Diary 2005. 10
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10月9日 (日)  もう第2日曜日

今日は第2日曜、仏教壮年会の例会日です。
どうしたものか近ごろは3連休が多い、坊さんは疲れます。
世間も忙しそうです、例会でいつもの顔が見えない、
「今日・明日と商工会の旅行やそやで!」
なるほど、商工会の面々の顔が見えないはず。
それに西郷ではお通夜、さっきお参りしたときに仏壮の会員が2人ばかりお取り持ちで交通整備おしておられた。
11名の参加者、こじんまり旧式で時々音が鳴らなくなるキーボードで調子を取りながら、お勤めのお稽古から始めました。
このところ行事が続き3ヶ月ぶりの定例会、前お話しした正信偈のご利益を復習し、正信偈の「獲信」と「横超」についてお話をしました。
浄土真宗のありがたいところ、この素晴らしいご法義を伝えるのに、教学とボキャブラリィ不足、何とも、もどかしくお話ししたことです。
結論は真宗講座でこの続きは聞きましょうと、超安易な結論でした。

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10月6日 (木)  痒い

お取越のシーズンだというのに、蚊に刺される。
今日も鶉のお取越、何とか午後5時までに済ませ別院で開かれる広報部会に間に合わせたいと頑張った。
お昼過ぎから力を入れてお勤めしていると汗が噴き出す、‘暑い・・・’しかも、開け放たれたお座敷、お仏壇の前に坐ると必ずと言っていいほど2匹ばかりの先客の蚊がどのお宅にもいる。
まさか阿弥陀様の前で正装しお勤めしているのに、バッシィ!とたたき落とすわけにもいかない。
頬を動かし、耳を動かし、首をグニャグニャさせたり、専守防衛に相務めながらのお勤め、さぞ落ち着きのない坊主に写ったことだろう。
お取越を済ませ別院へ向かう車の中では、耳や首、手の甲、足首とボリボリ掻きまくって走っていった、しかも40分ほどの遅刻であった。
静まりかえった別院で、空腹に耐えながら遅くまで編集作業は続いた。広報部員の思いは一人でも多くのご門徒に読んでもらいたい、先般取材した親鸞聖人の京都御旧跡、良い感じのレイアウトになりそうだ。
11月1日各お寺に届くよう校正作業は終了させた。
あとは印刷があがり、手元に届くばかり・・・・やれやれ。

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10月4日 (火)  お取越がスタート

今日から正尊寺門徒のお取越が始まりました。
毎年トップでお勤めするのは、糸貫の石神地区、明日からは鶉地区へと進み、12月29日まで順次お勤めをして参ります。
真宗門徒にとって家庭で宗祖親鸞聖人の報恩講を勤めるという最も大切な行事です、お仏壇のお荘厳などの準備怠りなくお勤めしたいものです。

謂われやお荘厳、それとお勤めについては、仏事作法で詳しく説明しています。是非ご一読を!
http://www.shosonji.or.jp/sahou/torikosi/torikosi-top.html

これから3ヶ月間、住職はご本山の仕事でぬける以外、1日のお休みも無く頑張るつもりで気合いを入れまくっています。
ご門徒の皆様も、楽しみにしていてください。


10月3日 (月)  感じてはいるものの

海徳寺住職つれずれ日記を読みました。
http://blog.goo.ne.jp/mhakusen/d/20051003
言われるとおりだと思います。

しかし、その間反対の行動を取ってしまう。
第3子にして長男の新発意、大学まで行ってちゃんと仏教を勉強して欲しいと、どうしても期待をかけてしまいます。いま中学3年生で来春には高校受験、顔を見ると「ちゃんと勉強やっとるか?」と口に出てしまいます。
自分のその頃を思い起こすと、当時はこの田舎には塾など無く、まったく勉強した記憶はありません。
しかし、今はいたる所に進学塾の看板が立ち、中学生が毎夜塾に通うのはごく普通となっています。情けなかな、そんな世間にドップリ漬かり流されてしまう親の姿がここにあります。

「木の上から見まもる」漢字のような親にはなかなかなれません。情けないことです

今夜も息子は一人慌てて夕食を食べ、友達と乗り合わせ塾へと向かっていきました。

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10月2日 (日)  秋の日曜日

今日は日曜日、朝から日曜学校の子どもが来るのを縁で待機。
門前の駐車場に車は入ってくるが、一向に山門をくぐってこちらには来ない、お尻を向けてみな出て行ってしまう大人ばかりである。
今日は門前の市役所広場で市民運動会、日曜学校は全滅かなと思っていたら、一人やって来ました。
「今日はだぁ〜れも、来んやろう!日曜学校やるの?」
しかたなく、1人でお勤めしてもらいました。
様々な行事とバッティングする秋の日曜日、それでも本堂は開けて待っています。
運動会の前にチョット子ども連れで寄っていってくれれば良いのに、と町の行事をやっかんだりすることです。

役場(今は市役所)とは友好関係、町の行事の時は正尊寺の駐車場はいつも満杯です。

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10月1日 (土)  お紐解き

午前のご法事のH家さんは、昨年先代が亡くなられ一周忌でした。
H家は亡くなられた先代のご主人が分家に出られた家ですが、古くからお仏壇をお迎えされお取越(とりこし)だけは毎年勤められていました。
今回一周忌をお勤めするにあたり、今のご当主から
「父はご本尊だけをお仏壇に安置してお参りしていましたが、この機会にちゃんとお脇掛(わきがけ)もそろえたい」
とのお話で、先日京都取材の折、親鸞聖人(しんらんしょうにん)と蓮如上人(れんにょしょうにん)のお脇掛をご本山からお受けし、今日お供してきたことです。

ご法事の始まる前にお紐解(ひもとき)をし、昨夜筆を取ったお裏書きも皆さんに披露し、お仏壇に掛けさせていただきました。
ご本尊の阿弥陀如来を中心に親鸞様と蓮如さまがおいでになる、真宗のお仏壇はこのようにお飾りするように作られている、やっぱりシャキッとして良い感じです。
お勤めの合間の法話にも思わず力が入りました。

−−早速、小型デジカメが威力を発揮しました−−

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