Diary 2007. 12
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12月10日 (月)  キッズサンガ推進委員会の専任委員会

今日は夕方から別院で、岐阜教区キッズサンガ推進委員会の専任委員会という名前だけだとややこしい会議があった。
簡単に言えば、岐阜教区の推進員会をどのように進めていくかを検討する、役員会みたいなもの。
しかし、チャンと手順を踏んで開催された会議なので、教務所長の輪番も事務局も正式に出席し、会議の恰好を整えている。
先月開かれた段取り会議とはだいぶ趣が変わった
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2007&m=11&d=12

こうして一歩一歩全国のお寺で、いきいきとした子どもたちの声が聞こえるようになる、キッズサンガという運動が浸透していくのだなあと、感慨深い日となった。

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12月9日 (日)  準備開始

あと今年も20日ばかりになった、このところ夜なべ仕事がはかどらず、遅れ気味になってきた年末の配り物の準備を始めた。
地区役員さん宛の封筒に、来年の年回表・三季やお初穂の懇志帳を間違えずに封入。そして軒数分の「正尊寺だより」教区報「念仏の声」と法語カレンダーを入れる作業、一気にかたずけた。

今回の「正尊寺だより」超手抜きのカラー両面刷り、写真ばかりで内容が無いが、こうして教区報と比べると、カラーコピーでの印刷だが見劣りしない。

あと数日で、ご門徒皆さんのお手元に届きます、楽しみにしていて下さい。

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12月6日 (木)  巨大柚とフラワーアレンジメント

今日もお取越は時間に追われ大変だったが、なんとかお通夜の時間には間に合って、ヤレヤレ。

今日お参りしたお宅で、手作りの変わったお菓子が出された。このお宅、私が決してお饅頭に手を出さないのは承知、それをあえて手作りの茶菓子でもてなして下さる。
さすがに辛党でもコメントを残さなければならない。
今日はレモンのような食感の砂糖付けの干菓子が出てきた。
「レモンですか?」と尋ねると、
「チョッと変わった柚を頂いたので、それで作ったのですよ!」と、答えられた。
そういえば、柚の香りがするような、そのくらいお菓子の味覚音痴なのだから、致し方ない。
珍しい物を頂いてと感謝の意を表し、次のお宅へと・・・・歩いて移動した。

そして、駐車しておいた車に戻ったら、車の横に紙袋が置いてあった。中を覗くとでっかいミカンのような物が一つ入っていた。色は黄色、ごつごつとした表面、一見して柚が巨大化したさっきのお菓子の材料だとわかった。

うちに持って帰ると、坊守が喜んだ。
年末の日曜学校恒例の正月飾りフラワーアレンジメントの試作品が出来たばかりで、その横に置き写真を撮った。
そろそろ勧誘のチラシを作りお取越で勧誘しなければ・・・・
昨年の模様↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2006&m=12&d=27
2年前↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2005&m=12&d=25
3年前↓
http://shosonji.sakura.ne.jp/diary.cgi?mode=popup&y=2004&m=12&d=26

今年は12月29・30日と二日間午前中、本堂で行います。
テーマは「お重の世界」。最近トッと使わなくなった重箱を花器にして、正月飾り花を作るそうです。
大人の方も、子どもをダシにおいで下さい。
大人だけでもかまいませんよ、重箱持参ならなお有り難いです。

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12月5日 (水)  ご縁のない下心

今日は岐阜別院の報恩講に坊守が婦人会の役員さん方とお参りをした。
この時期、私は相変わらず目一杯のお取越参り。

夕刻、トイレ休憩に家に帰ったら、ちょうど坊守も別院から帰ってきた。
坊守曰わく、今日の法話のご講師良かったよ!お聴聞に来ていたHさんの奥さん(真宗講座50回出席StandardStage)が、
「今日の先生ええわぁ、ご院さんにこの先生を正尊寺にもお願いしなあかんと言っといて!」
といわれた位やで。

富山県の藤島秀天先生というらしいが、私は面識がない・・・・

悔しいので、今からダッシュでお参りに回り夜8時頃の法話が始まる時間には別院へ行けるように頑張る、と気合いを入れ出かけたが・・・・・
午後7時前、携帯の留守電に枕経のメッセージ、結局お聴聞の時間は無くなった。
ご講師の品定め、結局、下心いっぱいのお聴聞はご縁が結ばれないなぁと、断念した。

師走のこの時期、別院の報恩講になかなか参れない。だが、本堂は満堂で見知った顔が沢山あったそうだ、なによりのことである。

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12月4日 (火)  ちょこっと見学

庫裏の新築に関して相談をしている設計士さんから連絡が入った。
「SE工法で設計したお寺が完成ししたので引き渡し前に見学してみますか?」
という誘いだった。

夕方から岐阜市雄総の設計事務所でSE工法について説明を受け、建築現場に向かった。
市街地の真ん中に真新しいモダンなお寺が建っていた。
この辺りは防火基準の厳しい地域なので伝統的な木材を前面に出す設計が出来ずモダンな形になったとのこと。
内部を隅から隅まで見学したが、市内の狭い敷地に限られた建坪ながら、いろいろ意匠が施されうまく設計されていた。

SE工法とは集成材の柱や梁を特殊な金具で組み立てる物、鉄骨構造と同じような構造計算が出来、間取りも自在に出来る木造構造の建物だそうだ。
なるほど、化粧の施されていない所は集成材やジョイントの金具がよく見えた。

集成材なんて長持ちするのか、と尋ねると。
耐久年数は一般木造と同じだとの回答。

「ご住職の希望される50畳以上の大広間を供えた総2階200坪、震度6強に耐える建物も可能です」
との返答だった。
素足で廊下を歩くときの感覚は木造の足応え、コンクリートや鉄鋼構造とは違う柔らかさを感じつつ、庫裏建築への具体感を感じた。

ただ、坪単価を尋ねると・・・・・けっこう厳しい。
特に近年は原材料費の高騰や解体にかかるコストも上昇中、頭が痛くなった。

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12月3日 (月)  カラスウリ

いよいよ12月に入り村ごとのお取越に追われだした。
今日は谷汲の長瀬地区、例年の冷たいシブチではなく何となく雨で寒くはない。お昼には雨も上がり、落ち葉を敷きつめた家から家へ繋がるショートカットの裏道を歩いて回った。
今年はまだ冷たい北風が吹いていないので、四方の山々も良い色付きを残している。

そして、年行事のお宿(お昼の準備をしてくださるお宅)へ向かうと、家の中も外も蔓草をアレンジしたオブジェがいっぱい飾ってある。
お斎をよばれながら
「一段と家の飾りパワーアップしてますね」
と話を振ると、
「お婆ちゃんが寝たきりで、ついに胃瘻(いろう:胃に穴を開け栄養剤を流し込む)の状態、4時間おきに2時間かけての食事、どこへも出かけられないので、こんな事して楽しんでます」
とのこと。

現代は親孝行は個人から社会へと変化してきている。家族が親の面倒を見るのでなく、社会が施設などを作りそこで面倒を見る仕組みになってきて、それが当たり前の時代になってきた。
そんな中で、家から離れられないので、家を四季折々の草花でアレンジしながら楽しむ。今日の奥さんの話は何とも暖かみを感じ、嬉しくなった。

嬉しくなりついでに、
「あちこちにぶら下がっている、丸いオレンジ色何?」
と尋ねたら、
「ご院さん知らんのかね?カラスウリといって結構ありそうで無いんやわ」

そういえば、坊守が日曜学校の正月飾り花の材料探しに奔走している。
そんな話をし、チョッとおねだりし、一袋ぶら下げ帰ってきた。

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