Diary 2006. 11
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11月29日 (水)  本部委員会開催される

11月も終わりに近づき、遠隔地のお取越も一段落してきた。これからは近隣の地区事のお取越、今日は大野町岩野地区、軒数の少ない地区である。

時間が無く延び延びになっていた本部委員会(総代会)を今日しかないと、午後3時から開いた。
来たる親鸞聖人750回大遠忌法要に向け、門信徒の理解も深まり、何とか本山・別院・正尊寺の記念事業を推進していく目処が立ってきた。

今日は下水道整備に伴い書院の浴室を増設について協議された。
スクリーンにプロジェクターから映し出したイメージ図面を見ながら、あれやこれやと質問や要望が出され、建設業者も設定され、いよいよ記念事業の第一期としてスタートすることとなった。

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11月27日 (月)  サルをとる

今日のお取越は鍋原(なべら)地区、お勤めが終わりお斎をいただき終わった頃、家の外で爆竹の音が響き渡った。
「なに?」と尋ねると・・・
「お父さんが、サルをぼっとるんやわ・・」と奥さん。
「まだ居るかなぁ・・・?」
「いっぱい居るよ!」

もうじっとしておれない、慌てて“ごちそうさま”をして、車に積んであるカメラを取って走った。

家の前に植えられているミカンの木、その回りや道路にまで皮が散らばっている。
「柿も相当やられたが、今度はミカンを狙って集まって来やがる。かなわん」とぼやかれるご主人。

その目線の先には親子と思われるサルが2頭、スキップするように田んぼへ向かっている。
さらにその先には5〜6匹のサルが田んぼの中でまどろでいる。

お衣でサルを追っかけ回すことも出来ず、デジタルズームにしたり画素数を上げたりしたが、チョット距離があり写りは悪いが、サルの写真ゲットできた。

10月にはイノシシ、あとはクマかな・・・などと、いつもカメラ持参でお取越もご法義より、こんな話に花が咲く、ご開山には申しわけないお取越報恩講だ。

イノシシの話↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2006&m=10&d=18


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11月26日 (日)  緊急事態

今日は日曜日、朝晩めっきり寒くなってきたので朝からストーブを付け、日曜学校の子どもたちを待っていた。

朝8時を回っても誰も来ない・・・・30分待ってもやっぱり誰も来ない。

母の前坊守から日曜学校を受け継いで27年、子どもたちの学校や地域の行事、お寺の行事と重ならない限り、ずっと毎週行ってきた。
1人2人の時も結構あったが、0人は初めてのことだ。

11月に入り柿の収穫が忙しいのか、いつも車に乗せられやって来る子どもたちの顔が見えなくなった。
先週は女の子2人だけになってしまいチョット心配していたが・・・・・。

正尊寺日曜学校の危機、ここ数年真宗講座など大人の法座の勧誘にエネルギーが偏っていたかもしれない。
これからのお取越にはチラシを作り、日曜学校の勧誘に力を注がなくてはと、この緊急事態に遭遇し反省をした。

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11月25日 (土)  山のお宝

おくどさんの上に珍しいものが乗っていた。
今日、本堂でお勤めする忌明けの法事があるが、そこへお参りに来た親戚の方が持って来てくださった物だ。

藁の隙間から立派な自然薯が顔を覗かせている、落とし芋になる前に写真を撮った。

今年の山は痩せていてクマや猪のエサが無く、里に出没し世間を騒がせている昨今、クマや猪に掘られず良くこれだけ立派に成長したものだと感心した。
それだけに、難儀な場所から掘り起こし、こうしてお寺に持ってきてくださった方の苦労と手間に感謝をし、仏さまにお供えし、味わいながらいただかなければ。


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11月23日 (木)  道場の報恩講

今年も勤労感謝の祝日、万所道場の報恩講無事終わった。

ヒザの痛い前住とハンドボールで足を痛めている若院は折りたたみ椅子に腰掛けてではあったが、狭い道場の内陣でのお正信偈、北山出身の信徒と共にお勤めした。

夜のお座の前のお斎は禁酒になった。元来がお酒の好きな北山出身者、きっと寂しいだろうとノンアルコールビールを用意した。
物足らなさそうだったがご時世だと諦め、酔った気分で豆ご飯を頬ばりながら昔話に花が咲いていた。

去年の↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2005&m=11&d=23

一昨年↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2004&m=11&d=23

一昨々年↓
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11月21日 (火)  東経135度子午線を越える

今日は先の17日に亡くなられた、明石の葬儀に朝から向かった。
私の都合で今日まで葬儀を延ばし待っていて下さる、朝から気合いが入った。
西に向かう車窓からは真っ青な晴天、職務とは裏腹の気持ちを抑えながらアクセルを踏んだ。

家を出て3時間半ばかり、高速道路の行く手に珍しい看板があらわれた、慌ててカメラを出したが間に合わなかった。
小学校で習った日本の標準時、東経135度の子午線は明石だったと思い出させる看板だった。
帰りにはカメラをスタンバイさせ通過途中撮ったが、晩秋の午後5時既に夕闇迫り綺麗には取れなかったのが残念だった・・・・。

今日のお葬式、処変われば・・・で、ビックリの連続だった。まず祭壇が漆塗りで、お木像の本尊にご開山や蓮如さんのお脇掛まで安置してあるのには目を見張った。
葬儀式場の導師や会葬者のポジショニングも、エッ!と思う段取りだったが、郷にいれば・・・と、何とかお勤めさせて貰った。

ご当家のご主人から、
「遠いところをありがとうございました」
と、お礼を言われたとき、枕経(臨終勤行)もお通夜も来ず、葬儀だけ出かけてきた横着さに申しわけなく思いつつも、代々続いてきたお寺と門徒の関係の深さをつくづくと感じさせられた一日だった。

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11月17日 (金)  離郷門徒

かって先祖代々この地に住んでいたが、今は首都圏や都会に家を建て移り住んでいる方々を離郷門徒と呼んでいる。

正尊寺のある字を寺内と呼び、お寺の西には共同墓地がある。
先日、先代の時関西に移り住まれたお宅から
「現住の近くに墓所を移動したいので遷座のお勤めをしておいて欲しい」
と連絡が入ったので、近隣のご法事の帰りにお参りした。
あいにくお花までは準備していなかったので、蝋燭と線香だけでお勤めをした。

平成15年、草ぼうぼうで川原のような足場の悪かった、かつての土葬の埋葬墓地が、コンクリートとアスファルトで区画整理された綺麗な墓地になった。
今回お勤めを依頼されたお宅もその時、土台を作り直し離郷初代のご両親のお墓も直されたばかりだ。

一人でお勤めをしながら、この故郷を生涯終焉の地として、孫子にご縁を繋ごう墓標を建てられた先代の気持ちを察し複雑な思いがよぎった。
しかし、関西と本巣の距離感は致し方ないと考えながら頼まれたお勤めを終えた。

午後は大垣方面のお取越に出かけた。夕方、移動中に携帯が鳴り、坊守の声で・・・
「明石市の○○さんの奥さんが亡くなったと連絡が入ったが、どうしよう?」
明石と言えば、神戸よりまだ向こう。すぐ伺いますとはいえない距離。しかも明日は週末とても明石まで行き来する時間は作れそうにない、そのように伝えるようにと電話を切った。

この明石のお宅、先代までは隣村に住んでおられた。ご両親の年忌には必ず家族連れで来られ、本堂でご法事を勤めてきた。娘さんは私の長女と同い年で一層の親しみがあっただけに、臨終勤行やお通夜のお勤めが出来ないことに、申し訳ない気持ちで一杯になった。

偶然にも今日は離郷門徒とについて2回も考えさせられた、だが、これから暫くするともっともっと離郷門徒は増えていくだろう。
埋めようのない距離考えさせられた一日だった。

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11月15日 (水)  お参りするカメラ

今日は正蓮寺さんの真宗講座、黄鐘会(おうしきえ)があった。少しだけでもお参りしたいと、午後の一部を空けてあったが、きのう京都への上山が急に入り残念ながら午後のお座は覗くことすらできなかった。

あさ出がけに坊守に、代参し写真を撮っておくように頼んであったので、私の変わりにカメラだけが、黄鐘会のご縁にあったっていた。

正蓮寺黄鐘会は正尊寺真宗講座のjoint法座として、アライアンス関係として出席スタンプの共有化をはじめて3回目の開催である。
回をおう事に参詣者が増え、今回は全ての椅子が埋まり満堂での法座になったようだ。
正尊寺のカードを持参し参加する同行の顔もちらほらあり、jointすることにより良い相乗効果が現れて来だしたのが何とも嬉しい。

お座が終わり、参道で帰られる同行に、深々と頭を下げ見送られる、W住職の姿勢には襟を正された。

夜7時過ぎ何とかお取越を済ませ、夜の部だけでもと思い正蓮寺さんに向かうと、門前の水路に車が落っこちていた。
お参りに来られたらしい、女性の方が困っておられた。
押しても引いてもウンとも動かない、JAFを呼び待つこと50分、さすが餅屋は餅屋、強力ウィンチを使い簡単に引き上げてくれた。

JAFのプロの技を惚れ惚れと眺め終わり、瑕丘先生のご法話が佳境に入った頃されている本堂座った。夜のお座も満堂イイ感じでお聴聞ができた。
若手法中の姿も見られた、こうした法座があちこちのお寺で開かれるようになったら・・・・・・ありがたいだろうなぁ〜、などと考えてた、ご縁であった。

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11月14日 (火)  あわただしく本山へ

今日は少年連盟史の編纂会議があった。
事務局から日程の連絡があった時には、すでに一日中お取越の段取りでびっしりスケジュールが埋まっており、欠席しようと思っていたが、今回が編纂委員会としての最後の会議になる予定だと聞かされると心は騒いだ。

前回6日の会議は欠席したが、委員さんや事務局の努力でタイムテーブル通りに進行しており、今回で2校の最終調整とのこと。
午後からのお参り予定のお取越それぞれに電話し日程の変更をお願いし、せめて会議終了間際にでも委員の皆さんにお礼が言いたく、午前中だけお取越にお参りし本山に向かった。

午後3時本山会議室に着くと、朝から続く原稿校正作業の真っ最中、大丈夫かな?と、一瞬不安がよぎった。
今日中に入稿準備ができないと、スケジュールは崩れる・・・・。午後7時頃にやっと原稿の校正が終わり、空白頁を埋める写真選びとレイアウトにさらに時間を費やした。
カラー布袍を着込み気合いの入ったK録事や事務局も最後までよくつき合ってくれた。
おかげで、何とか計画通りに出版に漕ぎ着けられそうだ。

午後9時を回ると駐車場のフェンスがジワジワと閉められていく。
守衛さんに「お疲れさま (^_^)/ 」と声がけと敬礼し、閉まりかかったフェンスを開けてもらい、MP3に変換した天岸先生の第25回真宗講座「お浄土のはたらき」の法話を聴聞しながら、いよいよ心地よく岐阜まで帰って来ることができた。

前々回の会議↓
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11月12日 (日)  仏壮ボーリング大会

今日は夜に仏教壮年会のボーリング大会。
今回で14回目になるが、毎回上位にはいるとハンディーが増え、毎回優勝者が目まぐるしく変わっていく。

今回も午後6時に本堂に集まり、お勤めをして夕食の時には、NOハンディの会員のやる気が感じられた。
ボウリング場に着き、賞品を並べるとそのテンションはより高いものになっていた。

しかし、いかんせん、仏壮の会員も徐々に高齢化、なかなかスコアが伸びない。結局+ハンディのある女性会員が優勝準優勝を獲得、男性会員はションボリだったが、日曜日の若者が集まるボウリング場におじさんおばさんの仏壮軍団の歓声が響き渡っていた。

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