11月7日 (金) 夜なべ仕事
きょうは午前午後とお寺でのご法事、近々では時間に追われることなく、アルコールの力で神経を癒さねばならない疲れもなかった。そこで今晩は10月初旬に届けられていた法名軸を出し筆を取ることにした。
今月17日の本堂で行われる西濃地区理容組合の法要に使う法名軸、段ボール箱の中には3本の軸が入っていた。 風呂敷に包んでない新しそうな箱を開けるとビンゴ、まだ数名の法名しか書いていない軸だった。 既に書いてある分は達筆で気が萎えたが、今回書く分の方が圧倒的に陣地を取るから、金釘流でも勝負ができそうと気を取り直し筆を走らせ、27名分の法名を書き上げた。
この中で3名の名前がやたら長く書きにくい法名(戒名)があった、浄土宗2名、禅宗1名であろう・・・
本巣・揖斐・大垣・養老という西濃の広範囲の理容店が集まって3年に1度の追悼法要なのに、法名から察して浄土真宗が9割近くである。 この西濃地域が浄土真宗に取ってはいかに有り難いところであるか再認識したことだった。
9割が真宗門徒だけに地元本巣支部の皆さんの面目が立つよう、しっかり準備してあげなければと思った夜なべ仕事であった。
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11月1日 (土) 慣れないお勤め
今日は朝8時から大野町の丸平建設で「創立100周年感謝の集い」に先立ち法要が営まれ、お参りに出かけた。 こうした会社の法要は初めてのことであり、事前にご本尊や仏具を貸して、坊守がお荘厳については相談をしていた。
丸平建設は先々代から現在の社長まで、三代にわたり正尊寺の総代をしてもらっている方の会社で、関西までもお寺の建設を手がける総合建設会社である。
巨大な倉庫をメインの会場にした今回の感謝の集い、さすがに寺社を手がける会社だけに、倉庫内の壁際には欅の柱や板がうず高く積まれている。 特設のステージは幅広で4m以上の欅の一枚板を立て背景を作ってあった。
阿弥陀経お勤めの間に社員や関係者が焼香され、法話もちゃんと聞いてもらえた。 こうして、会社のイベントの前にきちっと段取りをして皆で手をあわせる、創業者以来の篤信の経営方針に感心をさせられた朝であった。
お昼過ぎ仏具を返しに来られた跡取りさんに、ステージの欅「ツバを付けといたよ!」と冗談を飛ばしながら、創業以来4代にわたり銘木好きの血筋を感じながら歓談したことだった。
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