なかなか腫れがひかず先生からお許しが出ない。
羽伸ばし旅行は断念したが、せっかく暇ができたのになんともうずうずする、きのう午前中に病院へ行き前から約束していたWさんと勉強会前乗りをすることにした。
温泉か海にでも漬かりたいところだが傷口がふさがらずそれも出来ない、ともかく少しでも遠くへ行きたい・・・・。
結果遠回りして奈良を目指すことにした。
Wさんのblog↓
http://pochi21.exblog.jp/d2009-01-27

和歌山から吉野へ、剪定した柿の枝を燃やす煙を横目に紀ノ川を遡った。
途中、智弁という看板を見つけ弁天宗(野球の智辨学園)の本山を偵察。看板はでかいが村里の中にもかかわらず行きつ戻りつしながら探すほど目立たない本山であった。
だが、境内では何人かの方がお百度参りを一生懸命されている、本願寺では見られない姿だけに、少し考えさせられた。

車を進め、紀ノ川から吉野川へと名前が変わる頃、今回前乗した下見目的の、吉野下市町の立興寺に着いた。
仏教壮年会の研修旅行先に考えている唯円さんのゆかりの寺、若院さんからしっかり話を聞くことができた。
それに、蓮如上人ゆかりの願行寺さんや本善寺さんもきっちり下見、柿の葉寿司を頬張りながら吉野を満喫できた。

夕方には大和郡山のマックで後発の岐阜組と合流し、三木先生の勉強会に参加。
http://mts-r.at.webry.info/200901/article_15.html

アクシデントもあったが息抜きと下見と勉強充実した1日半であった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------



20090127-1.jpg 20090127-2.jpg 20090127-3.jpg



1月25日 (日)  いとこ煮

1月最終の週末、最後の報恩講参りだが午前中の法事が岐阜市鶉、家まで帰るには善徳寺さんの横をスルーすることになり時間とガソリンの無駄になる。

よって、少し早いが正午過ぎに善徳寺さんの客殿に入った。ちょうどご講師とご住職がお斎を始められるところ、羨ましそうに眺めた。
機転の利く坊守さまが「一緒に如何ですか?」と尋ねてくださった。
「ありがたい、頂戴します」とお願いし、もう一つお膳を運んできてもらった。

盛りだくさんのおかずに、真ん中のお椀には不思議なお汁が入っている、ぜんざいだろうか・・・・?
手に取り、すすってみると塩味と小豆の甘み、餅のような里芋、話には良く聞くが、親鸞聖人がお好きだったと伝えられている『いとこ煮』を始めて食した、微妙な味付けである。

このお汁ではご飯が進まないが、親鸞聖人を慕う報恩講、こうしたお斎を続けておられるお寺の姿勢に頭が下がった。

お勤めには、相変わらず足の負傷が完治せず余間で腰掛けに座ってのお参りとなった。
ただ、余間だと参詣者の視線からは外れる、こっそりカメラを出しご住職の登壇姿などを撮ることもでき、ラッキーだった。

もう10日以上足の負傷で困っている、このBlogを見た親戚から、こうした打撲に良く利くという漢方薬を頂いた。チョッとお腹がゆるくなるのが辛いが、効きそうだ。
氷で冷やしながら、はやく腫れがひきカサブタができるように努力はしている。
来月にはバッチリ正座で完全復活したいものだ。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090125-1.jpg 20090125-2.jpg 20090125-3.jpg



1月23日 (金)  善明寺の報恩講

きょうはいつも正尊寺を手伝っていてくれる、揖斐善明寺さんの報恩講にお参りした。
相変わらず足は回復せず、腰掛け持参でとなった。

正座ができないので、余間に出仕をしようと思ったら、きょうは唯一のご法中である池田のJ妙寺のご院さんが
「きょうはこんだけやで、余間では寂しいがね・・」と言われ、回畳に腰掛けを置きのお勤めとなった。相変わらず格好悪いことだ。

お勤めが終わりご法話は、京都からおいでた先生だが、高田篤敬師の実弟、軽快なご法話一席だけ聴聞させてもらった。

あったかな寒、良い報恩講日和だった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090123-1.jpg 20090123-2.jpg



1月21日 (水)  物事が動き出す

午前中お参りから帰ると、坊守が
「丸平さんから電話で、至急工場に来て欲しい」
との電話があったと報告、その足で出かけた。
丸平さんに着くと、設計士のOさんが待ちかまえ、工場の中に案内された。

昨日の建築委員会で純木造の庫裏で設計を進めることが決まり、寺山で伐採した用材の使途を決めるための確認作業であった。
庫裏玄関の見えるところに立てる柱の向きを決め、ひび割れが入る前に背割り(これをしておくと乾燥によるひび割れが軽減できる)をしたいとのことで、柱の向きを決めて欲しいとのことだった。

柱を転がしながら、玄関や階段を想像し、節や曲がり具合を考えて壁の中に入る部分に背割りを入れて貰う場所を決めた。
小屋組に使う梁の面や、柱になる木の面など、一本一本丁寧な説明を受け最終決定をくだした。

本部委員でもある自然木にこだわりのある丸平建設代表のHさんが社員を従え丁寧に説明してくださる、製材の木の使い道など北山の檜の使い道が見えてきた。
財政的なことはともかく、庫裏建築に大きく一歩前進した手応えを感じた。

午後からは別院へ走り、3月14日に行われる第20回門信徒の集いについての会議に出席した。
部長のM先生、八面六臂で頑張っておられる“一人でも多くの方にご縁を結びたい”そんな願いを遂げるために、なんとか協力したいそんな気持ちになる会議だった。
昨年の経験を生かし、更にもう一歩進もうとする願いの中に、確実の物事は進んでいるなと感じられる会議であった。

昨年の門信徒の集い↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2008&m=3&d=8

夜には、友引は気にせず葬儀を出すと言われるご門徒のお通夜、相変わらず足はいうことを聞かず面目ない姿でのお勤めとなった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090121-1.jpg 20090121-2.jpg 20090121-3.jpg



1月20日 (火)  第8回建築委員会

きょうは午後から第8回目になる庫裏建築委員会。
今回は会議に先立ち、11月寺山から切り出した用材の確認のため、大野町の丸平建設へ午後1時半集合した。
用材切りだしのBlog↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2008&m=11&d=19

委員8名と坊守が応接室でお茶をよばれ、丸平建設工場について説明を受け、土場に並べられた用材の確認。
材木の皮を剥き梁などに使うべく、柱に成りにくいチョッと曲がった木を加工している建物に案内された。ツルツルの表面になった2本の木は良い曲がり具合、玄関吹き抜け目付きの良い梁になりそうだった。

ただ、その工場の中にうず高く積まれたケヤキの柱や板「よう乾燥させた銘木沢山持ってやねぇ」と、それぞれの委員さんその切り小口に手を当て美味しそうに眺めておいでた。

その後の工場見学では、昭和の終わりころ、アメリカから輸入された大断面集成材で建てられたプレカット工場を見学し、集成材に対する偏見が少し緩和されたようだった。

大広間と木造という在来工法の難問を抱えて紛糾してきた建築委員会であるが、この工場の見学によって解決の糸口が探れたようにも感じた。

用材見学を終え正尊寺に戻り、見学に間に合わなかった委員を含め、20分遅れで建築委員会が開催された。
設計士から前回の意見を踏まえた図面の提示と、木造と鉄骨の比較が説明され、特に1割以上鉄骨構造だと経費がかかることが明らかになり、委員の意見も伯仲した。
2時間以上の検討の結果、大広間を囲う部分の梁は充分な強度の保てる大断面集成材を使うことに決定し、純木造の構造で設計を進めることに決まった。

ただ、示された建設概算金額は3年前この計画をスタートさせた時点の予算を遙かに越えている。
予算的にその間をどう埋めるか今後の課題は山積である。

3月の次回委員会までにはパースとよばれる立体図と、本堂との間にある大玄関の修復を踏まえた設計図など、いよいよ具体的な細部にわたる設計図面の作成など、設計士に多くの注文がなされた。

ともあれ、木造二階建て延べ面積200坪の庫裏新築に大きく一歩前進したような会議であった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090120-1.jpg 20090120-2.jpg 20090120-3.jpg



1月18日 (日)  不調・・・つづく

心配したとおり正座は無理そう、腰掛けを持参で法事に出かけた。
午前中のお宅で何気なくお参りの方と対面していると下半身への視線が気になり、何となく窮屈。
お昼に帰り、坊守に俗袴(ぞくばかま:スカートのように股割れしていないもの)を出して貰いはいて出た。裾や足の置き位置が気にならず快調、午後から二軒のご法事を勤めて帰った。
足は痛いが正座でのお勤めになれているだけに、腰掛けてのお経はチョッと力のいれ所が悪いような、3軒目の三部経終わりがけには喉が痛く声が枯れ枯れに成ってしまった。

ともあれ日曜日が終わり、これで昨年の10月から休み無く使った喉も少し休息をさせてやれそうだ。

だが、居間に入り足袋を脱ぐと、痛々しい・・・・温泉かプールンにでも行ってリフレッシュしたいところだが、まだまだ治らない。

チョッとした不注意がここまで尾を引くとはなんとも情け無い。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090118-1.jpg 20090118-2.jpg



1月17日 (土)  報恩講明け

今年の正尊寺報恩講はお寺にとってはちょっと辛い、3連休の後のウィークDayばかりのお勤め、そして終わると同時に週末、いっぷくする間がぜんぜん無い。

だが、今日の法事は午前も午後も本堂で勤まった、まだ足が腫れ正座ができないだけに助かった。
本堂だとこちらのペース、内陣にもちゃっかり腰掛けを置き、負傷の足をいたわりながらの三部経をお勤めできる。
午前は町内のお菓子処「吉野屋」さんのお祖母さんの忌明法要。ご主人のたっての願いで師匠寺を親戚一同に披露したいと、あえて報恩講明まで日程を延ばし今日の法事となった。
「吉野屋」のお菓子はこの辺では大変評判が良く、正尊寺のオリジナル木型や焼き印があり、いつも作ってもらっている。
http://www.yosinoya.net/

お昼には相焼香の真正小柿の福乗寺へ報恩講参り。こちらでも礼盤をずらしそしらぬ顔でそれに腰掛け導師を勤めた。
福乗寺報恩講のご講師は、きのうまでお世話になった高田師、御礼を言いつつ聴聞もせず写真だけ撮って帰ってきた。

今日1日が終わり、さて明日の日曜日はどうしようか、三軒のご法事・・・・腰掛け持参で 言い訳しながらの法事参りになりそうだ。

カッコ悪いが仕方がない・・・・考えるだけで憂鬱になる報恩講明けになった。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------



20090117-1.jpg 20090117-2.jpg 20090117-3.jpg



1月16日 (金)  報恩講御満座

報恩講の最終日、相変わらず足は腫れ上がり、正座ができない。
登礼盤(とうらいばん:内陣の真ん中の一段高い座席)を後ろにずらし、踏み台も置き腰掛け風に緊急処置で対応し『浄土法事讃作法』をお勤めした。
起居礼(ききょらい)という、立ったりしゃがんだりする作法は導師のみ簡易型にしてもらったが、気心の知れた法中方、上手に合わせて見事なお勤めができた。
楽人も年々バージョンアップして来ている、チョッと参詣者が少なかったのが残念だが、とても良い御満座法要となった。

法要後の御俗姓(ごぞくしょう)も高座を片付け腰掛けで読んだが、正面向いてだけに、これはあんばいが悪かった。

ともれ、初日からのアクシデントだったがお取り持ちや法務員家族の協力でなんとか今年も立派に報恩講をお勤めすることができた。

関係各位の皆様ありがとうございました。

※この模様は行事アルバムでも紹介いたします。
http://www.shosonji.or.jp/new/09-01houon/09houonkou.htm
-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090116-1.jpg 20090116-2.jpg 20090116-3.jpg



1月15日 (木)  報恩講2日目

きょうも空気は冷たいが天気は良い、朝座から満堂のお参りである。
お昼からはI北幼稚園の子どもたちが40名ほど参ってくれる、全員参れるかチョッと不安、余間に上がる人数を増やそうかとも思った。
長椅子を寄せ園児の席を作り、何とかなるだろうと思っていると、案の定午前のお座だけ参ってお斎をよばれ帰る『食い逃げ同行』が結構いたようで、なんとか堂内は納まった。

こうして、2日目の報恩講も賑やかにお勤めすることができた。
明日は御満座、楽人も入り雰囲気最高の報恩講です、万障お繰り合わせお参り下さい。

-------------------------------------------------------------
コメント 〈 http://9108.teacup.com/shosonji/bbs
-------------------------------------------------------------

20090115-1.jpg 20090115-2.jpg 20090115-3.jpg



| 1 | 2 |
2009/1
SuMoTuWeThFrSa
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

前月     翌月